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映画

ヘル・ドライブ

DVDで「ヘル・ドライブ」を観ました。 とらえどころのないホラーでした。 深夜帰宅途中に、若い女が運転する四駆が、何者かを避けようとして、歩道に乗り上げます。帰宅してバンパーを見ると、血まみれの男が乗り上げていました。男は女を襲い、女は近くにあったゴルフクラブで男を撲り、森に埋めてしまいます。しかし男は死んでおらず、女に復讐を開始する、というストーリーです。 怖くないし、カメラワークも恐怖シーンも平凡だし、駄作と言っていいでしょうね。  一つ気になったことは、男が躁鬱病だということです。 躁鬱病なのに薬を飲むことを怠ったことが、凶暴な事件を起こしたきっかけ、というふうにほのめかされています。 私は、躁鬱病を患って障害者自立支援法の適用を受け、病状は「重度かつ継続」と認定されています。 躁状態のときに攻撃的になったことはありますが、せいぜい八つ当たり程度です。残虐な事件を起こした躁鬱病患者というのは聞いたことがありません。 なんだか差別的。 躁鬱病に限らず、精神疾患の患者が重大事件を起こす比率は、むしろ健常者より低いくらいです。 キチガイに刃物、と言いますが、精神病患者に刃物を持たせたら...
その他

暑い

暴力的な猛暑が続いています。 今はエアコンが普及していますから、職場でも家でも快適ですが、昔の人は辛かったでしょうね。 とくに平安貴族なんかは、暑い京都で、夏仕様とはいってもごてごて着こんで、シャワーもなく、石鹸もなく。 「源氏物語」では衣替えの記述がありますが、暑いの寒いのと愚痴をこぼすでもなく、登場人物は、ひたすら色恋沙汰に励んでいます。 まるで一年中快適であるかのごとく。  そういえば、「源氏物語」を有害図書に指定しろ、と言っている人がいました。 大丈夫です。 あんな長い小説、エロ目的では読み切れません。それに、エロ描写はほとんどありません。 でも、エロ部分を大幅加筆した現代語訳とかあったら面白いかも。 余計長くなっちゃいますね。  この猛暑、夏を楽しみたい青少年には盛り上がるかもしれませんが、くたびれた中年には、いかにもこたえます。
思想・学問

アウトサイダーと至高体験

イギリスの哲学者、コリン・ウィルソンは、誰もが体験する神秘的な状態を、至高体験と呼んでいます。これは心理学者のマズローが提示したもので、コリン・ウィルソンはこれを発展的に解釈しています。 至高体験は、ランナーズハイや薬物によるトリップとは違った、健康人が自己実現を果たそうとするときに起きるそうです。 人間は食欲・性欲・睡眠欲の三大欲求が満たされ、さらに名誉欲や金銭欲が満たされても、それだけでは満足できないようにできています。 そこで最後に現れてくるのが、自己実現欲求です。そしてこの自己実現欲求が満たされたときこそ、至高体験が生まれるのです。 コリン・ウィルソンは処女作「アウトサイダー」で、色々な芸術家などの、社会秩序の内にとどまることを拒否した人々の問題を扱っています。その内容は絶望的なものです。退屈な日常に倦み、世界の成り立ちに絶望した人々を扱って、知的スリラーとでもいうべきものです。ニーチェやドフトエフエフスキー、サルトルなどが論じられます。  「至高体験」は「アウトサイダー」で提示した問題への解答と読むことができます。 「アウトサイダー」は一種の文学評論ですが、「至高体験」は心理...
社会・政治

元死刑囚

飛行機を爆破した卑劣なテロリスト、金元死刑囚が来日しているそうですね。 大量虐殺の実行犯がどの面下げて乗りこんでくるのかと思ったら、まるで平気の平左でした。 犠牲者の人数や、事件の影響の大きさ、組織性、計画性などを考慮して、司法は死刑を選択したわけですが、政治的判断で死刑を免れるどころか、刑務所からも出てしまいました。 やったもん勝ちですね。 死刑を回避するにしても、せめて一生刑務所に閉じ込めて、社会的に抹殺してほしかった。 そういえば日本のテロリスト、あさま山荘事件で死刑が確定した坂口弘と永田洋子はいつまでたっても刑が執行されませんね。年くって死ぬのを待っているかのごとくです。 同じように、麻原彰晃も死刑は執行されないんじゃないでしょうか。殉教者になったら困りますから。 今麻原はオムツをしているそうです。おかしくなったか、おかしくなったふりをしているか、どっちかでしょう。霊感があるそうですから、夜な夜な犠牲者の霊に怯えているのかもしれませんね。 テロというのは多分大昔からあったんでしょうが、テロリズムという概念が普及したのは、フランス革命のとき、革命派が反革命派を大量虐殺したことに始...
その他

連休明け

三連休明けのせいか、朝猛烈に不安で、頓服でもらっている抗不安薬のワイパックスを飲みました。 このところワイパックスを飲むことがなかったので、かなり効いています。 不安は消えたけど、副作用ですんごく眠いです。 お昼休みはお昼寝かな。
美術

MASKS 仮の面

猛暑のなか、千葉市美術館に行ってきました。 「MASKS 仮の面」展です。NHKの日曜美術館で紹介されたせいか、盛況でした。 日本、アフリカの仮面を中心に、アジアやオセアニアの仮面がこれでもか、というほど展示されていました。 多くは、呪術的な意味合いの濃い、厄除けや、あるいは精霊を模ったものです。日本でいえば、天狗や鬼の面がこれにあたります。 そしてそれらは、不気味でありながら、どこかユーモラスです。 人々の暮らしがそうであるように。 呪術的な面に比べて、能面は、それが般若であっても爺であっても、また醜女であっても、はるかに洗練され、美的です。 とくに今回 の展示のように並べてあると、一目瞭然です。 人々の祈りが凝縮した呪術的な面も魅力がありますが、私はどうしても、スタイリッシュな能面に魅かれます。仮面―そのパワーとメッセージ佐原 真,勝又 洋子里文出版能面入門金春 信高平凡社
思想・学問

重力波

今朝の新聞に、アインシュタインが一般相対性理論で予言した重力波の存在を捉える大規模計画が動き出した、との記事が掲載されていました。 重力波は天体が回転する際に起こるさざ波のようなもので、これを観測することができれば、急膨張からビッグバンが起きた時期が判明し、宇宙論が飛躍的に前進する、とのことです。 一方、重力波が理論よりも弱かった場合、空間は三次元ではなく、ミクロの余剰次元が存在する証拠になるとか。宇宙は最大11次元だとする膜(ブレーン)宇宙理論が現実味を帯びてくるそうです。 いずれの場合も、一番乗りで発見すればノーベル賞間違いなし、とのことですが、アメリカもヨーロッパも同じ時期に観測を始めるとかで、熾烈な競争は始まったばかりです。 結果が出るのは2016年を予定しているそうで、重力波望遠鏡の建設に文部科学省がゴーサインを出したそうです。 文部科学省、やるぅ。 巨額の金がかかりますので、当然、国家プロジェクトです。 理系音痴の私ですら、わくわくするような話です。  事業仕分けとやらで、スーパーコンピューターの開発に関し、1位じゃなきゃダメなんでしょうか?と迷言をはき、事業を廃止に追い込...
映画

クライモリ デッドリターン 

クライモリ デラックス版 エリザ・デュシュク,エマニュエル・シューキー,リンディ・ブース,デズモンド・ハリントン,ジェレミー・シストジェネオン エンタテインメントクライモリ デッド・エンド エリカ・リーセン20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンクライモリ デッド・リターン トム・フレデリック,ジャネット・モンゴメリー,テイマー・ハッサン20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 「クライモリ」の第三作「デッドリターン」を観ました。 正直、退屈でした。 前二作が秀逸だっただけに、残念です。 こうやってホラーはお笑いになっていくのですね。
精神障害

OB

昨日は診察の後、リワークOB数名で近所のスーパー銭湯に行きました。 広いお湯は久しぶりでゆっくりできました。 露天風呂にサウナに冷水風呂、どれも気持ち良かった。 電気風呂というのは手足がびりびりして不気味でした。 OBのみなさんもそれぞれ順調に復職をはたしているようで、うれしいかぎりです。 なかには音信不通になった人や、医師から復帰を許されない人もいるようです。  それにしても、朝の憂鬱さなど、みな同じで、自分は独りではないと、つくづく感じました。
その他

三連休

三連休初日、だらだら過ごしています。 夕方からリワークの友人と会う予定です。 みなさん職場でじゃどんな思いを抱いているのでしょう? 楽しみです。
映画

アメリカンサイコ

昨夜はDVD鑑賞をしました。 「アメリカンサイコ」です。 リワークの友人がお気に入りとのことで、観てみました。 1980年代後半のニューヨーク、ウォール街で働くエリートサラリーマンの虚飾に満ちた生活と、物質的豊かさでは満たされない暗い欲望を描いています。 肉体の鍛錬を欠かさず、オイルフリーのフェイスソープで顔を洗い、ブランド物のスーツできめ、ディナーはいつも高級レストラン。夜はコカインや酒を欠かさず、婚約者と愛人がいるにも関わらず娼婦二人を同時に買い、しかも娼婦の裸より、行為中、鏡に写るおのれの肉体美に酔いしれるナルシストです。 しかし彼の本当の欲望は、快楽殺人なのです。 当時流行ったロックミュージックの薀蓄をたれるあたりは、「羊たちの沈黙」シリーズのレクター博士をほうふつとさせます。  映像はスタイリッシュで美しいのですが、それと対比するように怖ろしい殺人が行われます。 そして主人公はおのれの欲求を恐れ、心の底で社会に適応できないことに苦しんでいるのです。 凝った名刺を持っている同僚や、自分が住んでいるマンションよりも豪華な部屋に住んでいる友人、果ては予約困難な高級レストランを予約し...
思想・学問

聖人?

昨日の産経新聞に、インドのブララド・ジャニという83歳のおじいさんが、70年間飲食排泄を一切せずに生きており、このほどインド国防省が検査を行った、との記事が掲載されていました。検査は遺伝子レベルにまでおよび、結果が出るのは数か月先だとか。 同省は軍事面や食糧問題に応用したい、とコメントしているそうです。 2003年に医師団による検査が行われ、その時には10日間、飲食排泄を行わなかったことが確認されているそうです。 10日間というのは微妙ですね。 信じがたい話です。何かからくりがあってインチキをしているとしか思えません。 しかし私は、不明なことにはニュートラルな立場をとることにしていますので、この記事については、何も言えません。 地元では聖人として崇められているそうです。 既成宗教も新興宗教も信じられないようなことを言っていますね。私には信じがたいことですが、多くの人が、長いことそれらの教義を信じてきました。 ただ、宗教を媒介にして多くの思想や社会規範、芸術などが生まれたことは確かですし、宗教によって良い人生を送ることができた人がいたことも間違いないでしょう。 私はそこに、各種宗教の存在...
社会・政治

廊下すずめ

近頃、モンスターペアレントなる親たちが跳梁跋扈し、学校を苦しめている、という話をよく聞きます。 この種の人は相手が学校でなければクレーマーと呼ばれていますね。 人間関係が希薄になったせいだとか、校内暴力が流行った時期に中高生で、就職はバブル期、そのため教師を馬鹿にしている、という世代のせい、あるいは子供を学校にやるのを消費活動ととらえ、損したくないのだ、とか、社会学者は様々に解説しています。 本当のところはよくわかりません。 大正から昭和初期においても同様の現象がみられ、廊下すずめと呼ばれていたそうです。 そうすると時代のせいとばかりは言えませんね。 いずれにしろ厄介な存在で、社会人なら多かれ少なかれこういう器量の狭い困ったちゃんに苦しめられたことがあるのではないでしょうか。 三波春夫がテレビCMで、お客様は神様ですなどと、寝言を言っていましたが、あれは拝金主義を標榜し、金を落とすやつにはいくら媚びても平気です、と言っているようなもので、後の日本の消費者に誤ったメッセージを送りました。 客が神様であるわけもなし、金を払うやつが威張る道理もありません。もちろん、商品なりサービスなりを提供...
映画

クライモリ デッドエンド

「クライモリ」の続編です。 かなり強烈なスプラッターで、前作をしのぐ完成度になっています。 この手の映画で、続編が第1作より優れているのは珍しいのでは? 30年前に閉鎖された製紙工場。そこでは汚水が垂れ流されていました。 その汚水のため、近くの森の住民は引っ越していきますが、一家族だけが残ります。その家族の子供は汚水のせいで遺伝子異常を起こし、醜く、しかも筋肉が異常に発達します。さらに兄弟姉妹で近親相姦し、さらに異常な子供が生まれます。生きる術を失った家族はキャンプなどで森にやってきた人を襲い、これを食糧として生き延びるのです。 そこで、今回はサバイバルゲームのテレビ番組収録に訪れた人々と死闘を繰り広げます。 まずスプラッターの基本ともいうべき残虐シーンがこれでもか、と出てきて、さらにアクション、お色気、さらにはお笑いと、スプラッターとしては完璧です。カメラアングルを頻繁に変えるなどして、飽きさせません。スプラッターを見なれた人でも、予想を裏切る展開の連続です。 ただし、全然怖くありません。 どちらかと言うと滑稽です。 スプラッターもここまできたか、と半ば飽きれます。 お好きな方には、...
社会・政治

珍しい

祖母が15歳の孫を刺し殺したとか。 少年の両親は離婚して、妹とともに祖父母に育てられていたとのことで、珍しいケースです。 近頃親が子を虐待死させても、子が親を殺しても、さほど驚かなくなりましたが、今回は驚きました。 いったい何があったんでしょうね? 並大抵のことでは老婆が孫を刺し殺すなんてありえないと思います。 先日は、優先席に座っていた高校生の顔を傘で突いて大けがさせた高齢者者がいました。 数年前、切れる17歳、とか言って、少年の暴行事件が問題になったことがありました。 今度は切れる60代ですかね。 パピルスの昔から、今時の若者は批判の対象でした。 明治20年頃は明治生まれが国を滅ぼすと言われましたし、1980年代には若者を新人類と呼んでその行動は不可解とされました。 しかし今は、新人類も40代後半、社会の中枢を担っています。  いつの世も若者は頼りなく、上の世代から見れば不可解なもの。 永遠の繰り返しです。 犯罪行為を世代のせいにしてはいけません。 すべて、個人の責任に帰せられるべきですね。 子供叱るな来た道じゃもの、年寄り笑うな行く道じゃもの。   憂き世の恐ろしさは、人の想像を...
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