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精神障害

復讐

またもや、冷たい雨です。 こんな日は、体が重く、気分も憂鬱です。 昨夜、激しい夢を見ました。 パワハラを行った支社長、それを許した管理部長・総務課長・総務係長の四人を丸く並べ、糾弾するのです。 しかし、四人は平気の平左です。 そこで、四人の手の甲を錐で刺します。 四人は低く呻くだけで、反省しようとしません。 さらに、右手小指を包丁で切り落とします。 そこまでされても、悲鳴を上げるばかりです。 たまらず、私は鉈で四人の首を切り落とします。 鮮血が飛び散り、首が四つ、転がります。 寝汗をびっしょりかいて、目覚めました。 寝汗だけでなく、涙を流していました。 あんなことさえなければ、元気に働いていたものを。  恨みが晴れることはありません。
精神障害

ラーメン部

今日、水曜日はリワークプログラムが半ドンなので、ラーメン部の集まりがありました。とはいっても、ラーメンを食い、喫茶店に店を移して延々と馬鹿話を繰り広げる、というものです。リワーク仲間の集まりだからといって、病気の話や復職の話をしている、と思ったら大間違いです。 ラーメンは、新入りの私の願いを聞いてくれて、細まっすぐ麺のあっさりした塩で、私が最も好むタイプでした。私はこれを、一気に平らげました。 野郎ばかり六人、話は当然、下に下がっていきます。 素面で下ネタばかりを何時間も続ける愚か者の集まりです。しかし、おのれも愚か者の一人と知れば、これほど楽しい会もありません。 私たちは、四十面ぶら下げて笑い転げたのでした。
精神障害

雨が降っています。冷たい雨です。春の雨というわけにはいきません。 こんな日には、籠り居の欲望にかられます。暖かい部屋で、ぬくぬくとまどろんでいたいものです。 しかし、職場復帰を目指すため、障害者職業センターのリワークプログラムに参加しなければなりません。今日のメインは、SST(Social Skills Training)です。ロールプレイや問題解決技法などにより、社会生活技能を身につける、というものです。 ひらたく言えば、困難を感じる場面を設定し、どう対応したらよいかリワーク参加者同士で寸劇をやったり、話し合ったりするのです。 ちょっとバタ臭いやり方です。 わが国の伝統的精神文化からいえば、困難な事態も一時限りのこと、執着するなかれ、で終わってしまうようなことを、さも大問題かのごとく、取り上げるのです。それはそれでよし。早く走る方法みたいなものです。 傘さゝぬ人のゆきゝや春の雨 永井荷風の句です。この人はよほどあちこちを歩き回るのが好きだったらしく、雨の日に傘もささずにふらついているのですね。しかしこの雨は、今日のような冷たい雨ではなく、春らしい、暖かい雨であるようです。 私もまた、...
映画

山形スクリーム

DVDで「山形スクリーム」を観ました。じつに馬鹿馬鹿しい、ホラーコメディです。 先祖が平家の落武者を虐殺し、その祟りを恐れて代々祠を守って怨霊を封じ込めてきた山形の寒村で、観光開発のために祠を破壊したことから怨霊が蘇り、村人や東京から観光に来ていた女子高生を襲う話です。 ストーリーはホラー、作りはコメディです。「スクリーム」シリーズや「マーズアタック」、「八墓村」、「ゾンビ」など、多くの映画作品のパロディの要素を取り込みながら、竹中直人らしい、ハイテンションのおバカ映画に仕上がっています。 全体として笑えるし、俳優陣も豪華で、よくもここまでやったなあ、という感じです。  それにしても、山形の人がこれを観たら、複雑な心境になるでしょうね。山形スクリーム(2枚組) 竹中直人,成海璃子,沢村一樹,AKIRA,マイコ東宝
映画

フィリップ、きみを愛してる

昨日、近所のシネコンで「フィリップ、きみを愛してる」を観てきました。 同性愛の天才詐欺師が刑務所で知り合った美青年と恋に落ち、出所後もその愛を失いたくないために詐欺と逮捕、それに脱獄を繰り返す物語です。 作りはコメディ風のエンターテイメントですが、そこには詐欺を働き、嘘をつかずにはいられない主人公の悲しみと、恋しか知らない美青年の悲哀が感じられ、奥の深い映画でもあります。 また、この話は実話だというから驚きです。 時の州政府は困り果て、政治的判断で詐欺事件では異例の終身刑を言い渡し、今も獄に繋がれているそうです。まさに事実は小説より奇なり、を地でいっています。 同性愛者の恋愛を描いた物語というのは、生殖という人間の本能には基づかない故の、純粋さが浮き出てくるもので、物語作者にとっては、扱いやすい題材であるようです。 私はそれ故に同性愛の映画や文学を好んで鑑賞しますが、この映画で美青年を演じたユアン・マクレガーの演技があまりに真に迫っていたため、その気の無い私にとっては、ちょっと気味悪く感じました。いかにもなオネエではなく、自然なオカマぶりが、本物にしか見えなかったのです。大した役者根性...
散歩・旅行

銀座を

ぶらぶらしました。 この街は、渋谷や池袋と違って、騒音が無いのがいいですね。道幅も広く、整然としています。私は精神病を患ってから、極端に音に弱くなりました。静寂こそ、最高の音楽です。 多くの中国人観光客と思しき人々が、和光ビルなどをカメラにおさめていました。気候もよく、最高を銀ぶらです。 しかし、あまりに整然としすぎていて、人間味に欠けるきらいがあります。ウォーターフロントと呼ばれる地帯と相通ずるものがあります。もっともウォーターフロントは、その無機質さが売りなのでしょうが、生身の人間にはあまりに冷たく感じられます。 私は中学生のころ、銀座にほど近い場所にある進学塾に通っていました。通塾中に工事をしていたセゾン劇場前のとんがり屋根の交番が、すっかり古びていました。あれから四半世紀、古びるのも当然です。私もまた、古びました。紅顔の美少年は小太りのおじさんになり、無限の可能性は失せ、今は精神科に通院しながら職業訓練を受ける身です。 諸行無常とはいいますが、ああ、はれ。
文学

ヒトラー

ジョン・トーランドの名著「アドルフ・ヒトラー」を読みました。 この独裁者に関する書物は山のようにありますが、これがもっとも充実していて、客観的なのではないかと思います。 しかし私は、この冷静なアメリカ人の手による伝記からも、ナチへの秘かな憧れを感じ取りました。 もちろん、ナチズムの犯罪は別にして、戦国武将に憧れるように、ナチズムに憧れたところで、ちっともおかしなことではありません。あのスタイリッシュなSSの制服や、深夜、篝火をたいての党大会など、私も美しいと思います。 なぜ、激しく高揚した肉体と精神の運動は、破滅に向かっていくのでしょう。しかもそれは、道徳を超越した犯罪行為に結びつきます。ポル・ポトしかり。連合赤軍しかり。 私は精神を病む前から、こういった運動に強いシンパシーを感じてきました。 なにしろ民主主義は面倒くさくて、時間がかかって、格好悪いですから。 私はしかし、群れること、集団の利益のために個を殺すことが、何より嫌いなのです。アドルフ・ヒトラー 1 (集英社文庫)ジョン・トーランド,永井 淳集英社アドルフ・ヒトラー 2 (集英社文庫)永井 淳集英社アドルフ・ヒトラー 3 (...
その他

TAECO

私はヘビースモーカーではありませんが、二日に一箱程度タバコを吸います。しかし今のご時勢、喫煙者には非常に厳しいものがあります。 不惑を迎えたのを契機に、禁煙しようと思い、「TAECO」なる商品を購入しました。 電子タバコです。 充電式で、いつまでも使え、吸い込むと電子タバコの先端が燃えているように赤く光り、煙と見まがうばかりの水蒸気が出ます。 マイルドセブン味、とありましたが、そういう味ではありません。甘いような、水っぽいような、変な味です。 ただ、煙というか水蒸気はずいぶんでるし、たっぷりと吸い込めるので、気分は味わえます。まずはこれを利用して本数を減らし、最終的には完全禁煙を成し遂げたいと考えています。電子タバコ(タエコ)TaEco-G 6/26新商品サムライン(株)サムライン(株)
文学

もの狂い

すっかり春めいてきました。 春は、もの狂いの季節。 発情した猫の声もすさまじく、もうじき桜は狂ったように咲きみだれ、散りみだれます。 春の椿事とか称して、浮かれた愚か者が徘徊します。 猫と同様、人間も性欲高まる季節。私は精神病を発症してから、不能に堕していますが、それでも、人肌恋しい季節ではあります。 恋びとは 土龍(もぐら)のように 濡れている モダニズム俳句の代表的俳人、富澤赤黄男の句です。 恋人をもぐらに例えているのがおもしろいですね。 そして、どこか肉感的な感じがして、リアルな、どうかすると悪趣味な印象さえ受けます。しかしそれが、かえって春のもの狂いを連想させて、趣深いのでしょう。
映画

韓国ホラー

初めて韓国のホラー映画を観ました。 「箪笥」です。 久しぶりの、格調高い名作でした。 美少女姉妹と継母との葛藤を、美しい映像と音楽で描き出した悲劇です。 ホラーファンならずとも、映画ファンなら必ず観るべきです。  物語は、大別して二つしかない、というのが私の持論です。すなわち、恋の話と怖い話です。「箪笥」は、怖いというより切なく、美しい悲劇の名作です。 堪能しました。箪笥 イム・スジョン,ムン・グニョン,ヨム・ジョンア,キム・ガプスアミューズソフトエンタテインメント↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

空港

テレサテンの歌ではありません。 昨日開港したとかいう、茨城空港のことです。 羽田も成田も不便な立地。 今度はそれに輪をかけて不便です。関東の空港はどこも都心からのアクセスが悪すぎます。福岡空港などは交通至便ですね。 首都圏にも、都心にすぐに出られる空港がほしいものです。羽田は首都高速を使えば便利ですが、モノレールも京急もうんざりしますね。 東京湾を埋め立てて、都心まで十分以内の地下鉄をどーんと通してほしいものです。 日本の航空行政は失敗ばかりです。
精神障害

もう

リワークプログラムに参加して、明日で6週間がたちます。12週間のプログラムですので、ちょうど半分です。とりあえず、きちんと通っています。 同じような経験をした人ばかりなので、話が早く、なんとなくリラックスできるのです。 今日は今週で卒業する人たちの卒業発表が行われました。なんと八人も。 それぞれに思い入れがあるのでしょう。どの話も興味深いものでした。 私もようやっと、早く復職したい、という感情がわいてきました。
映画

ハサミ男

リワークは水曜日が半どんなので、駅前でチャーシューメンを食い、床屋により、例によってDVDを借りました。 タイトルは「ハサミ男」です。美少女の首にハサミをつきたてる方法の連続殺人がおき、その模倣犯らしき事件も起きます。ハサミ男の複雑な過去と精神状態、模倣犯がハサミ男を崇拝する点、警察の腐敗。 様々な要因が複雑に絡み合って、もの悲しい音楽とハサミの金属音が不気味さを盛り上げます。雰囲気といい、ストーリー展開といい、ホラー・ミステリーとしては素晴らしい出来で、久しぶりに堪能しました。ハサミ男 池田敏春,殊能将之,香川まさひと東宝ハサミ男 (講談社文庫)殊能 将之講談社
精神障害

昨日は雨。なんとなく体もだるく、リワークを休もうかと思いましたが、一念発起して行きました。ただ、電車と徒歩は我慢ならず、車で行きました。 これが良くなかったようです。  リワークに着いても、なんとなくだるく、頭がぼうっとするのです。 朝最寄駅まで5分歩き、6分間電車にゆられ、千葉駅から障害者職業センターまで17分歩く、ということが、私を覚醒させ、気分を良くしていたようです。これは新たな「気付き」です。リワークのプログラムには朝一番で30分程度のウォーキングがありますが、なるほど、よく体と心の連動性を心得ています。昨日はこのウォーキングも休んでしまいました。 今日は曇り空。これから晴れてくるそうですから、万歩計をポケットにしのばせて、元気に歩いていきましょう。
文学

早朝覚醒

今朝は四時に目が覚めてしまいました。早朝覚醒ですね。これは精神疾患の症状の一つで、時々現れます。そんなときは無理に寝ようとしないで、起きてしまうに限ります。 静かに、「角川春樹句集」など読んでいます。角川春樹の句は、どこか荒らしくて、俳句らしい枯れた感じがなく、面白く読めます。 例えば、 黒き蝶ゴッホの耳をそぎにくる 芸術家の狂気を黒い蝶に例えて、不気味です。  また、 少年期晩夏の海に銃を撃つ 少年期のいらいらした感じがよく出ています。  さらに、 鳥葬の人肉きざむ秋の山 秋の山というのどかなイメージと人肉きざむというおどろどろしいイメージが対比をなしています。 「角川春樹句集」は驚きに満ちていて、まだ暗い早朝の私を、震えさせるのです。地果て海尽きるまで―角川春樹「魂の一行詩」自選一〇〇角川 春樹,金田 石城角川春樹事務所
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