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社会・政治

怒鳴らないで

いよいよ菅総理が今日正式に退陣表明するようです。 福島原発の事故では、東京電力社員といわず、原子力保安院職員といわず、海江田経済産業大臣といわず、誰彼かまわず怒鳴り散らし、正確な情報を挙げても信用せず、結局誰からも毛嫌いされ、裸の王様となってしまいました。 出自が市民運動家ということで、誰でもいいから巨大な組織を悪者に仕立て、攻撃するのが習い性となっていたようです。 悲しいかな、おのれが最大の組織の最大の悪者になってしまったことに気付かず。 宇宙人総理、鳩山前総理から菅総理に交代したとき、少なくとも今度は地球人だろう、と思って期待したのですが、浅はかでしたね。 地球人ではあっても、日本人ではなかったようです。 悪代官面の官房長官も。 日本人であることより地球市民であろうと志向する人々が、権謀術数渦巻く国際社会で日本の利益のために働くわけもなく、結果はJapan Passingという形で現れました。 一般に管理職というのは、部下をおだててその気にさせ、気持ちよく働いて成果を上げるよう導くのが本道であろうかと思います。 私が接した多くの上司も、そういうタイプが多かったように思います。 しか...
思想・学問

マイクロRNA

大阪バイオマス研究所・名古屋大学・京都大学などの研究グループが、マイクロRNAという物質が脳の記憶を司る海馬や視神経の形成に関わっているらしいことを、突きとめたそうです。 世界初の快挙だとか。 左の写真が正常な海馬、右の写真がマイクロRNAを失くし、神経が異常になった海馬です。 マイクロRNAを働かないようにしたマウスでは、視神経の異常や色覚の異常、脳の矮小化などが起きたそうです。 てんかん患者や自閉症患者の治療に応用できるのではないかと期待されているそうです。 てんかんや自閉症が外科的な手術や服薬で劇的に治癒すれば、大発見ですねぇ。 うつ病や躁鬱病、統合失調症やパニック障害、強迫神経症などにも、きっと悪さをする物質がいるか、あるいは必要な物質が足りないんでしょうねぇ。 将来的には、現在の問診と投薬を中心とする精神科治療は、意味を失うかもしれませんね。 私が存命中は難しいでしょうが、心の病と言われるものが、心なんて曖昧なものではなく、脳の障害であることが証明され、脳外科の分野でことごとく解決できるようになれば、どんなに良いでしょう。 きっと精神障害者に対する差別も、軽減することでしょう...
社会・政治

またですか

もうあんまり中国のことは書きたくないんですが。 中国の漁業監視船が尖閣諸島付近のわが国領海を侵犯したそうですね。 今回は公船。 民間の漁船よりも事態は重大です。 中国に言わせれば、中国の領海だという理屈になるのでしょうが、明らかに日本を挑発して様子を見ようという意図がうかがえます。 以前、海上保安庁の船に体当たりしてきた漁船は、体当たりしてきたからこそ、公務執行妨害罪で船長らを逮捕できました。 しかしただ領海侵犯しただけでは、わが国は出ていくよう要請するだけで、なんらの実力行使もできないんですよねぇ。 これは領空侵犯も一緒ですが、中国の戦闘機や爆撃機がわが国上空に飛来しても、相手が銃撃してくるとか、爆弾を落とすとか、明らかな侵略行為を犯さない限り、自衛隊機はまるで敵機を守るかのように並んで飛び、領空から出ていくまで、出て行ってくれという信号を送り続けることしかできません。 冷戦時代には、毎日のようにソビエトの軍用機がわが国の領空を侵犯していたことはあまり知られていません。 ソビエトなんて、大韓航空機のような民間旅客機でさえ、領空侵犯すれば撃墜するというのに。 ていうか、わが国の対応が特...
文学

パパ・ダイキリ

この前の記事で、今日は愛酒の日だと書きました。 そこで外国の文学者で酒好きというと、中国の李白、米国のバロウズ、ヘミングウェイ、フランスのヴェルレーヌなどが浮かびます。 欧米の文学者は誰でも大抵酒飲みのイメージがありますね。 四六時中飲んでいる李白の詩を一つ。 春日 酔いより起きて志しを言う 世に処(お)ること 大夢の若し 胡為(なんす)れぞ 其の生を労するや 所以に終日酔い 頽然として前楹に臥す 覚めて来たって庭前を眄(なが)むれば 一鳥 花間に鳴く 借問す 此れ何れの時ぞ 春風 流鶯に語る 之に感じて歎息せんと欲す 酒に対して還(ま)た自ら傾く 浩歌して明月を待ち 曲 尽きて已に情を忘る この世は胡蝶の夢の如きもの、人生なにをあくせくと過ごす必要があろうかと、またまた酒に酔いつぶれていた李白が、酔いから醒めてふと庭先をなにげなく眺めやると、花の間で小鳥が一羽さえずっています。 李白が、「いまはいつ頃だろうか」とつぶやいたとき、枝々を飛びまわる鶯の鳴き声が春風にのって聞こえてきました。 李白の耳にはその鳴き声が「春だ、春だ、命に満ちた春の日だ」と聞こえ、彼は、生命の春を大いに満喫しよ...
文学

愛酒の日

今日、8月24日は私が偏愛する歌人、若山牧水の誕生日だそうで、大の酒好きだった歌人にちなんで、今日を愛酒の日と称しているそうです。 歌人の中でも若山牧水ほど多く酒の歌を詠んだ人も少ないでしょう。 白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしずかに 飲むべかりけり この歌は、おそらく和歌史上、最も優れた酒の歌でしょう。 膳にならぶ 飯しも小鯛も 松たけも 可笑しきものか 酒なしにして 酒がない食事など食事じゃない、と言っているようなもので、酒好きの私には腹に落ちますねぇ。 酒があると肴はより旨くなり、肴が旨いと酒はより旨くなるのですよねぇ。 減量中の私には残酷な歌です。 人の世に たのしみ多し 然れども 酒なしにして なにのたのしみ ここまでくると、なんだか意地汚い感じがしますねぇ。 酒に勝る楽しみは何もないというのですからねぇ。 彼は酒毒にあたって43歳で亡くなりますが、アルコール中毒で苦しんだという話は聞いたことがありません。 多分アル中になる前に肝臓がやられて死んじゃったんでしょうねぇ。 死んでも飲みたいとはまさにこのこと。 酒ほしさ まぎらはすとて 庭に出でつ 庭草をぬくこの 庭草を...
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