スポンサーリンク
映画

十三人の刺客

昨夜は久しぶりに大型時代劇を鑑賞しました。 「十三人の刺客」です。 将軍の弟で明石藩主は、残虐な暴君で知られていました。 藩主を諌めるため、部下が城門前にて切腹。 しかし将軍は、弟可愛さからか、弟をとがめることはありません。 時の老中は密かに旗本の島田を呼び出し、明石藩主を暗殺するよう命じます。 役所広司演じる島田は、信頼できる侍を集めます。 参謀役に松方弘樹、刀の達人役に伊原剛司、島田の甥に山田孝之、山で拾った身体頑強な山男に伊勢谷友介と、いずれ劣らぬ曲者ぞろい。 一方暴君の明石藩主に稲垣吾朗、その忠実な部下で島田のライバルに市村正親。 互いに謀略のかぎりを尽くして、戦います。 チャンバラシーンは十三人対二百余名。 仕掛けや火薬で翻弄し、暴君側の人数が減ったところで、本格的な切り合いとなります。 チャンバラの迫力もさることながら、暴君を演じた稲垣吾朗の不気味さが際立っています。 気に入らなければ平気で家来を切り殺し、慰み者にするために村の娘をさらって両手両足切り落とし、舌を抜く暴虐ぶり。 しかも飽きたら街道沿いに捨ててしまいます。 自分を狙う暗殺者たちとの戦いに酔いしれ、こんなに面白...
社会・政治

長幼の序

松本震災復興担当大臣が、就任からわずか9日で辞職しましたね。 原因は、岩手・宮城両県知事やマスコミに対する傲岸不遜な暴言によるもの。 昨日テレビ・ニュースでその時の様子を見ましたが、岩手・宮城両県知事に対し、まるでヤクザの親分が子分に対しているような物の言い方でした。 非常に不快でした。 宮城県知事が記者会見で言っていたとおり、国と地方公共団体との間に上下関係はありません。 それぞれ別個の組織です。 別の組織の長に向かって敬語も使わずべらんめぇの命令口調なんて、社会人としての常識が欠けていると言わざるをえません。 相手が年下だろうが、昔からの知り合いだろうが、他人行儀に接する必要があります。 長幼の序などと小賢しいことを持ち出して、大臣を待たせた宮城県知事をたしなめていましたね。 聖人之を憂うる有り。契をして司徒たらしめ、教うるに人倫を以てす。父子親有り、君臣義有り、夫婦別有り、長幼序有り、朋友信有り。  「孟子」に出てくる言葉です。 平たく言えば、聖人が憂いて部下に教育役を命じ、その教えは人倫に基づいており、親は子を可愛がり子は親を尊敬し、君主と臣下の間は上下の秩序で結ばれ、夫婦には...
映画

RPG

私はテレビゲームをやりませんのでよく知りませんが、RPG(role-playing game)と呼ばれる仮想現実の世界で遊ぶものが人気を博しているそうですね。 昨夜、これを現実の世界で遊ぶ大人たちを描いた「RPG」を観ました。 カナダのある森、高い木の塀で囲まれた大人のための遊園地は、バイキングだったり、ケルト王国だったり、シャーマンだったりの役を購入し、中世そのままの衣装をつけ、当時そのままの生活をしたり、他部族とゴムの剣で戦争ごっこをしたりする、ごっこ遊びの世界です。 そのごっこ遊びにのめりこみ、何日も滞在する恋人にふられそうになり、恋人を奪還するためごっこ遊びの世界に身を投じた若者。 最初のうち、みんなうすら笑いを浮かべながらいかにも遊び、という風情でしたが、恋人を生贄のためにさらったシャーマンがだんだん現実と仮想現実の区別がつかなくなり、その意志はシャーマンの子分たちに伝搬。 ゴムの剣を捨て、角材や小型ナイフで敵を襲います。 当然、襲撃を受けた側もこれに応戦。 冷静な者は駐車場に逃げ、車の中から警察と救急車を襲いますが、死傷者は多数にのぼります。 心理実験が悲劇的な結末を迎える...
文学

昨日はずいぶん水の事故があったようですねぇ。 楽しい川遊びや海水浴が、一転、地獄絵図に変わってしまいます。 怖ろしいですねぇ。 私が幼い頃を過ごしたのは、江戸川のすぐ近くの町でした。 ちょうど「男はつらいよ」シリーズで寅さんが立ち寄る葛飾柴又の辺りから、江戸川沿いに車で南に20分ほど下った、江戸川区篠崎という辺りです。 江戸川は大河ですので、子どもだけで江戸川の河川敷に行くことは厳禁でした。 子どもたちもあまりの川の大きさに、そこで水遊びをしようなどとは考えもしませんでした。 水遊びはプールで、というのが常識でしたねぇ。 しかし安全なはずの学校のプールでさえ、時折溺死する子がいますね。 先生たちもプールは不安の種でしょう。 そうは言っても、子どもたちは夏の水辺を精いっぱい楽しんでいます。 石がけに 子ども七人 こしかけて ふぐを釣りおり 夕焼け小焼け 北原白秋の歌です。 ふぐっていうのが本当かよと突っ込みたくなりますが、そういう地方なんでしょうね。 のどかに釣りを楽しむ少年たちの姿がほのぼのと浮かびます。 草わかば 色鉛筆の赤き粉の ちるがいとしく 寝て削るなり 同じく北原白秋の歌です...
社会・政治

埼玉県民の尖閣諸島

震災や原発の影響で尖閣諸島の話はいっこうに聞かなくなりました。 しかし日本人が忘れている間に、中国の潜水艦が尖閣諸島周辺をうろつき、わが国はそれに対し何もできないでいます。 頼みの米国も知らんぷり。 実際に尖閣諸島に中国人民軍が民間人を装って上陸してきたら、わが国の防衛当局はどうするのでしょうね。 きっと彼らは民間人に偽装しながら、武装してくるでしょうから、沖縄県警を派遣するのはいかにも危険です。 尖閣諸島の大部分を所有するのが、大宮の大地主であることはあまり知られていません。 1970年代前半に、坪30円、総額4千万円程度で購入したそうです。 目的は自然保護で、どんな大金を積まれても売るつもりはないそうですが、盛者必衰の理を知れば、首都圏の大地主といえども、左前にならない保障はなく、その時例えば中国政府の意を汲んだ者が何十億円もの金を積めば、首を縦にふったところで不思議はないし、また誰も正当な経済行為を責めることはできないでしょう。 買った当初はまだ中国政府は尖閣諸島の領有を声高に主張しておらず、当然に日本国の領土で、誰も無人島に大金を積むなどとは夢にも思わないから、坪30円という値...
スポンサーリンク