文学

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咳とくしゃみ

急に涼しくなったせいか、朝からくしゃみが止まりません。 背中から腰が重い感じ。 風邪のひき始めですかねぇ。 今度の土日はNHKの撮影があるというのに。 今日は暖かくして早目に寝たほうが良さそうです。 なんだか今年の夏は強制終了と言う感じで、突如として涼しくなりましたね。 これでは体がついていけません。 尾崎放哉に、 咳をしても一人 という有名な句がありますね。 寂寥感が漂う名句です。 でもあれ、咳だからさまになるのですよねぇ。 咳の子の なぞなぞあそび きりもなや   中村汀女 女人咳き われ咳きつれて ゆかりなし  下村槐太 痩身の 少女 鼓のやうに咳く   福田甲子雄 咳を詠んだ句は簡単に思い浮かびますが、あんまりくしゃみを詠んだ句は思いつきません。 でっかいくしゃみを事務室で連発していたのでは、滑稽どころか迷惑がられるだけです。 私は幼い頃から鼻が悪く、長いこと副鼻腔炎というのに悩まされました。 症状は鼻づまりとくしゃみです。 大人になってからは大分良くなったのですが、体調を崩すと真っ先に鼻にきます。 熱がでると不思議と鼻は治まって、熱が下がると咳がでて、というのが私の風邪のパタ...
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放哉

「放哉評伝」を読みました。 山頭火にかまけているうちに、もう一人の自由律俳句の巨人、尾崎放哉について知りたくなったからです。 よく、動の山頭火、静の放哉と言われます。 山頭火が晩年まで各地を行乞の旅を繰り返したのにたいし、放哉はサラリーマン生活を30代半ばで打ち切り、いくつかの寺の寺男や堂守をした後、晩年は小豆島の小さな庵に閉じこもって句作にはげんだからでしょう。 しかし2人には、共通点も多くあります。 ひどい酒飲みであったこと、多くの人に恥じも外聞もなく金の無心をしたこと、俳誌「層雲」の主要な同人であったこと、など。 句風は当然違ったものです。 山頭火は激しく、放哉は寂しげ。 つくづく淋しい我が影よ動かして見る この句は、読みようによってはずいぶん不気味な印象を与えます。 我の付属物であるはずの影と我とを同じ位置に置いて、影に呼びかけているのです。 一日物云はず蝶の影さす ここでも影が重要な暗喩を含んでいます。 こんなよい月を一人で見て寝る この句は放哉が否定した季語があり、わが国文学では重要なモチーフである月が正面から取り上げられ、放哉の芸術的精神がより自由になったことをうかがわせ...
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彼岸

今日は秋分の日ですね。 9月23日からずれるのは100数十年ぶりとか。 戦前は秋季皇霊祭という祭日で、この日に歴代首相は靖国神社に詣でる習慣があり、8月15日に参拝するとかしないとかいうことが問題になりだしたのは、ここ三十年ばかりのことです。 マスコミと政治家が、わざわざ問題でもないことを問題としてでっちあげてしまった不幸な出来事です。 暑さ寒さも彼岸まで、とか申します。 その言葉のとおり、今日の関東地方は曇って涼しいようです。 今年は残暑が厳しい年でした。 その残暑からようやく解放されるかと思うとほっとします。 涼しくなってきたところで、今日はこれから、どこへやら散歩に出かけましょうか。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
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昨夜

昨夜、NHKのディレクタ―が我が家を来訪し、1時間強、話しました。 NHK側は私が熱心に種田山頭火の句を読んでいたのがうつ病による病気休暇中だったということに喰いつき、どんな句によって救われ、また、元気づけられたのか、とか、うつ病回復後、新たに好むようになった句は何か、とかを聞かれました。 また、うつ病発症の詳しいいきさつも聞かれました。 どうも聞いていると、種田山頭火の芸術性について深く掘り下げる番組ではなく、東日本大震災をはじめ、精神的に弱りながら、山頭火の句によって元気を取り戻した人々に取材し、山頭火の句が持つ癒しの力に迫ろうという主旨のようです。 そのため、病気休暇中、近所の図書館で「山頭火全句集」に出会った時のことを再現するような場面や、今は元気に働いている場面を撮りたいとのことでした。 職場での撮影は問題があるので、出勤風景くらいにしてくれ、と頼みました。  そのほかに、10分くらい、山頭火について自由に語る場面を撮りたいとか。 なんとなく変な方向に進んでいるような気がしますが、私の経験がうつ病患者をはじめ多くの精神症状に苦しんでいる人の利益になってくれれば、これ以上の喜び...
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豪雨

昼休み。 外はひどい雨です。 今日は東日本全域が豪雨に見舞われるとか。 東日本大震災に襲われた方には、一年半の時を超えた涙雨となっていることでしょう。 あららかに わがたましひを 打つごとき この夜の雨を 聴けばなほ降る 若山牧水の和歌です。 私は今日の雨に魂を打たれてなどいません。 しかしうつ病が激しい時、雨は大敵でした。 雨が降ると布団から起き上がれなくなってしまうのです。 今はそういうこともなくなりました。 ただ鬱陶しいだけです。  病癒えて、ずいぶん楽に、生き易くなりました。 水不足が叫ばれる昨今、この雨が恵みの雨となることを祈ります。若山牧水歌集 (岩波文庫)伊藤 一彦岩波書店にほんブログ村 本・書籍 ブログランキングへ
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