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REAL

昨夜は北欧のサスペンス・ホラーを観ました。 「REAL」です。 ノルウェーとスウェーデンの国境地帯。 ノルウェー人のカップルが車でスウェーデンのスーパーに買い出しに出かけます。 しかし、帰り、高速道路が事故で通行止め。 森林のなかの田舎道を迂回することになりますが、車はパンク。 携帯も繋がらず、やむなく森の中の一軒家で電話を借りようとします。 老夫婦が住むその一軒家。 息子が帰ってくれば車を直せると言われ、しばし滞在することに。 でもその家、何か奇妙なのです。 そこいら中にカメラが仕掛けられ、女の悲鳴などが聞こえてきます。 じつはその家、殺人動画を配信して金儲けをしている殺人一家だったのです。 この映画の面白いところは、殺人一家に敢然と立ち向かうノルウェー女の活躍です。 女が痛めつけられ、殺害されるのかと思いきや、殺人一家を皆殺しにし、この家の悪事を暴いてしまいます。 独特の爽快感があります。 しかもこれ、実話を基にしているというから驚きです。 殺人動画って、けっこう欲しがる人がいるんですねぇ。  国境は海のわが国に住んでいるとよくわかりませんが、ノルウェーとスウェーデンの国境地帯に住...
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悪人

吉田修一の小説を映画化した名作の呼び声高い「悪人」を観ました。 一言で言うなら、大ドラマですね。 祖父母の面倒をみて暮らす土木作業員と、紳士服店に勤めてアパートと職場を往復するだけの中年女が刹那の恋に惑う話ですが、土木作業員は出会い系サイトで知り合った若い女を殺害した過去を持っています。 中年女はそれを知りながら、ひたすら逃避行を求めます。 その逃避は、警察からのそれだけではありません。 中年女は、おそらく退屈しきった日常から逃れたかったのでしょうね。 妻夫木聡演じる犯人の祖母役の樹木希林が良い味をだしています。 この映画、評価は高いようですが、私には退屈でした。 当たり前のことをさも重大な発見であるかのように描いているからです。 人間が孤独なのは誰でもそうですし、日常が退屈なのも当たり前です。 それをおのれ一人が背負った業であるかのように思うのは傲慢というものです。 感動の押し売りのようで、迫ってくるものがありませんでした。悪人 スタンダード・エディション 妻夫木 聡,深津絵里,岡田将生,満島ひかり,樹木希林東宝悪人吉田 修一朝日新聞社↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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スプライス

昨夜は異色のSFサスペンス「スプライス」を鑑賞しました。 製薬企業に勤務する科学者の夫婦。 二人は会社からのプレッシャーから功を焦り、秘密裏に動物と人間のDNAを結合させた遺伝子組み換え生物を作り出します。 ヒトのような鳥のような両生静物が生まれ、二人はそれをドレンと名づけ、こっそり育てます。 驚異的なスピードで成長し、驚くべき知能を示すドレン。 二人を親のように慕っていたドレンはやがて美しい女性となり、夫を誘惑します。 そしてさらなる進化を遂げ、二人には手に追えない怪物が生まれてしまいます。 生命倫理の問題をかなり直接的に扱っており、単純なゲテモノ映画ではない、問題作に仕上がっています。 遺伝子組み換えやDNAを研究する方にはぜひ観ておいてほしい映画です。スプライス ヴィンチェンゾ・ナタリ,ギレルモ・デルトロ,ジョエル・シルバーポニーキャニオン ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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バタフライ・エフェクト

昨夜は久しぶりに文句なしに面白いサスペンス風のSFを観ました。 「バタフライ・エフェクト」です。 バタフライ効果(エフェクト)とは、カオス理論を端的に表した比喩で、ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか、という講演のタイトルに由来します。 カオス理論とは、小さな要素が複雑な結果をもたらすことです。 すなわち、数学上積分による解が得られないため、数値解析による他はなく、しかも数値解析は無限でなければ解は得られないが、数値を計算するには有限でしかあり得ないため、ランダムではなくて決定論的な結果であるにも関わらず、予測ができないことです。 それを端的に表すと、ブラジルで蝶がはばたくとテキサスで竜巻を起こす、という、風が吹けば桶屋がもうかる、みたいな話になるわけです。ちなみに、風が吹くとなぜ桶屋が儲かるかというと、以下のような理由だそうです。 ①大風で土ぼこりが立つ。②土ぼこりが目に入って、盲人が増える。③盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)。④三味線に使う猫皮が必要になり、猫が殺される。⑤ネコが減ればネズミが増える。⑥ネズミは桶を囓る。⑦桶の需要が増え桶屋が儲かる...
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運命のボタン

キャメロン・ディアス初の本格サスペンスというふれこみの「運命のボタン」を観ました。 でも内容はサスペンス風のSFですね。 ある日、顔が半分焼け爛れた老紳士が現れて、24時間以内にボタンを押せば100万ドルやる代わりに、見知らぬ誰かが死ぬ、という赤くて大きなボタンがついた箱を置いていきます。 それを押すかどうか夫婦で協議した結果、夫は胡散臭いと言って押すことに反対しますが、妻は100万ドルという大金に目がくらみ、ボタンを押してしまいます。 100万ドルは翌日キャッシュで支払われますが、夫婦を訳が分からない不条理な出来事が立て続けに襲います。 前半は謎がからまる不条理劇。 後半からは、どうやら終末論的な、人間を破滅させるかどうかを、老紳士の依頼主が試すため、ボタンのゲームを繰り広げているらしいことがわかります。 この手の作品、ハリウッドでは最近よく作られますね。 キアヌ・リーブス主演の「地球が静止する日」とか、「2012」とか。 破滅という観念は人を浮かれさせるようで、平安時代も末法思想が流行ったし、明治維新前夜のええじゃないか、それに滅び行く武家を描く籠城の末の落城、近くは全共闘の安田講...
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