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パラノーマル・フェノミナン

やっちゃいましたねぇ。 「パラノーマル・フェノミナン」。 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」、「クローバー・フィールド」、「レック」、「パラノーマル・アクティビティ」とヒット作を連発し続けたフェイク・ドキュメンタリー。 二匹目どころかもう何匹目だかわからないほどのドジョウがいるのに、また作っちゃいました。 そして私は、性懲りもなく観ちゃって、損した気分です。 まあ、レンタル代100円也ですから、腹も立ちませんが。 ホラー監督のもとに送られてきたという超常現象を撮影した映像を紹介するという体裁のフェイク。 一本目はラブホテルを訪れたカップルを襲う超常現象。 より本物っぽく見せたかったのか、顔にモザイクはいただけません。 役者が顔隠してどうするんですか。 二本目はパワースポットを訪れたおねえさん三人組が奇妙な現象にあうのですが、叫んだりUFOやら岩やらが飛んでいたり、笑いをとるにもお粗末というものです。 フェイク・ドキュメンタリーはもはや流行りを過ぎました。 奇をてらうのは止めて、王道のホラー映画を作ってください。パラノーマルフェノミナン 白石晃士ビデオメーカーブレア・ウィッチ・プロジェク...
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変態村

フランスのかなりイッチャッテる映画、「変態村」を鑑賞しました。 それにしてもこの邦題、なんとかなりませんかねぇ。 国中をワゴン車でドサ廻りしているイケメン歌手。 クリスマスコンサートに向かう途中、地図にない村に迷い込みます。 車が故障してやむなく近くのペンションに宿泊します。 ペンションの主人、かなり変態です。 イケメン歌手を途中から逃げた女房と思い込み、女装させて犯すは、逃げたといって十字架に縛り付けるは、完全に不条理の世界です。 ペンションの主人と対立する村人たちに助けを求めますが、村人たちは豚をも犯す通人です。 やっぱりイケメン歌手をペンションの主人の女房と認識し、次々犯します。 ハリウッド映画にはない、因習的で不潔なヨーロッパの田舎が、陰惨な雰囲気を盛り上げます。 不条理を描いた映画としては特筆すべきものですが、あまりに奇妙で一般の映画ファンにはお勧めできません。 奇妙で暗い映画がお好きな人はどうぞご覧ください。変態村 ファブリス・ドゥ・ヴェルツ,ロマン・ブロタキングレコード↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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ヴィタール

不朽の名作「鉄男」及び「鉄男Ⅱ」で、肉体を題材に無機質な美を描き出した塚本晋也監督。 その塚本監督による、愛する者の死とその肉体との会話を静かに謳いあげた「ヴィタール」を鑑賞しました。 交通事故で記憶をなくした医学生、高木。 偶然にも、同じ事故で亡くなった恋人が献体し、その遺体を高木が解剖することになります。 少しずつ記憶を取り戻していく高木。 同時に、中有の闇を彷徨う恋人と過ごす時間を持つようになります。 そしてその時間は、夢のような現のような、もう一つの現実。 今ここに生きてあるのと同様に、リアルなのです。 亡くなった恋人に嫉妬する女子医学生。 しかし美しい思い出でしかない恋人に勝てるはずもありません。 解剖にのめり込む高木。 それを見つめる女子医学生。 肉の塊でしかないはずの遺体が、体が鉄に変化していく男の苦悩を描いた「鉄男」の鉄とだぶります。 身近な者の死を描いた映画では、「息子の部屋」が高い評価を得ていますが、私は涙の押し売りみたいで好きになれませんでした。 しかし「ヴィタール」では、幻想的な映像美で、涙を使わずに身近な者の死が意味するところを突きつけ、それはとても切ない印象...
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END CALL

日本を舞台に女子高生の都市伝説を題材に米国で製作され、米国、欧州で公開されて話題となったJホラーの快作「END CALL」を鑑賞しました。 禁じられた呪いの番号に深夜0時に電話をかけ、願い事を言うと願いがかなう代わりに通話時間分だけ寿命が縮む、という都市伝説。 それを知った女子高生たちは、友達には内緒で電話をかけ、彼氏がほしいだとか、飲んだくれの父親から逃れたい、だの気軽にお願いします。 そしてそれは、翌日にはかなってしまいます。 通話時間というのがみそ。 いったんかけたら、バッテリーを抜こうが解約しようが、きることができないのです。 それで月160万円なんていうあり得ない請求書がきて、風俗でアルバイトをする娘がでたり。 オチはなんとなく予想できました。 終始暗い映像で雰囲気を盛り上げ、美少女揃いの女子高生にイケメンの彼氏というのも現実離れしていてこの種の映画では嫌味を感じません。 わりと良くできたホラーだと思います。End Call 芳賀優里亜,臼田あさ美,小林俊,玲奈,永岡佑TOブックス ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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ぼくのエリ

朝っぱらから幻想的で美しい映画を観ました。 「ぼくのエリ」です。 スウェーデンはストックホルムのアパートに母親とくらす12歳の少年、オスカー。 彼はいじめられっ子で怖ろしい殺人事件の新聞記事をスクラップにすることが趣味の孤独な少年です。 ある時、隣に初老の男と少女が引っ越してきます。 アパートの中庭に夜出ると、少女が薄着でたたずんでいます。 ぎこちなく挨拶を交わし、その後毎夜のようにオスカーと少女エリは逢瀬を重ねていきます。 ここまではスウェーデン版「小さな恋のメロディ」といったところ。 しかし町では不可解な殺人事件が頻発するようになり、エリは永遠に12歳の少女のまま町から町へと渡りあるいて生きる吸血鬼だと、オスカーは気付きます。 それでも互いに恋情を抱きあい、遠からず訪れるであろうエリの移動の日を怖れます。 日の光を浴びると焼け死んじゃうとか、招待の言葉を聴かなければ他人の家に入れないとか、吸血鬼の属性は一般的なそれと変わりません。 エリに使える初老の男、素性は明かされませんが、エリが犯罪を犯さなくてすむように、夜な夜な殺人を犯しては血液を抜き取ってエリの元に届けています。 冬のスト...
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