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弟切草

昨夜、DVDで「弟切草」を観ました。 ゲーム会社でバイトをしている奈美(奥菜 恵)は、突然現れた弁護士から、本当の父親が別にいて、その父が亡くなり遺産を受け取ることになることを告げられる。奈美は自分のルーツを知るため、元恋人のゲーム会社社長の公平(斉藤陽一郎)と共に亡父の屋敷へと向かう。  そこは、深い山中うっそうと茂った弟切草に覆われた洋館。屋敷の中には、奈美の亡父で世界的に有名な前衛画家・階沢蒼一の未発表作が残されていた。屋敷を探索する奈美と公平が発見したのは、奈美の双子の妹・直美の存在・・・。 やがて亡父・蒼一が犯してきたタブーの数々が明らかになると同時に、二人は何者かがしかけた罠、襲撃によって逃げ道のない恐怖の世界へと引きずり込まれていく。  ホラーの形はとっていますが、狂気の芸術に取りつかれた親子二代の物語とみるのが正しいでしょう。 ゲームが広く売れているようです。弟切草 特別編 インタラクティブエディション 小倉和彦,長坂秀佳,中島吾郎,仙頭武則パイオニアLDC
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殺人ネット

昨夜、DVDで「殺人ネット」を観ました。 女子高生仲良し五人組が、ふとしたことでいがみあい、愛憎劇を繰り広げるどこか同性愛の匂いがする、青春映画でした。 タイトルは過激で、現に自殺や殺人も起こるのですが、あくまでメインは女子高生たちの関係性の変化にあると思います。いわゆるサスペンスや学園ホラーとは一線を画す、上品な映画でもあります。 私は充分、楽しめました。殺人ネット 井村空美,神崎詩織GPミュージアムソフト
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リアル鬼ごっこ

昨夜、DVDで「リアル鬼ごっこ」を観ました。 以前原作を読んだのですが、文章がプロとは思えないほど稚拙で、内容も混乱していて、つまらなかったのを思い出します。 著者インタビューでは、元々読書が嫌いで、小説を読んだことがほとんどなかったのに、書いてしまい、自費出版したら売れてしまった、と語っていました。 映画では、原作とはかなり違うストーリー展開になっており、しっかりと作っておりました。 パラレルワールドで、佐藤という名の王が支配する世界に飛んだ佐藤翼という少年が、ある理由で佐藤姓の者を皆殺しにしようとする王が考えたリアル鬼ごっこというゲームから逃れ、このゲームが行われるにいたった本当の理由と陰謀を暴きだす、というストーリーです。 原作では、単に王様が自分と同じ姓を名乗る者が多いことに腹を立てただけ、ということになっています。 いわばハードジュブナイルとでもいうべき作品で、中高生向けと思われますが、大人が観ても楽しめる、C級 娯楽大作に仕上がっています。 柄本明がなかなかの怪演を見せて、効果的です。リアル鬼ごっこ スタンダード・エディション 石田卓也,谷村美月,大東俊介,松本莉緒,吹越満...
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イン・ザ・カット

不覚にも風邪をひいたようで、今日は寝ていました。昨夜半裸で寝たのが失敗だったようです。 今日はDVDで「イン・ザ・カット」を観ました。 一応殺人事件が起こるサスペンスなのですが、どちらかというと女の性を描く官能的な作品でした。メグ・ライアンがむやみに全裸になってセックスしまくるのはご愛嬌ですが、正直何を言いたいのか良く分からない、中途半端な映画でした。 名作「ピアノ・レッスン」を撮った女流監督、カンピオンの作品とは思えません。 製作が二コール・キッドマンということで、カンピオン、メグ・ライアン等有名どころの女性の名前だけで売っているような感じでした。イン・ザ・カット ジェーン・カンピオン,スザンナ・ムーア,スザンナ・ムーア,ニコール・キッドマン,ローリー・パーカーソニー・ピクチャーズエンタテインメントピアノ・レッスン ホリー・ハンター,ハーヴェイ・カイテル,サム・ニールCICビクター・ビデオ
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ミラーズ

昨夜、DVDで「ミラーズ」を観ました。 鏡を媒介にして不思議な出来事が起こるホラーサスペンスです。 五年前に火事で廃墟となったデパート。鏡で覆われた精神病院の拘束室。真夜中の警備。怖い小道具がずらりとそろっています。「リング」を思わせる謎解きの要素が強いですが、観る者をぐいぐいと引き込んでいきます。 そして、衝撃のラスト。的中率0%を謳い文句にしているだけあって、とても予測不可能なラストです。 堪能しました。ミラーズ (完全版) キーファー・サザーランド,ポーラ・パットン,エイミー・スマート20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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REC

昨夜、DVDでスペインのパニック映画「REC」を観ました。 「ヴレア・ウィッチ・プロジェクト」や、「クローバーフィールド」等と同様、登場人物の視点のみから撮影された映画で、この種のもののなかでも、特に迫力がありました。  2007年。スペイン、バルセロナ郊外。ローカルTV局の若い女性レポーター、アンヘラはカメラマンと共に消防隊の密着取材をしていた。 深夜、老婆の叫び声を聞いたという通報を受けて現場アパートに急行すると、そこにはこの世の者とは思えぬ老婆の姿があった…。その後、突如、封鎖されるアパート。その中で拡がり出す“ある病原菌”。閉ざされた空間で、究極の恐怖に直面することとなった人々には、隠れ、逃れ、必死に生き残ろうとする以外、術がなかった。 次第に露わになる謎、明らかになるほど増していく恐怖の出来事を克明にカメラはとらえ続ける。女性レポーターとカメラマンが最後の一瞬まで記録しようとしたもの。それは、逃げ場のない、戦慄の事実。 私は、いわゆる日本浪漫派の文学を専攻しました。そこには、常にこの世ならぬ物への予感が描かれています。  三島由紀夫の「美」。能の「幽玄」。「源氏物語」に代表さ...
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多譲丸

近所の映画館に「多譲丸」を観に行きました。 畠山家の長男次男と次男の許嫁、それに畠山家の芋を盗みに入った少年が親交を深めながら成長します。しかし芋泥棒の桜丸が陰謀をめぐらして畠山家の長男を殺して家督を奪い、次男は盗賊、多譲丸として生き延びます。 因果はめぐり、桜丸と多譲丸は直接対決。刃の争いの末、多譲丸が桜丸を討ちますが、畠山家の家督を継ぐことなく、許嫁とともに盗賊として生きていく、という物語です。 応仁の乱が始まった時期を舞台に、萩原健一演じる足利将軍がじつに不気味で悪辣に描かれます。この映画の真のダークヒーローです。このダークヒーローに、酔いました。 衣装も豪華、映像も美しく、アクションも良いのですが、自由だの、愛だの、室町時代の日本には存在しなかった概念を恥ずかしげもなく多譲丸が語るのがしゃらくさい。 時代劇なら野暮なセリフは吐かせずに、芝居で語らせて欲しいものです。
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神の左手悪魔の右手

DVDで「神の左手悪魔の右手」を観ました。もともと楳図かずおのホラーコミックということで、安っぽくで残虐シーンが多いのが特徴です。 娘のために自作で殺人劇の絵本を書いていますが、いちいちそれを実行する殺人鬼を、田口トモロヲが演じて不気味です。怪演というべきでしょう。 ちょっと作りすぎな感じはしますが、ホラーという性格上、許されるでしょう。神の左手 悪魔の右手 楳図かずお,松枝佳紀松竹
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台風一過

大型で恐れられていた台風が過ぎていったようです。私の近所はもう晴れています。生ぬるい南風が吹いていますが、その程度です。なんだか呆気なかったような。 私は車通勤ですので、交通障害も関係ありません。 昔、「台風クラブ」という映画がありました。台風を待ち望む中学生たちが、台風の夜、学校に集まり、乱痴気騒ぎを繰り広げ、それは狂気にまで高められていく、という話です。中学生たちの過剰なエネルギーが、瑞々しく描かれていました。 きっと今回の台風にも、そんな中学生がいたかもしれませんね。台風クラブ 工藤夕貴,大西結花,三浦友和パイオニアLDC
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もうひとりいる

DVDで和製ホラー「もうひとりいる」を観ました。 美少女三人のグラビア撮影を廃校でおこなっているところ、それぞれの登場人物がドッペルゲンガー現象にあい、恐怖に追い詰められていく、という話です。私は寡聞にして知りませんでしたが、三人の美少女、結構な人気を博していたそうですね。たしかに、美少女でした。映像もきれいで、残虐なシ-ンがほとんどなく、気楽に楽しめました。 ドッペルゲンガーといえば、もう一人の自分を見た者は死ぬ、という言い伝えです。日本語では、自己幻視とか言いますね。芥川龍之介が体験したと、作品に書いていました。 雨に閉じ込められて、微熱の頭で見るには、良かったと思います。もうひとりいる
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カムイ外伝

昨日、「カムイ外伝」を観てきました。 正直言って、駄作です。 アクションエンターテイメントなのか、差別の問題を描きたいのか、よくわからなくて、中途半端でした。 アクションエンターテイメントなら、小難しいことは無しにしてほしい。 社会派時代劇なら、なぜ最下層の階級に生まれたカムイが忍者となったのか、また、なぜ命を賭してまで抜忍となったのか、ということを描いてほしい。 これでは原作が泣くというものです。キネマ旬報 2009年 10/1号
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ダークナイト

DVDで「ダークナイト」を鑑賞しました。 正義の味方、バットマンと、悪のジョーカーが対決する話です。 しかし、私は不思議なことに、町の破壊と、人間は邪悪な存在であることを証明しようとするジョーカーに、深いシンパシーを感じました。 人間は善だとか、悪だとか、愚かしいことです。 人間は、自然です。 それを善とか悪とか決めたのは、まさしく人間です。今の人間が悪と考えること、虐殺や、泥棒、それが本来悪なのか、人間の自然なのか、私には分かりません。私とて、殺してやりたいやつもいます。時には、犯罪を夢想します。しかし、それが悪なのか、私は言い切れません。  ジョーカーが哀れなのは、自らを悪の代表のごとくに考えていることです。それが単なる自然なのかもしれないのに。 それにしても、ジョーカーの不気味な怪演が光る、魅力的な映画でした。 ダークナイト 特別版 クリスチャン・ベイル,マイケル・ケイン,ヒース・レジャー,ゲーリー・オールドマン,アーロン・エッカートワーナー・ホーム・ビデオ
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地球が静止する日

昨日、DVDで「地球が静止する日」を観ました。 キアヌ・リーブス演じる宇宙の高度な知的生命の代表が、人間の野蛮な本質を見抜き、地球を守るため、人類を滅亡させる決意をし、それを実行に移しますが、人類には進化する可能性があると感じ、計画を中止する、という話です。 例えばウイルスが人間を攻撃し、ウイルス自身が死滅するにも関わらず、宿主を殺すように、人間は滅亡を知りながら地球環境を悪化させる悪である、というテーマが語られます。 キアヌ・リーブスが、科学者に「地球が滅んだら人類も滅亡するが、人類が滅んでも地球は滅亡しない。一つの種の存亡よりも地球の存亡が大切だ」という言葉が、胸を打ちます。 荒唐無稽な話ですが、極めて示唆に富んだ映画です。地球が静止する日 キアヌ・リーブス,ジェニファー・コネリー,ジェイデン・スミス,キャシー・ベイツ20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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シャッター

奥菜恵のハリウッドデビュー作「シャッター」のDVDを昨日観ました。 ハリウッドのホラー映画というと、狂気じみた殺人鬼が出てくるか、あるいは神様だとか悪魔だとかの話が多いですが、これは極めて日本的な恐怖を描いた映画です。舞台も東京です。 アメリカ人写真家に捨てられた奥菜恵演じる通訳が自殺し、怨霊となって写真家に取りつく話です。「四谷怪談」や「牡丹灯篭」に通じる、女の怨霊です。 それにしても、幽霊はなぜ女が多いのでしょうね。 しかも、醜い女は少なくて、大体が美女です。 男の怨霊というと、菅原道真とか平将門とか、巨大な霊力を持つものが多いようです。 個人的には、子供や赤ん坊の怨霊が怖いと感じます。シャッター (特別編) ジョシュア・ジャクソン,奥菜恵,レイチェル・テイラー,宮崎美子,山本圭20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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食人族

DVDで「食人族」を観ました。1983年公開の、古い映画です。当時私は中学生で、さして興味を持ちませんでした。最近、ドキュメンタリー風に描かれていると聞いて、にわかに興味を持ち、観てみました。 ドキュメンタリー風に描かれたノンフィクションで、後の「ヴレア・ウィッチ・プロジェクト」などに通ずる先駆けとなった作品と思われます。 内容は、アマゾンの奥地に存在するという食人の習慣をもった部族に接触しようとしたアメリカの取材班が、その部族に攻撃的な態度をとったため、逆に虐殺されてしまう、というものです。 人といわず、獣といわず、残虐な虐殺シーンがこれでもか、というほどしつこく描かれる、下品な映画です。 しかし、それは果たして下品なのでしょうか。 私たちは、日々、誰かが殺した豚や牛や鳥や魚を食べています。ただ、殺す場面に接していないというだけです。 そしてまた、人類の歴史は戦いと虐殺を繰り返すものでした。 我がくにびとは、戦の戦利品として、人の首を切り落とす、首狩族でもありました。 それを考えれば、アマゾンの奥地にそんな部族がいようと、責めることはできますまい。鯨やイルカを食うことも、犬を食うこと...
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