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密室劇

なんだか台風を思わせるような風雨に閉じ込められ、いっそ自虐的に、閉じ込められる恐怖を描いたDVDを鑑賞しました。 「エレベーター」です。 世に密室劇と呼ばれるジャンルがありますね。 多くは警察の取調室などで、2、3人の登場人物がセリフのみで描き出す心理劇です。 今日観たのは、おそらく世界で最も狭く、しかも登場人物が多い密室劇ではないでしょうか。 ある高層ビルの最上階で行われる投資会社のパーティに向かうエレベーターに閉じ込められた9人の物語です。 9人の関係性が複雑です。 引退を決意した投資会社の会長とその孫娘、会社の現役社員の男2人と女1人、現役社員の婚約者でニュースキャスターの女、投資家の老婆、それに余興で呼ばれた売れないコメディアンと警備員です。 で、まずは人種的背景から言って米国らしい多様さ。 コメディアンはユダヤ系、警備員は中東系、ニュースキャスターはインド系、他は外見から言って、いわゆるWASPかと思われます。 コメディアンがいきなり人種差別的ジョークを飛ばします。 すなわち、中東系の警備員をテロリスト呼ばわり。 しかし、自ら「5,000年虐げられてきた」とほざき、ユダヤ系だ...
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スラッシャーパーティー

午後の出張先での会議、呆気なく終わったため、とっとと家に帰って少し昼寝してから、ホラーDVDを鑑賞しました。 「スラッシャーパーティ」です。 テレビドラマで殺人鬼と対決するヒーローを演じる二枚目俳優。 彼は森の中の豪邸で開かれたパーティーに参加し、酒を飲み、マリファナをやり、何人ものファンの女と情事を楽しみます。 絶倫ですねぇ。 羨ましいかぎりです。 俳優は酔いつぶれて眠ってしまい、目が覚めると、豪邸から外に通じるドアは全て鍵が掛っており、窓と言う窓にはブラインドが降りて、開けることができません。 要するに、迷路のような作りの豪邸に閉じ込められてしまったわけです。 閉じ込められたのは、俳優の他、若い女が三人と、オタクっぽい男が1人。 携帯電話に、殺人ライブの映像が送りつけられます。 恐慌に陥る若者たち。 しかし、それは女たちによる悪戯だったのです。 悪戯と気付かない俳優とオタクは、生き残りをかけて戦います。 その中で、俳優の、主に女関係の乱れた関係が暴露され、不幸な事故で女たちとオタクは悲劇的な結末を迎えます。 そんな中、俳優は生き残り、さらなる飛躍を遂げる、という物語。 正直、退屈で...
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トランス・ワールド

なかなか緻密に作り上げられたミステリアスなSF作品を鑑賞しました。 「トランス・ワールド」です。 人里離れた森の中の小屋で、3人の男女が出会います。 一人は車がガス欠となり、夫がガソリンを買ってくると言ったきり戻らないため、道から森に入ってきた若い妊婦。 一人は車が自損事故で動かなくなったという若い男。 最後は強盗事件を起こして逃げる途中、共犯の恋人に捨てられ、車から降ろされたという若い女。 しだいに3人は力を合わせて難局を乗り切ろうとしますが、何かが奇妙です。 どこを歩いても小屋に戻ってしまうこと、3人ともが自分がいる森を違う場所だと認識していること、さらにはファッションや髪型がそれぞれ時代が合いません。 予告編をご覧ください。 ついに、ただ今現在を、妊婦は1962年、強盗女は1985年、男は2011年だと主張します。 不思議に思いつつ森で食料を探していると、古い防空壕を見つけます。 中に入ってみると、ポーランドの地図、1920年代のワイン、1930年代のドイツ製缶詰などが、新品同様の状態で置いてあります。 そこで3人は、時空を超え、第二次大戦中のドイツ占領下のポーランドの森に彷徨い...
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ポゼッション

本日2本目のDVD鑑賞は、悪魔憑きの映画「ポゼッション」です。 私は様々なホラー映画を鑑賞し、その中には悪魔憑きの映画も多数ありましたが、それはことごとくキリスト教の、それもカソリックを題材にしたものでした。 ところが「ポゼッション」は、ユダヤ教の悪魔が憑き、ユダヤ教のラビが悪魔祓いをするという珍しいものでした。 実話を基にしているということでしたが、それにしては面白く出来ていました。 一般に悪魔憑きの映画というと、「エクソシスト」が最高傑作とされていますが、私は実話を忠実に再現したとされる「エミリー・ローズ」のほうが興味深く感じられました。 「エクソシスト」のように頭が360度回ったり緑の反吐をはいたりするシーンは皆無で、ひたすら自分が自分でなくなり、狂気に襲われる少女の怖れと戸惑いを描いた映画で、当然、病院では統合失調症と診断されます。 しかし病院では良くならないと実感した両親が悪魔祓いを頼み、結局は悲劇的な結末を迎えます。エミリー・ローズ デラックス・コレクターズ・エディション スコット・デリクソン,ポール・ハリス・ボードマンソニー・ピクチャーズエンタテインメントエクソシスト デ...
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フッテージ

午前中は「フッテージ」というDVDを鑑賞しました。 最初はシリアル・キラーを追うサイコ・サスペンスかと思ったのですが、少しづつオカルトの香りが漂いだし、最後の20分くらいは完全にオカルト映画でした。 かつて未解決の殺人事件に取材したノンフィクションを書いてベストセラーを飛ばした作家。 その後ヒットに恵まれず、2匹目のドジョウを狙ったか、未解決の一家惨殺事件を題材にしようと思い立ちます。 そして心機一転、お引越し。 しかも引っ越した先は、一家惨殺事件が起きた家。 妻にも子どもにもその事実は伏せたまま。 その家の屋根裏から、8mmのテープが大量に見つかります。 その中身を映写してみると、1960年代からごく最近までに起きた一家惨殺事件の現場が撮影されています。 作家は驚きながらも大発見だと喜び、これを基に大ベストセラーを物にしてやろうと、映像に残された証拠から、犯人像に迫ろうとします。 作家のファンでもある副保安官に協力を依頼。 犯罪心理やカルト教団などを研究する大学教授の協力も得て、執筆に没頭します。 しかし、段々と、作家の精神状態が不安定になります。 このあたり、冬の間閉鎖しているホテ...
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