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クロユリ団地

今日は映画館に足を運びました。 「リング」で世界を恐怖に陥れ、Jホラーに新しい歴史を刻んだ名匠、中田秀夫監督の最新作「クロユリ団地」を観るためです。 先ごろAKB48を卒業して新境地を目指す前田敦子が複雑な役柄を演じて秀逸です。 古い団地、クロユリ団地に引っ越してきた両親と長女、弟の4人家族。 前田敦子は長女を演じ、クロユリ団地から程近い介護の専門学校に通っています。 引越し当日、隣の独居老人へ挨拶しに行きますが、どうも様子が変です。 翌朝から、隣家の奇妙な物音に悩まされることになります。 ある時、長女は団地の砂場で一人で遊ぶ幼い男の子と友達になります。 そして隣家の独居老人は、孤独死していたことが判明。 長女は独居老人の霊に苦しめられていると信じ込みます。 独居老人宅の片付けに着た遺品整理会社の青年と知り合った長女は、その青年の知り合いの霊能者によって、怖ろしい真実を突きつけられます。   前田敦子がだんだんおかしくなっていき、生気を失い、廃人のようになっていく姿は見事でしたが、どうしてもAKB48のセンターというイメージがつきまとい、感情移入しにくい感じがしました。 彼女はこれから...
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美と恐怖

今日は14時で早退し、フレンチ・ホラーを鑑賞しました。 「リヴィッド」です。 これはじつに残酷で、しかも美的な映画で、私はその青みがかった映像を、ひたすらうっとりと見つめました。 久しぶりの大当たりです。 かつて怪物や幽霊が活躍する怪奇文学は、耽美主義の系統に分類されていました。 それはホフマンなどのドイツ・ロマン派でも、「雨月物語」などの江戸文学でも。 それらのDNAを引き継ぐホラー映画も、もともとは美的であることが求められ、美と恐怖は本来的に相性が良いものです。 近年、ホラー映画は残酷描写が追求され、悪趣味なまでに醜悪な作品が受けるようになってしまいましたが、「リヴィッド」は原点に立ち返った、ゴシック・ロマンの王道を行く見事な作品に仕上がっています。 これほど美的なホラー映画は、老いた吸血鬼の悲しみを描いた「ノスフェラトゥ」以来ですねぇ。  物語は、森の中の豪邸で植物状態のまま眠り続ける老婆の家に、泥棒に入る若者3人組が、恐怖の一夜を過ごすという、わりと単純なものです。 老婆には一人娘がいたのですが、少女の頃亡くなり、バレエ教師であった母親は、娘を剥製にしたうえで機械仕掛けでバレエ...
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6TRAP

本日2本目のDVD鑑賞は、米国製のホラー映画、「6 TRAP」です。 もう30年くらい経つでしょうか、米国ホラーの大スター、ジェイソンを生んだ13金シリーズの昔から、米国の学園ホラーと言えば、マリファナを吸って大酒を喰らい、セックスに溺れるのが定番となっています。 わが国の学園ホラーにはあり得ない、やりたい放題ぶりです。 いったい米国の高校生は、本当にマリファナや酒やセックスに溺れているのでしょうか。 にわかには信じがたいですねぇ。 わが国は近年、ヲタク文化という新たなカウンター・カルチャーを生み出し、それはもはや世界を席巻しています。 私の知り合いにいわゆるヲタク然とした人はいませんが、漫画が好きだとか、アニメが好きだとか、ゲームが好きだとか言う人はわずかではありますが存在しています。 それらと同様の人々は、世界中にいるやに聞き及びます。 あくまで一般論ですが、ヲタクと言われる人々は、外見がよろしくなく、コミュニケーション能力に欠け、異性にもてないとされているようです。 しかし私は、そういう人を実際に目の当たりにしたことがありません。 そういう人々が世界中にいるとすると、マリファナや...
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4 FOUR

午後のひと時、DVD鑑賞を楽しみました。 今日はホラーではなく、サスペンス。 「4 FOUR」です。 しかしこの映画、残念ながら物語として破綻しています。  妻の浮気に気付いたお金持ちが、大金をはたいて探偵を雇い、浮気相手の男を拉致して郊外の廃墟で暴力ありの尋問をし、さらには探偵の独断でお金持ちの奥様も拉致して別室にとじこめてある、と言う設定です。 で、お金持ちが妻を問い詰めるべく妻の所へ行くのですが、探偵は顔にかぶせた袋をとってはいけない、と謎めいたことを忠告します。 しかし当然ながらお金持ちは袋を取ってしまい、すると奥様とは別人の初めて見る女が椅子に縛られており、この後だらだらと謎の女とお金持ちのやりとりがあります。 パッケージには大どんでん返しと書いてあって期待したのですが、ネタばれになりますが、じつは謎の女は探偵の奥様で、男も探偵の奥様の浮気相手だった、と言うお話。 しかもなぜ探偵がすぐばれるようなことをしたのか、全く分かりません。 強いて言えば、探偵の奥様が稀代の悪女にして凶暴な女だったというのが、少し驚いたくらいでしょうか。 ちなみにタイトルは、お金持ち、探偵、探偵の奥様、...
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ジュブナイル

昨夜はなんだかノスタルジックというか、切ないホラーDVDを鑑賞しました。 ホラー的要素はありますが、怖くは無く、ホラーと言うよりジュブナイルという感じでした。 「ザ・ホール」です。 都会から郊外の一軒家に引っ越した家族。 シングルマザーと高校生と小学生の男の子の3人家族です。 兄弟は隣に住む女子高生と仲良くなり、3人でよく遊びます。 小さな冒険を重ねるうち、家の地下に不思議な扉があり、鍵で施錠されているのを発見。 好奇心に駆られて扉をあけると、そこには深い穴。 そこから、3人の少年少女に不可解な現象が現れます。 その穴は、自分が恐怖に感じていることを現象化させる力を持っていたのです。 兄弟二人は、父親の暴力を受けて育ったため、父親に恐怖を感じています。 父親は子どもを虐待した罪で服役中。 しかし、実際の父親よりも一回り巨大な父親が現れて、兄弟を脅かします。 少女は、幼い頃親友とジェットコースターに乗っていて事故にあい、親友を喪ったことが心に棘のように突き刺さっています。 どうしようもない事故だったとはいえ、なんとか助けられたのではないかと、自責の念に捕らわれているのです。 そのため、亡...
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