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セービング・フェース

以前、このブログでパキスタンやトルコで日常的に行われているという婚前交渉を行った実の娘を殺害する名誉殺人などの女性虐待について紹介しました。              ↓ またもや、いやになるような風習を知りました。 米国でドキュメンタリー部門のアカデミー賞を受賞した「セービング・フェース」によって。 「顔の救済」とも訳されるこの作品、あまりに凄絶です。 パキスタンでは、求婚したのに断られた男や、妻が不貞を働いたと思いこんだ男が、相手の女の顔に硫酸をかける事件が頻発しているというのです。 硫酸をかけられた女は、顔を布ですっぽりと覆い、外に出ることもなくなり、泣き寝入りするのが常だとか。 パキスタンで売春婦をしていた女がお金持ちの客に見染められ、結婚したそうです。 結婚後ほどなくして夫から妻への暴力がエスカレート。 妻は母親の家に逃げましたが、就寝中に夫が押し入ってきて妻の顔へ硫酸をかけたそうです。 鼻はつぶれ、口がふさがり、窒息しかけたところ、ストローを口にさしこまれてかろうじて息をし、生き残ったそうです。 妻はイタリアで38回もの整形手術を受け、やっと唇が動くようになったそうですが、...
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雨の町

首都圏は朝から雨。 そんな暗い雰囲気のなか、「雨の町」を鑑賞しました。 ある田舎の山中で、内蔵の無い子どもの遺体が発見されます。 すわ、臓器売買かと、ゴシップ紙の記者が、現地に取材に訪れます。 そこで知った35年前の小学生集団失踪事件。 取材を続けるうち、小学生は冬の通り雨の後、戻ってきて家に入れろと懇願することを知ります。 しかし小学生たちは幼いまま、親を襲う化け物に変じていたのです。 全体に薄暗く重苦しい映像。 小学生たちのどこか悲しげな表情。 わけても小学五年生を演じた成海璃子の存在感には圧倒されます。 今数々の映画やドラマで活躍しているのもうなずけます。 それにしてもこの映画、ホラーのジャンルに入るのでしょうが、幼い姿のままのわが子を受け止めたら殺害されてしまうという親の切なさ、化け物に変じながらどこまでも愛くるしく、悲しげな子どもたち、映像の迫力、どれをとってもジャンルを超えた力を感じさせます。 こんな雨の日に、こんな切ないホラーを観たら、なんとなく、悲しい気分に捕らわれます。 「ペット・セメタリー」との類似を感じましたが、完成度は「雨の町」のほうが上でしょうね。 公開当時あ...
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スペイン一家監禁事件

いやぁな映画を観てしまいました。 「ファニー・ゲームUSA」以来の後味の悪さです。 しかも「ファニー・ゲームUSA」にあった娯楽性すら皆無です。 欧州では10秒に1件、年間300万件も起きると言われる強盗事件。 その実体をリアルに描いた秀作「スペイン一家監禁事件」です。 スペインで中年の夫婦と高校生の娘の3人家族が郊外の豪邸に引っ越してきます。 導入部は、引っ越しの忙しなさや引っ越すことへの高揚感、娘のわがままぶりなどが微笑ましく描かれます。 しかしその晩、3人の黒覆面の強盗が家に押し入るに及び、事態は一変します。 冷静沈着なリーダー、乱暴者、気弱な男の3人組というのが、またはまっています。 強盗は緻密な計画を立てていたようですが、来客があったり、娘が気丈にも強盗に歯向かったりと、ことは思うように運びません。 長まわしのシーンの連続と、重要な場面では画面を2分割して二つの状況を同時に放映したり、緊迫感という意味では出色の出来です。 そして、これ以上無いほど後味の悪いラスト。 強盗も被害者も結局は一晩かけてすべてを失うのです。 強盗のリーダーのセリフが戦慄です。「お前らの命なんてどうでも...
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リダイアル

昨夜は久しぶりに力の入ったサスペンスを鑑賞ししました。 「リダイアル」です。 同棲していた彼と別れたばかりの大学院生。 別れのショックから、心が不安定になっています。 そんな時、間違い電話をかけてしまいます。 それ以来、その間違い電話をかけた相手である男から、執拗に電話がかかってきます。 しかも男は殺人鬼。 殺人現場から電話をかけてくるサイコ野郎です。 大学院生の部屋には若い男の刑事が常駐し、逆探知で犯人の居場所を探ろうとします。 段々と良い雰囲気になっていく大学院生と刑事。 そこにFBIからプロファイリングの特別捜査官である嫌味な女が割って入ります。 犯人の犯行場所は、少しずつ大学院生のアパートに近づいてきます。 恐怖におびえながら、刑事との甘い時に逃避する大学院生。 そして衝撃の結末。 こういうタイプのオチの映画はそう珍しくはないのですが、完全にだまされてしまいました。  ほとんどアパート内部だけで撮影された室内劇で、これほど好奇心を駆り立てられたことはありません。 サスペンス・ファンの方には是非ご覧ください。Re:DIAL リダイアル マイケル・ラスマッセンタキコーポレーションに...
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0:34

私のホラー好きも狂気の部類と見えます。 今日は英国のホラー「0:34」を鑑賞しました。 0:34とは地下鉄の最終電車の時刻。 ホームのベンチでうたた寝している間に最終列車を逃してしまったヒロイン。 その後来るはずの無い電車が来て、それに乗ったことから謎の殺人鬼との鬼ごっこが始まります。 終電が行ってしまった後地下鉄のホームに取り残されたら、と思うだけで恐怖ですが、その上殺人鬼まで。 途中、駅に寝泊りするホームレスのカップルやら下水道の工事業者やらが謎の殺人鬼に血祭りに上げられていきます。 ここまではひたすら怖いのですが、この後がいけません。 謎だったはずの殺人鬼が登場してしまうからです。 やせこけた体に禿げのおじさん。 見た目は不気味ですが、見えないほうがより不気味です。 ホラーの真髄はいかに見せないかにある、と実感したしだいです。0:34 レイジ34フン クリストファー・スミスファインフィルムズ にほんブログ村映画(オカルト・ホラー) ブログランキングへ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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