社会・政治

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戦犯

民主党代表選挙、喧しくなってきましたねぇ。 有力候補の野田財務大臣、数年前に国会で「A級戦犯は戦争犯罪人ではない」と発言していたことが韓国などから非難されています。 これ、ちょっとややこしいのですよねぇ。 わが国は連合軍占領下において東京裁判を受入れたので、彼らは戦争犯罪人である、と考えるのは素直なことですが、サンフランシスコ講和条約を締結して独立を回復して間もなく、国会は全会一致でA・B・C級問わず、すべての戦犯を日本の国内法において無罪とし、名誉回復したわけです。 そうすると国内的には戦争犯罪人ではなく、しかし東京裁判では有罪となっているので国際的には戦争犯罪人と見なされる、という面倒なことになっています。 したがって野田財務大臣は国内的には戦争犯罪人ではない、と言ったと理解すれば間違いではないことになります。 一方、毎年靖国神社を公式参拝し続けた小泉元総理は、A級戦犯を戦争犯罪人であると国会で答弁しています。 こちらは国際的な見地を述べたものと思われます。 私見では、公人である大臣が発言するときには、国際的なスタンダードに従って発言すべきであろうと考えます。 それは戦犯とされて刑...
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11人

2009年に米国オハイオ州で起きた11人の女性を強姦・殺害した事件の犯人、アンソニー・ソーウェルに死刑判決が出たそうですね。 彼には強姦の前科があり、強姦でしか性的満足を得られなかったようです。 驚くのは、地元クリーブラント市長の姪が長年犯人と事実婚状態にあったにも関わらず殺人に気付かなかったことと、姪には手を下さなかったこと。 運がよいとしか言いようがありません。 市長いわく、姪は犠牲者11人と同じ特徴を持っていた、とか。 これだけの犯罪を犯せば、裁判所は、最高刑が死刑の州では、死刑を選択せざるを得ませんが、死刑というのはなんとも虚しいものです。 それによって遺族の悲しみが癒えるわけもなく、憎しみの行き所を失います。 死という事態が全人類にとって未知であると同時に、全人類は生れ落ちた瞬間から死刑宣告を受けたと同然の、避けられないこと。 それを早めることが刑罰になるというのは、人は死を恐怖しているはずだ、という前提に立って、犯罪者に恐怖と苦痛を与えることを目的としているからでしょう。 しかし、わが国では毎年3万人もの自殺者が出ますし、宅間守のように早期の死刑執行を求めて控訴せず、地方裁...
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ワリヤ―グ

中国がウクライナから買ったワリヤ―グとかいう中古の航空母艦、3年もかけて中国にたどり着いたそうですね。 このたび改修を終えて、中国製の航空母艦として再生しました。 下の写真は、ウクライナから買った直後の状態です。 古そうですね。 周辺諸国は非難轟々です。 航空母艦の歴史を見ると、最初から空母として設計され、建造されたのは、1922年に竣工した日本の鳳翔が世界最初だそうです。  その二年後、英国が完成させています。 その後日本は米国と並んで世界最大の空母保有国となります。 それまでは、巡洋艦や商船を改造して飛行機が離発着できるようにしただけの、簡単なものだったとか。 敗戦で、日本はすべての空母を失い、その後米国の軍事的補完勢力に成り下がり、自前の空母を持つなど夢のまた夢。  ちなみに自衛隊は、ヘリコプター専用の小型空母を持っていると聞きました。 そのぐらいが精いっぱいというところでしょうか。  今、本格的に大型空母からヘリコプター専用の小型空母まで、あらゆる種類の空母を展開できるのは、米国ただ一国。 中国はこれをミリタリー・バランスがいびつだと見たのでしょうねぇ。 しかし中国、これから太...
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日航機墜落から26年

今日、8月12日は日航機が御巣鷹山に墜落した日ですね。 私は当時、高校一年生で、夏休みであるのをいいことに、一日中、テレビを見ていました。 中でも驚いたのは、飛行機が大破するという惨状にも関わらず、生存者が4名いたことですねぇ。 26歳の日航の客室乗務員、34歳の母と8歳の娘、それに、12歳の少女。 12歳の少女が少々見栄えが良いということで、しばらくマスコミが追っかけまわし、アイドル・デヴューするよう口説いている、という噂を耳にしましたが、彼女はそういう誘惑には乗らず、堅実に生きていると聞き及びます。 そして、坂本九が被害者であったこと。 北島三郎と同い年ということで、生きていれば演歌のサブちゃん、ポップスの九ちゃんということで、大看板になっていたことでしょう。 この事件にインスピレーションを得たのか、山崎豊子によって「沈まぬ太陽」という日航と思われる会社の暗部をえぐりだした小説が書かれ、後に渡辺謙主演で映画化もされました。 「クライマーズ・ハイ」という、事故を追う新聞記者を描いた映画もありました。 日本航空は大きな事故を起こしたことがなく、日航への過信を生んでいたことは間違いないで...
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役人とマスコミ

竹原前阿久根市長のブログを読んでいると、基本的に、役人、マスコミは悪であり、これら悪者どもに国民は騙され、搾取されている、だから役人とマスコミを糾弾し、変革しなければ日本は永遠に圧政と搾取が続く国になってしまう、ということを言いたいように感じます。 とくに裁判所・警察・NHK・朝日新聞など、一般に有名大学を出て難しい試験に受からなければ幹部候補としては入れないような職場を、強く敵視しています。 なんだかお気の毒。 阿久根市に生まれて、会社を持って、幸せに生きていけたでしょうに、どういうきっかけからか、リチャード・コシミズなるネット・ジャーナリストの記事に惑わされて、世の中を色眼鏡で見るようになってしまったのですね。 役人だろうがマスコミだろうが、職業選択の自由を行使して、試験を受けたり面接を受けたりしてそれを職業として生活しているだけ。 国家公務員、地方公務員合わせれば、百万人単位の人々が公の仕事についています。 マスコミはそれほど人数は多くないでしょうが、それにしたって多くの人が働いています。 それら大勢の日本国民が、自分と違う職業に就いている人々を支配し、搾取しているなんて、正気の...
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