社会・政治

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開拓魂

なぜ日本はあの無謀な戦争に突き進んでいったのか、という反省や分析は、よく目にするところです。 しかし、なぜ米国は、あのタフな戦争に突き進んでいったのか、という言説には、あまりお目にかかれません。 戦争は相手がなくてはできないので、こちらの事情だけではなく、あちらの事情も探ることが、今後の平和維持に役立つでしょう。 明治31年、ハワイ王国は米国に侵略された末、併合されます。 ハワイ王国は米国の脅威に立ち向かうため、同じ有色人種の日本政府との連邦化を望みますが、日本政府はこれを丁重に断っています。 また、米国がハワイを併合しようとした際には、日本人居留民保護の目的で軍艦を派遣し、米国軍艦のすぐ横に係留して米国をけん制するなど、ハワイ王国の独立維持に尽力しますが、さすがに米国と一戦交える覚悟はなく、引き上げます。  この時すでに、太平洋を挟んだ新興帝国主義国家の日本と米国は、いずれ戦う運命にあることを予感させたでしょう。 その他米国はメキシコと戦って南部諸州を併合し、スペインと戦ってフィリピンを手に入れ、グァムなど太平洋の島々を平らげていきます。 そしてその先には、日本や朝鮮、中国などのアジ...
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ソマリア

アフリカ東部の国、ソマリアで干ばつと内戦の二重苦が原因で、深刻な飢饉が起きているそうです。 ソマリアの内戦はもう30年にも及んでおり、様々な部族やイスラム過激派が合従連衡を繰り返し、途中米軍を中心とする国連PKO部隊が介入したり、隣国エチオピアが介入したり、イスラム・テロ組織、アル・カ・イーダが潜伏したり、無政府状態の大混乱が続いているとか。 援助を必要とするソマリア人は370万人にも及ぶそうですが、今ソマリアで勢力が強いイスラム過激派のアッシャバーブは何を思ったか、自国には飢饉は発生していない、として援助を拒否。 武装したアッシャバーブの前に食糧も水も届けられない、という悲惨な状況が続いているそうです。 わが国も現在震災と原発事故の対応に四苦八苦しているわけですが、少なくとも被災者が飢え死にするということは考えられません。 また、最初は天災だったが後に人災に変わり、今では菅災としか言いようがない状態になった、とマスコミは嘆いています。 そんなことが大したことではないと思えてくるような、ソマリアの惨状です。 干ばつは天災でしょうが、元々は内戦が国を貧しくした原因です。 しかも30年も、...
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学習

来年度から子ども手当を廃止し、児童手当を復活させることで与野党が合意したそうですね。 民主党、選挙の時の目玉政策、次々と諦めていってます。 普天間基地の移設では鳩山前総理が国外最低でも県外という無理めな主張を引っ込めて、結局は自民党政府と米国が合意し、沖縄県が受け入れた辺野古に戻りました。 ただし、沖縄県がせっかく一度は受け入れたものを、民主党政権への不信からか、白紙に戻せと頑張っており、自民党政権下よりも事態は難しくなったままです。 高速道路無料化と言う話も、最近聞きませんし、八つ場ダムの工事がどうなったのかさっぱりわかりません。 事業仕分けによってあぶりだすといった霞が関埋蔵金なるものも、幻であったことが知れました。 脱官僚と言って広げた国家戦略局という大風呂敷も立ち消えに。 そんな二重行政こそが無駄だということを学習したのでしょう。 日米関係偏重から日中関係重視へと舵を切ろうとした外交も、日本と軍事同盟を結ぶ米国と、米国の仮想敵国である中国を同列に論ずる愚かさに気付いたのか、近頃では日米同盟の深化を叫ぶ声が多いようです。 政権をとっておよそ2年、結局民主党が学んだことは、マニフェ...
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奇妙な反省

鬱陵 ( ウルルン ) 島を目指した日本の国会議員に対し、入国拒否して空港から帰しちゃった件について、韓国政府及びマスコミは奇妙な反省の弁を述べています。 すなわち、日本は竹島をめぐって日韓の間で領土紛争が存在することを広く世界に認めさせることが最大の目的であり、韓国政府が過剰反応し、それをマスコミが大々的に報道したことで、かえって世界から注目を浴び、竹島問題は世界に知れ渡ってしまった、というのです。 しかも日本人議員グループは、空港で足止めを食っている間、悠然とビビンバなどの韓国料理を食し、お土産に韓国海苔を買って帰ったそうで、その余裕ある態度が、馬鹿にされているようで腹が立つ、というのです。 どこまでも自己中心的な思考から抜けられない人たちですねぇ。 入国拒否された議員グループの心の内や、そんな仕打ちを受けた日本国民が傷つくかもしれない、という程度の想像力も働かず、日本の思いどおりになって悔しいなんて、性根が卑しいとしか言いようがありません。 ていうかそもそも日本の思いどおりになんてなっていません。 鬱陵 ( ウルルン ) 島が韓国領土だということには何の異論もありません。 韓国領...
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少年

北海道で高校三年生の少年が自宅に火をつけ、妹の16歳の少女が亡くなったそうですね。 少年は取り調べに対し、家族に馴染めなかったとか、内向的な性格になったのは家族のせいだ、とか言っているようです。 この種の事件は昔から後を絶ちません。 私が記憶しているところでは、進学校に通う高校生が自意識を肥大させ、かつて依存していた祖母を殴り殺し、自殺する、という事件が80年代前半にありました。 家庭内暴力とか校内暴力とかが80年代には流行りました。 20年前までは殺すのは子どもで殺されるのは親や兄弟と決まっていたのですが、近頃は子を殺す親も現れて、親子で殺し合いなんていう怖ろしい事態が出来しています。 永井豪の漫画に「ススムちゃん、大ショック」という作品があり、子への愛情を多くの親が失くし、あっちこっちで児童虐待や殺害が起こる、というSFで、私は震えあがりました。 そんなことが、わが国で起き始めているようです。 高校生や中学生の少年というのは、昔でいえば元服したすぐ後くらいで、大人と見なされるべき存在です。 それを子ども扱いするから、親がどうちゃら、大人がどうちゃら、学校がかんちゃら、管理がなんちゃ...
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