社会・政治

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美術品もないのに

美術品もないのに立派な箱モノ美術館を建ててはいけません。 この言葉は、日本の某鉄道関係者が、中国の新幹線事故に関連して言った言葉です。 日本の新幹線は、深夜から早朝にかけて、毎日線路や電線の整備を行っているそうです。 高速で走ると、線路や電線の消耗は激しく、毎日点検して不備がみつかれば交換しないと極めて危険だからです。 しかるに中国の新幹線は寝台車がついた24時間営業。 保線の時間がありません。 もし時刻表のわずかの隙をついて保線を行う能力があるのだとしたら、中国の鉄道技術は恐るべきレベルにあると言わざるをえませんし、メンテナンスを軽視していたのだとしたら、空いた口がふさがりません。 そういえば箱モノ美術館で美術品を持たずに成功している例が一つだけありましたね。 六本木の国立新美術館です。 貸し会場専門の美術館。 場所が良いからできる芸当です。 中国版新幹線が国立新美術館ほど特異な存在であるはずもなく、見た目は立派でも中身は空っぽだったことが図らずも露呈してしまいました。 てっきり誰も乗らなくなったのかと思いきや、事故直後の今が一番安全だろうという逆転の発想で、意外にも混雑しているそう...
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赤いイタリア人

菅総理が記者会見を開いて脱・原発を目指すと表明したのは7月13日のこと。 生中継で記者会見を見ましたが、てっきり総辞職か衆議院解散だと思い、緊張したところ、最後までそういう発言はなく、拍子抜けしました。 その2週間前。 6月29日に菅総理は某イタリア人と会っていたのです。 ピオ・デミリア。 イタリアの極左テロ集団、赤い旅団の弁護士です。 この人物が菅総理に脱・原発に舵を切るよう強く勧め、総理はその気になったというわけです。 赤い旅団、1970年代はじめには年間2千件ものテロ事件を起こしたというから驚きです。 当時のイタリア人は震えあがったことでしょうねぇ。 ついには元首相まで誘拐の末暗殺しています。 格好悪いことに、記者会見のわずか2日後には個人的な考えを述べただけだ、と閣内不一致の言い訳をし、結局経済産業省も電力会社もどうしてよいやらわからない、という状況が続いています。 おのれが最高権力者のくせに、経済産業省を巨大な権力機構に見立て、おのれをそれに立ち向かう市民活動家に見立てて大向こう受けを狙うとは、ブッラク・ジョークにしても毒気が強すぎます。 経済産業省職員はあなたの部下ですよ。...
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永世中立

永世中立国といえば、まずはスイスを思い浮かべます。 そのほかに、オーストリアとトルクメニスタンが国連で承認された永世中立国です。 オーストリアの場合は、欧州連合に加盟してしまったので、事実上、永世中立国であることを止めたと言っていいでしょう。 他に永世中立国を宣言している国がいくつかありますが、承認されていないそうです。 私の職場に、スイスから漆器の研究に来ているF氏がいます。 時々喫煙所で一緒になって、話をします。 F氏が語りたがるのは、専門の漆のことではなく、軍隊経験です。 永世中立を国是とする以上、他国と軍事同盟は結べず、軍事的危機に際しては、自国のみで対処しなければならず、当然の帰結として徴兵制がしかれ、国民は等しく軍役に就くのです。  身の丈に合わない強大な軍隊を保持し続けている道理です。 F氏が駐屯した場所は、とても古い施設で、シャワーはあるけどお湯が出なかったそうです。 まるで瀧に打たれる行者のように、真冬は震え、大声を上げながらシャワーを浴びたとか。 上官の言うことは絶対で、おかしげな命令だからと言って抗議したり、ご意見したりするのは許されないそうです。 戦場において、...
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鬱陵 ( ウルルン ) 島

鬱陵 ( ウルルン ) 島、漢字で書くと気が滅入るような語感ですが、カタカナで書くとなんだか楽しそうな島ですね。 自民党の三人の国会議員が、鬱陵 ( ウルルン ) 島を視察しようとして、入国を拒否され、空港から一歩も出ることなく日本に帰されてしまいました。 ちょっと失礼じゃないですかねぇ。 鬱陵 ( ウルルン ) 島に行って、竹島は日本固有の領土だ、と抗議行動をするわけではありますまい。 領土問題に関する勉強のため、鬱陵 ( ウルルン ) 島にある博物館に行く予定だったと聞きました。 ところがその博物館、竹島が歴史的に韓国固有の領土だという説明をしていないため、日本の国会議員に見せたくなかったのではないか、と解説している新聞がありました。 自民党の国会議員を過激派かテロリストとでも思っているんでしょうかねぇ。 韓国人はしょっちゅう島根県庁に大挙しておしかけ、独島(竹島)は韓国固有の領土だ、なんて叫んでいますが、そのことを理由に入国拒否なんてできません。 わが国には言論の自由があり、集会結社の自由があるからです。 たしか韓国にもそれがあったように思いますが、無いんでしょうかねぇ。 毎度お...
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痛み

風邪薬を飲んで午前中横になっていたら、尖鋭な頭や節々の痛みは、緩和されてきました。 しかし痛みというもの、たかが風邪くらいでこんなに辛いのですから、大怪我をしたり、大病を患ったりしたら、私なんか耐えられないんじゃないでしょうか。 うつ状態で、腹の底に巨大な黒い塊がたまっているような、不安でしんどいのも辛かったですねぇ。 しかも傷や風邪と違い、それは何ヶ月も、時には何年も続くのですから、うつ病患者に自殺が多いのも道理です。 欧米にはペイン・クリニックという、痛みを取るのが専門の診療科目があるそうですね。 病気が治らなくても、痛みがとれればずいぶんと人間らしい生活を味わうことができ、何事も合理的な欧米人らしいところです。 その歴史は古く、ある西部劇で、年をとった腕利きのガンマンが癌を患い、治癒は不可能と医者に言われてモルヒネとウイスキーを混ぜた痛み止めを飲みながらさる未亡人とデートを楽しんだり、古い因縁のあるギャング集団に襲われて返り討ちにしたり、癌患者とは思えない活躍を見せていました。 命のやりとりまでできる必要はありませんが、老いらくの恋を楽しむのに、痛み止めは必須でしょう。 わが国に...
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