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散歩・旅行

花見

今日は昨日とは打って変わって好天に恵まれました。 そこで、酒と主に乾き物のつまみにおにぎり弁当を仕込んで千葉県立青葉の森公園に出かけました。  多くの老若男女、善男全女がシートを広げて花見に高じていました。 ここはなにしろ県立公園なので、的屋もおらず、広々してしかも静か。 花見は騒々しいのも良いですが、年を取ると静かな花見が良くなるようです。
散歩・旅行

花冷え

今日は小雨がぱらつき気温が上がらない、しかし桜は満開の花冷えでした。 こんな日に飲食を伴う花見は行うのは無理なので、千葉県立青葉の森公園で花を観ながら散策しました。 明日、天気が良かったら酒肴を仕込んで花見を行いたいと思っています。 桜だけではありません。 花の公園なのです。
文学

マチネの終わりに

平野啓一郎の「マチネの終わりに」を読了しました。 知りませんでしたが、映画化もされているようです。 恋愛小説というくくりになるのでしょうが、それだけではありません。 天才クラシックギター奏者である蒔野とジャーナリストの洋子の関係性を軸に物語は構築されています。 そこには天才音楽家であるための恍惚と苦悩が語られ、ジャーナリスト故の世界の出来事に対する一種の憤りみたいなものが色濃く描かれます。 恋愛小説と言っても、若い人のそれではなく、38歳の男と40歳の女、中年同士の恋愛です。 ただし、二人とも独身なので不倫というわけではありません。 もっとも、洋子はアメリカ人の男と婚約していますが。 二人はたった3回会っただけで、互いに激しく魅かれあいます。 しかし、蒔野を慕うマネージャーの女の偶然が招いた策略により、二人はボタンの掛け違いから、相手から疎まれるようになったと感じ、4度目の逢瀬はおあずけとなります。 その間、二人はそれぞれに恋をして別の相手と結婚し、子供をもうけます。 そのままなら、昔の恋の思い出として終わったのでしょうが、マネージャーの女は罪の意識に耐えられず、夫にも洋子にも何年も前...
散歩・旅行

時計

年度の終わりの土日。 新年度に襲い来る怒涛の忙しさに恐怖して打ち震えています。  千葉市の気温は24度まであがり、不安を少しでも軽減するため、お出かけしました。 桜が開花したばかりで花見は無理だと分かり切っていましたが、千葉城桜祭りの様子を見に行きました。 ほんのわずか、咲いていました。  それでもたくさんの人が花が無いのに野外で宴会を繰り広げ、静寂を破っていました。 的屋もたくさん出ていて、すっかり気分はお花見です。 来週末はきっと満開でしょうから、酒肴取り揃えてお花見に出かけたいと思っています。 帰りにそごう千葉店に寄りました。 色々見ているうちに、木工細工の掛け時計を発見、置時計にもなります。 今リビングに置いている置時計、私が25歳で独り暮らしを始めるときに使い始めた物で、もう30年も使ってしまいました。 リフォームをした時から新しい置時計が欲しいと思っていたのですが、なかなか気に入るものが無くてそのままにしていたのですが、良い出会いで時計を見つけ、購入したしだいです。  ↑これが古い時計です。 こちらが新しい時計。 素朴な感じが気に入りました。 その後デパ地下で和食のお弁当を...
精神障害

依存症

大谷選手の専属通訳の水原氏が解雇されました。 ギャンブル依存症で、使ってはいけない大金を使ってしまったようです。 依存症というのは種類がたくさんあって、アルコール依存症、薬物依存症(合法薬も含む)、ギャンブル依存症、買い物依存症、セックス依存症、などなど。 私は良くお酒を呑むし、抗精神病薬、抗不安薬を飲み続けているので、アルコール依存症や薬物依存症(ただし合法薬)になるリスクを常に持っています。 いや、あるいはすでにどちらかもしくは両方の依存症になっているのかもしれません。 抗精神病薬や抗不安薬を飲まないとまともに働けませんし、毎晩の晩酌はすっかり習慣になっています。 自分は酒と薬で死ぬんだろうなと、ぼんやり思ったりします。 3つ上の先輩で、肝臓がんで亡くなった人がいます。 48歳でした。 アルコール性肝炎から肝硬変になり、肝臓がんになるという、酒で死ぬ典型のような推移をたどりました。 この人、20代の頃から破滅的な酒飲みでした。 毎晩ウィスキーのボトルを1本開け、泥酔して眠り、出勤しても頭がぼうっとするらしく、トイレでこっそりウィスキーを呷る、いわゆる迎え酒を毎朝していたようです。 ...
文学

鏡の中は日曜日

先般読んで非常な感銘を受けた「ハサミ男」の作者、殊能将之の本格ミステリ「鏡の中は日曜日」を読みました。鏡の中は日曜日 (講談社文庫)殊能将之講談社 これを読んで、私は懐かしい気分になりました。 小学校高学年の頃、学校の図書室にあったシャーロック・ホームズシリーズや、エラリー・クイーン、アガサ・クリスティのミステリを熱心に読んでいたからです。 その後私は本格ミステリに興味を失い、読むことがなくなりました。 「ハサミ男」はどちらかというとホラー・サスペンスの趣があり、興味深く読んだので、同じ作者の小説を読んだわけです。ハサミ男 (講談社文庫)殊能将之講談社ハサミ男 豊川悦司/麻生久美子東宝 フランスの詩や本邦の短歌、考古学に知識が豊富なことがよく分かる、教養のある作家です。 それだけに文章にも品があってしかも読みやすい。 夢中で読んで、文庫本560ページの長編を一気に読んでしまいました。 しかし、私はやはり本格ミステリに興味を失っているようです。 要するに、面白いだけなのです。 明日には内容をわすれてしまいそうです。
文学

本心

かねて読み進めていた平野啓一郎の「本心」を昨夜読了しました。 平野啓一郎と言えば、大学在学中に「日蝕」でデビューし、同作で当時史上最年少で芥川賞を受賞しました。日蝕・一月物語(新潮文庫)平野 啓一郎新潮社 その流麗でやや難解な文章から三島由紀夫の再来とまで言われました。 私もその作品を読んで、とんでもないやつが出てきたと思った記憶があります。 しばらく平野作品を読まないでいたのですが、数年前「ドーン」という作品を読んで、違和感を覚えました。 擬古典的で美的な作品が、近未来SFみたいになっていたからです。 作家の興味関心は大きく変わり、人類はどこへ行くのか、ということをテーマにしているように思いました。ドーン (講談社文庫)平野 啓一郎講談社 で、今回読んだ「本心」。 これも近未来を描いた作品です。 最愛の母を事故で喪った29歳の青年。 深い喪失感から、VF(ヴァーチャル・フィギア)を作成する会社に頼んでVFの母親を作り、毎日ゴーグルを付けて母と会話します。 VFの母親は会話を通して学習し、本物の母親に近づいていきます。 母親は事故で亡くなっていますが、自由死という制度を使った自殺を考え...
文学

消えない月

昨日、人事異動の内示がありました。 私は動きませんでしたが、私が信頼する部下が異動することになり、ショックを受けています。 東大卒で記憶力が良く、気が利く人でした。 そろそろ30歳になろうかという女性です。 後任はなんと54歳で、職場でも有名なヒステリックなおばさんです。 ヒステリックなだけではなく、仕事が杜撰でミスが多い人です。 私と同期で、大ベテランですが、就職したばかりの頃とあまり変わっていません。 年度末はただでさえ憂鬱なのに、優秀な部下が去り、ミスだらけのおばさんが来ると言うことで、立ち直れません。 午前中は憂鬱を吹き飛ばそうと近所をひたすら歩き回りました。 少しは気が晴れたかというとそうでもなくて、来年度一緒に働いてみなければ何とも言えません。 午後は気楽に読めるミステリを読みました。 「消えない月」という本を読みました。 ストーカーを扱った小説で、ストーリーはそこそこ面白いのですが、文章が稚拙です。 ラノベみたいな感じです。消えない月 (角川文庫)畑野 智美KADOKAWA 世の中にはおよそ面白くない内容なのに、うっとりして生理的快感を覚えるほどの名文を書く人がいます。 ...
精神障害

憂愁

年度末のこの時季、毎年そうですが、意味不明な焦燥感に駆られ、気持ちが落ち込みます。 まして今度の4月に頼りにしていた直属の上司が異動するとあって、例年に無く憂愁濃い日々を送っています。 若い頃は50代にもなると全て達観して仕事関連で落ち込むことなど無くなるのだと思っていました。 しかしそれは当然ながら大嘘でした。 人間100歳まで元気で生きたとしても、その時々の問題を抱えて落ち込んだりするのだろうと思います。 まして双極性障害を抱えた私ならなおさらです。 昨日の日曜日は少しでも気を晴らそうと、千葉公園のあたりを2時間も歩き回りました。 しかし肉体的疲労が精神を鈍麻させ、鈍麻するがゆえに頭がぼうっとして落ち込みが少々緩和されるだけで、それは酒に酔ってひと時落ち込みを忘れるのと変わりありません。 要するに年度末に集中する仕事を一つ一つ片づけて、更な状態で4月を迎える他ありません。 それにしても50代も半ばになって何を細かいことを気にしているのでしょうね。 我ながら情けなくなります。 それでも、私は突き進むしかありません。 最後の病気休職からもう15年も経っています。 15年間、紆余曲折があ...
文学

荻窪メリーゴーランド

昨夜は歌集「荻窪メリーゴーランド」を読みました。荻窪メリーゴーランド木下 龍也太田出版 35年くらい前になるでしょうか、俵万智が「サラダ記念日」という口語の歌集を出して論争が巻き起こりました。 新しい短歌だ、とか、なぜ自由詩で書かず、三十一文字に載せるのか、だとか。 当時大学生で国文学を学んでいたのですが、高名な歌人でもある岡野弘彦先生という方から源氏物語を勉強していました。 岡野先生、古い歌人の代表として俵万智と比較されて激怒していました。サラダ記念日 (河出文庫 227A BUNGEI Collection)俵 万智河出書房新社 懐かしい思い出です。 そんな論争が嘘のように、今では口語短歌なんて当たり前の物になっているようです。 「荻窪メリーゴーランド」は男女の歌人が歌を詠みあう相聞歌のような体裁を取っています。 男の歌人が木下龍也という人で女は鈴木春香という人。 初めて目にする名前です。 相聞歌によって、一組の男女の恋の始まりから悲劇的な終わりまでを描いて、まるで短編小説のような趣を醸し出しています。 もちろん短歌ですから、細部は分かりませんが。 財布を無くした女が交番を訪れたの...
文学

死の時間

昨夜は江藤淳による愛妻を看取った手記「妻と私」と自分史的な「幼年時代」それに福田和也、吉本隆明、石原慎太郎、3氏による江藤淳への追悼文が所収された文庫本を読みました。 200ページ足らずということですぐに読み終わりました。妻と私・幼年時代 (文春学藝ライブラリー)江藤 淳文藝春秋 江藤淳という高名な文芸評論家の名前くらいは知っていましたが、敬して遠ざけ、ついぞ読んだことがありませんでした。 文芸評論を読むくらいなら、文芸作品を読んだほうが良いと思っていたからです。 このたびその著作を読むことになったのは、書店で見つけてなんとなく、というのが実態です。 「妻と私」は末期がんに侵された妻を看病し、看取り、さらには妻亡き後著者自らが大病して闘病する様子を描いたものです。 その筆には鬼が宿ったがごとき迫力があって、読む者を圧倒します。 江藤夫妻には子供がおらず、二人だけで、夫婦と言うより同志愛のようなもので結ばれて生きてきたような印象を受けます。 妻を看病しながら、時間は日常的な時間と生死の時間という分類ができ、しかも生死の時間は死の時間にならざるを得ないと言うことに気付いたことが語られます。...
文学

ハサミ男

三日ほどかけて、ミステリの傑作と呼ばれる「ハサミ男」を昨夜読み終わりました。 以前、もう15年ほど前に映画版を観たことがあるのですが、その時の印象はまぁまぁ面白かったかな、という程度のものでした。 改めて原作を読んでみて、物語の重層性やミステリでありながら高い文学性を持った文章に深い感銘を受けました。 タイトルは陳腐と言ってもよいくらいですが、中身はまったく違います。 先日本屋を訪れた際、帯に、「古典にして大傑作! えっまだ読んだことが無い!?」という煽情的な言葉が並び、つい、買ってしまいました。 結果、大当たりだったというわけです。ハサミ男 (講談社文庫)殊能将之講談社ハサミ男 豊川悦司/麻生久美子東宝 女子高生を絞殺し、その後喉にハサミを突き立てる、という殺人が2件発生。 警察の捜査も虚しく3人目の犠牲者が出てしまいます。 警察は当然同一犯の犯行と見て捜査を始めますが、どこか奇妙です。 3人目の殺害現場には喉に突き立てたハサミと同じ物がもう一つ落ちていたり、ハサミの先を鋭角に研磨していたのが、荒かったり。 そして3人に共通しているのが、全く性的暴行の跡が見られないことです。 この物...
その他

13回忌

昨日は実家の寺で亡父の13回忌。 首都圏に住む親族のみで執り行われました。 父が亡くなってから12年経ちます。 雪がぱらつく寒い日、浅草寺病院にお見舞に行って、その翌日の未明、帰らぬ人となりました。 最後のお見舞いから葬儀、私が激やせしたことなど、父の死をめぐる日々のことは鮮明に覚えています。 私にとっては世界の終わりが来たような、衝撃的な出来事でした。 でも変ですね。 40を過ぎたおっさんが父親の死をそこまで嘆くなんて。 順番だから仕方の無いことなのに。  昨日の法事で久しぶりに顔をあわせた叔父や叔母は当たり前ですが衰えていました。 足が弱くなった者、人工透析になった者、様々です。 私が54歳ですから、みなさん後期高齢者です。 頼るべき子供がいない私たち夫婦の老後がどうなるのか、不安を感じました。 そのなかで一人元気そのものだったのが、87歳を迎える家政婦です。 この人、私が高校1年生の頃から勤めているので、もう38年になります。 長く続ける家政婦が少ないなか、極めて異例です。 学童疎開を経験した戦中派で、しかも実家のお寺の檀家でもあります。 檀家仲間が来れば当然昔話に花を咲かせます...
文学

予言の島

昨夜はホラー・サスペンスを読みました。 「予言の島」です。予言の島 (角川ホラー文庫)澤村伊智KADOKAWA 1970年代にオカルト・ブームというのがありました。 小学生だった私はモロにその影響を受けています 「オーメン」シリーズや「エクソシスト」等のホラー映画、ノストラダムスの大予言、それに横溝映画シリーズの大ヒット等がその一端です。 昨夜読んだ「予言の島」、横溝作品とよく似ています。 作者は横溝ファンを公言しているらしいですから、当然かもしれません。 思わせぶりでやや冗漫な前半。 謎が深まり、引き寄せられてく後半。 そして畳みかけるようなスピード感でグイグイ読ませるラスト。 まるで教科書のようなホラー・サスペンスです。 堪能しましたが、今後この作者の作品は名画「来る」の原作、「ぼぎわんが、来る」だけ読めばいいかなと思います。 何と言うか、教科書的なだけに、面白くはあっても雰囲気が無いのです。来る岡田准一ぼぎわんが、来る 比嘉姉妹シリーズ (角川ホラー文庫)澤村伊智KADOKAWA 昨日買った3冊に加えて以前購入してまだ読んでいない本があります。 それらを読むのが楽しみです。
散歩・旅行

晴れ時々曇りの土曜日。 風は冷たいながらプチ漂泊の思いに駆られ、千葉市内にある青葉の森公園に出かけました。 わが家から車で20分ほどです。 まずは千葉県の県花、菜の花がお出迎え。   そして河津桜。  さらには梅。 各種の花を堪能しました。 その後千葉市の中心地に移動。 ボンゴレとサラダと珈琲の昼食をしたため、大きな本屋に行きました。 このところ本を買うというとほとんどアマゾンだったのですが、本との新しい偶然の出会いをしたいと思ったら本屋に行くしかありません。 本屋を1時間も周遊し、ホラー・サスペンスを1冊、江藤淳の絶筆となったエッセイ集を1冊、現代短歌の歌集を1冊購入しました。 本屋を歩くのは結構疲れます。 特に新刊書店は疲れます。 あらゆる本が「読んで」、「買って」と騒々しく売り込みをしているように感じられるからです。 古本屋だと本たちはもう少し大人しいのですが。 その後喫茶店に入りオレンジ・スムージーで一休みし、デパ地下で和食のお弁当を購入して帰りました。 盛沢山な一日となって、嬉しいかぎりです。
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