スポンサーリンク
思想・学問

自然科学としての神秘主義

オーストリアの高名な教育学者であったルドルフ・シュタイナーは、同時に超感覚的な知覚を身に付けた神秘思想家でもあり、マダム・ブラヴァッキーが創設した神智学協会の初期メンバーでした。 マダム・ブラヴァッキーです。 しかし神智学協会が交霊術や占いなどを盛んにするようになると、シュタイナーは神智学協会を離れ、人智学協会を設立します。 神智学協会のマークです。 彼は霊的な出来事や超感覚的な知覚に関しても、客観的事実を解明する自然科学的態度が必要不可欠であると考えたのです。ルドルフ・シュタイナーです。 マダム・ブラヴァッキーは超感覚的知覚により、宇宙の成り立ちからアトランティス大陸など、現代人に先行する文明の歴史を描いた「シークレット・ドクトリン」を上梓します。シークレット・ドクトリンビクターエンタテインメントビクターエンタテインメント シュタイナーはこれに触発され、やはり宇宙の成り立ちから歴史を書き記した「アカシャ年代記より」を発表します。アカシャ年代記より高橋 巌国書刊行会 私はこれを高校生の頃読みましたが、月は地球から飛び出した物体の塊である、という説を読んだ時は、ちょっと頭がおかしいのでは...
社会・政治

軍事衝突

中国の某新聞の社説で、フィリピンや韓国が中国漁船を拿捕したことを踏まえ、わが国を含めた東アジア、東南アジアにおいて、中国が主張する領土問題を棚上げして海底資源を共同開発しようと言う話をアセアン諸国や日韓などが米国を後ろ盾に反故にしており、近々軍事衝突が避けられない事態にいたるだろう、と論説していました。 はっきりと軍事衝突の可能性に言及したのは、私が記憶するかぎり初めてではないでしょうか。 中国がアジア・太平洋だけでなく、世界の不安定要因になっていることは明らか。 今のところ、日韓やアセアン諸国が米軍を後ろ盾にして中国の言い分を突っぱねているのは、正しい姿勢だと思います。 おそらく中国の社説は、アドバルーンをあげて各国の出方を見ようということなんでしょう。 慌てず騒がず、国際法と各種条約に基づいて、淡々とわが国の立場を主張し、行動すればよいだけです。 中国が世界を相手に一戦交える覚悟を決めているのなら、これには適切に対処するしかありません。 ただちに中国が武力行使にでるとは思いませんが、わが国は準備を怠らず、その日に備える必要があるでしょう。 日本は戦後66年、長い平和を維持してきまし...
映画

ファイブ・ガールズ 呪われた制服

昨夜は子どもだましの素敵なホラー「ファイブ・ガールズ 呪われた制服」を鑑賞しました。 5年前、一人の生徒が謎の失踪をとげたカトリックの全寮制女子高。 それがきっかけで、女子高は閉校に追い込まれます。 5年たって、元生徒が校長となり、再び開校。 しかし、生徒はたった五人だけで、しかも家庭環境に問題があったり、素行不良立ったりする問題児ばかり。 教師は校長と、神父が一人だけ。 校長は五人を外出禁止とし、厳しくしつけます。 しかし、この校長、いわくありげです。 やがて元々霊感のある生徒が失踪した女子高生の幽霊らしき者を観たり、五人の間でいさかいが起こったりと、生活は荒れていきます。 ついにはレギオンを名乗る悪霊に女子生徒が取り憑かれていきます。  レギオンとは、古代ローマの軍団のことで、聖書に出てくる悪魔の一人とされています。 同時に校長の目的が、五人の少女と引き換えに妹である失踪した少女を取り戻すためにレギオンと取り引きしたことが知れます。 そして最後は悲劇的な結末。 子ども向けの恐怖漫画を見るような、わくわくするようなストーリー展開で、惹きこまれます。 安い映画ですが、けっこう楽しめまし...
社会・政治

醜い

玄葉外務大臣、鳩っちの米軍普天間基地を県外に移設するという主張を聞いて、鳩山内閣はこの問題で辞職に追い込まれると思っていた、なんて呑気なことを言ったそうですね。 私もこのブログで鳩っちの馬鹿さ加減をさんざん小馬鹿にしてきましたが、やっぱり同じ民主党の議員でもそう思っていたのだな、ということがよくわかりました。 国外最低でも県外なんて、出来もしない大風呂敷を広げて、よく毎晩眠れたものだと思います。 そんなことは逆立ちしたって無理というもの。 自民党政権が16年もかけて米国、沖縄県、日本国政府の三者の合意を得たのです。 それをひっくり返してわずか数カ月でどこかわからない国外または県外に移設しようなんて、正気の沙汰とは思えません。 案の定、鳩っち自身、自らの勉強不足を理由にして、政権末期には普天間移設に戻ってしまいました。 民主党の外交安保政策を見ていると、自分で自分の首を絞めているごとく、仕事の押し付け合いをしながら、ぱっと見の手柄を取り合っているがごとく、誠に醜く見えます。 それは事業仕分けやら政治主導やら天下り禁止やらなんちゃら手当やら、全てがそうです。 こうなって見ると、それが民主党...
文学

どくとるマンボウ

どくとるマンボウの愛称で有名な北杜夫が84歳で亡くなったそうですね。 医学博士であり小説家であり双極性障害(躁うつ病)患者でもあった、わが国文学界の言わば異端児でした。 北杜夫です。 躁が激しい時に株取引で破産も経験しているとか。 躁状態時に金遣いが荒くなることはよく知られています。 私も半年程度の激躁時、ずいぶん無駄遣いをしました。 マンボウ・マゼブ共和国として日本国家からの独立を勝手に宣言したりして、奇行で有名でもありました。 私は「楡家の人びと」のようなシリアスなものは好まず、「どくとるマンボウ航海記」などのどくとるマンボウものを好んで読んだ記憶があります。 それまでのわが国文学には珍しい、ドライなユーモアにあふれた作品でした。 でもなんと言っても私が彼に親近感を抱いているのは、彼もまた私と同様中年になってから双極性障害を患ったとのことで、同病相哀れむの類で彼の動静を注視していたからでした。 双極性障害というのは不思議な病気です。 当初私はうつ状態となり、うつ病と診断されましたが、その後、上司からのパワーハラスメントで弁護士を立てて抗議したことがきっかけで、寝なくても平気、やたら...
スポンサーリンク