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映画

チェックメイト

昨夜はフランスの新感覚ホラーを観ました。 「チェックメイト」です。 映画学校への進学が決まったヤニックが、自転車の転倒事故を起こし、前の家に助けを求めます。 ところがその一家は、とんでもないやつらでした。 父親は己を正義と信じ、麻薬の売人や小児性愛者を見つけては殺害するという、必殺仕事人を地で行くような男です。 ヤニックは偶然まさに死のうとする麻薬の売人を見てしまったことから、一家の主に監禁されてしまいます。 しかしヤニックは罪人でも悪人でもないことから、監禁するだけで殺そうとも痛めつけようともしません。 持て余している感じです。 そんな仕事人親父の趣味はチェス。 何度も全国大会で優勝し、無敗のチェス王者です。 チェスでも、白は正義の軍、黒は悪の軍と考えており、打つのはいつも白です。 ある日、テーンエイジャーの娘を仕事人の娘を後継者にしようと仕事の場に連れて行きますが、娘にはそんな器量はないことに気付きます。 親父は娘に冷淡になり、ヤニックを後継者に仕立てようとします。 映画の後半、ヤニックを仕事人として鍛えるため、連日チェスの猛特訓を続けます。 そしてヤニックはチェスの腕をめきめきと...
社会・政治

韓国料理

先般、韓国の李明博大統領夫妻が訪米し、国賓として遇されました。 その時のオバマ大統領主催の歓迎の宴で出された料理に、韓国の大マスコミがブチ切れています。 というのも、数ある料理の中に、鮨が数貫と、和牛のステーキが混じり込んでいた、というのです。 韓国と言えば、国を挙げてキムチを中心とする韓国料理を世界に売り出し、世界遺産に登録すべく努力しているお国柄。 その韓国大統領夫妻に、憎い日本の料理が出されたのですから、心中穏やかではないでしょう。 特に大統領夫人は韓国料理を世界料理に、というキャンペーンの旗振り役だそうですから、はらわた煮えくりかえる思いだったのではないでしょうか。 今や、日本料理はフレンチや中華などと並ぶ、最高級料理。 米国大統領主催の晩餐会にチョイスされるくらいですから、それは疑いのないところでしょう。 フレンチと中華はそれぞれ世界遺産登録へ申請しているそうです。 わが国では和食を世界遺産に登録しようという動きはありません。 ミシュランが東京版と関西版を出す時、多くの名店がミシュラン掲載を拒否し、ミシュランを驚かせたとか。 欧米のレストランにとってミシュランガイドに掲載され...
精神障害

ショック

いやなニュースを聞きました。 私にさんざん暴言を吐き、私の精神病を再発させた間抜けな職場のトップが、今年度末で任期切れのところ、再選が決まったというのです。 これで平成25年度末まで、あの阿呆上司の下で働かなければならなくなりました。 今年度末、あいつが消えるのを心待ちにしていたのですが。 そのニュースを聞いて、激しい落ち込みに襲われています。 パソコン画面を見ても、書類を見ても、心ここにあらず、という感じです。 向こうは個室でふんぞり返っているので、滅多に顔を合わせることはありませんが、あいつが同じ建物で同じ空気を吸っていると思うだけで、はらわたが煮えくりかえる思いです。 私も落ちては復活しをここ数年繰り返してきました。 この程度のことで落ちたくはありませんが、精神に大きな傷ができて、やっとできたかさぶたを引きはがされた思いで、気持ちを持ち上げることが難しいと感じています。 こんなことでまた長期の病気休暇に追い込まれるわけにはいきません。 ここが踏ん張りどころですねぇ。 今、昼休み。 30分程度昼寝して、なんとか今日一日を乗り切りましょう。 今日を乗り切ったら明日を乗り切りましょう。...
映画

冷たい熱帯魚

園子温監督渾身の力作「冷たい熱帯魚」を昨夜鑑賞しました。 146分の大作ながら、長さを感じさせない、暴力と性、ブラック・ユーモアを包含した毒々しい大人のエンターテイメントに仕上がっています。 いわゆるアダルト作品として作られた映画ではありませんが、そのあまりの毒気ゆえ、18禁の指定を受けたそうです。 小さな熱帯魚店の店主、社本は、ふとしたことがきっかけで大型熱帯魚店を経営する岡田と出会い、親交を深めます。 社本は後妻と折り合いの悪い娘を岡田の店で雇ってもらい、寮に預けます。 明るく楽しい社交的な好人物に見えた岡田。 しかし岡田は、おのれの欲望のためなら殺人をも厭わない恐るべき人物だったのです。 岡田の犯罪に協力させられ、次第に犯罪や暴力への垣根を失くしていく社本。 岡田とその妻は社本を助手にして次から次へと殺人を犯していきます。 岡田が殺人のことを、「ボディを透明にしちゃう」と笑顔で表現する芝居は鬼気迫るものです。 すなわち、ばらばらにした上で骨と肉を分け、肉は一口大に切り刻んで山奥の川に捨てます。 すると魚が食べてくれます。 骨はがんがん燃やしてから砕いて灰にし、山中にばらまいてしま...
文学

霜降(そうこう)

そういえば昨日は霜降(そうこう)だったのですね。 二十四節季の18番目、そろそろ霜が降りるころ、です。 牛肉の肉質のことではありません。 でも昨日はなんだか蒸し暑かったし、今日もそう冷えるというほどではありません。 初霜にはまだ三週間ばかり早いように思います。 明治の俳壇で、高浜虚子は守旧派のレッテルを張られました。 それに対して彼は、自分が守旧派だというのは他人が言っているのではなく、俳句の伝統美を守るため、自ら守旧と言っているので、それはむしろ褒め言葉だ、とへそ曲がりなことを言っています。 その高浜虚子に、霜降を詠んであまりにストレートな句があります。 霜降れば 霜を楯とす 法(のり)の城 霜が降ったなら霜を、花が咲いたなら花を感得して仏法を学ぶよすがにしようという、説教くさい句です。 私はあまりこの句を好みませんが、霜降をここまで素直に詠んだ句も歌も知りません。 そういうわけで、この時季にふさわしかろうと思ったわけです。 さて、彼の兄貴分である正岡子規は、また守旧とは異なった味わいの、秋の句とも冬の句とも見える面白いものを詠んでいます。 菊の香や 月夜ながらに 冬に入る 菊と月は...
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