スポンサーリンク
精神障害

診察

今日は二週間に一度の診察がありました。 じつはこの頃、仕事上で厄介な問題を抱えています。 すなわち、国庫金から支出される科学研究費補助金が、震災復興の財源をまかなうため、交付決定額の7割しか配分されていないのです。 最初は、後日残りの3割が振り込まれる、という話でした。 しかし最近、残り3割はカットになるのではないか、という噂が、大学などの教育研究機関の間でとびかっています。 私が勤務する国立の研究機関は比較的規模が小さいですが、それでも、交付決定額の3割というと、3千万円にも及びます。 科学研究費補助金はわが国の研究を支えてきた基幹的な資金であり、これが日本国中の大学等で一律3割カットされれば、わが国の教育研究に与える影響は計り知れません。 例えば、グローバルCOEのような大型の補助金ですと、一人の研究者に1億円以上の補助金を交付することになります。 それが3割カットされれば、7千万円。 研究計画を大幅に見直さざるを得ません。 もちろん、震災復興は急務であり、これを優先することは当然です。 しかし、国家の度量を測る指標ともいうべき科学研究費補助金を一律3割カットとは、いかにも乱暴な話...
映画

藤山直美の熱演が光る怪作「顔」を鑑賞しました。 暗い性格で引きこもりの中年女性、正子。 正子は母親の通夜の晩、明るく美人でホステスをしている日頃から不仲の妹を殺害してしまいます。 そこから、奇想天外な正子の逃亡劇が始まります。 ラブホテルの従業員、大分のスナック、九州の離島で漁業の手伝い、と流れていきます。 そのたびに、正子の表情は明るくなり、魅力的な女性へと変貌を遂げていきます。 子どもの頃夢だった自転車を乗り回し、会社の顧客データを盗んで会社をゆする佐藤浩一演じる元エリートサラリーマンに恋をし、それまでの引きこもりの人生の憂さを晴らすかのように弾けていきます。 藤山直美が、最初はドン臭くてひねくれた厭な女が、可愛らしい女性へと変貌を遂げていくさまを、自然に演じて、飽きさせません。 ラストでは、自転車と同様子どもの頃の夢だった泳ぐ事を、図らずもかなえてしまいます。 離島で犯人であることがばれて、浮き輪一つで海に泳ぎだすのです。 どこまでも生きようとするその姿は、感動的ですらあります。 彼女は無事に海をおよぎきりましたでしょうか、それとも力尽き、海の藻屑と消えたでしょうか、はたまた警察...
文学

台風

今日は大雨のはずだったのに、千葉市は薄曇りです。 なんだか拍子抜け。 私は7年ほど前に精神病を発病し、個人的にはずいぶん色々なことがあり、今思えば私のたましいは嵐の中にあったように思います。 しかしここ一年半ばかりは、すっかり落ち着きを取り戻し、凪いだ状態です。 高浜虚子に、 人生の 台風圏に 今入りし という句がありますが、今の私は台風圏から脱したところのような気分でいます。 そして現実の台風も、今日、私をマンションの中に閉じ込めるはずだったところ、一向に雨も風も私を襲う気配がありません。 私のたましいは、現実の台風をすら、はねつけてしまったのでしょうか。 もう、人生の台風圏に再突入するのは願い下げです。 凪いだ状態のまま、静かに、人生を泳いで生きたいものです。俳句はかく解しかく味う (岩波文庫)高浜 虚子岩波書店虚子五句集 (上) (岩波文庫)高浜 虚子岩波書店虚子五句集 (下) (岩波文庫)高浜 虚子岩波書店にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

敗戦

わが国では、終戦というと、昭和天皇による玉音放送を全国民に向けて流し、ポツダム宣言を受諾する、という旨を伝えた8月15日をもって、その日としていますね。 しかし連合国側では、この日を単に戦闘が終わった日、とし、正式には今日、9月2日を終戦の日としているそうです。 1945年9月2日、米戦艦ミズーリ号で重光葵を全権として、降伏文書に署名が行われました。 米国は大日本帝国に屈辱を与えるため、ペリー提督が掲げていた90年前の星条旗と、真珠湾奇襲攻撃の朝ホワイトハウスに掲げられていた星条旗の2つの旗を掲げました。 真珠湾がきっかけとなって、90年越しの敵を打ち砕いたと言いたかったのでしょう。 図らずも、米国はペリーの時代から太平洋の覇権を狙い、そのためには日本が邪魔だった、ということを告白しているようなものです。 なんという愚行。 重光全権に対し、下士官兵からは罵詈雑言の嵐で、将校らは別にそれを止めようともしなかったと言います。 わが国にとっては、国恥記念日としか言いようのない日です。 ミズーリは朝鮮戦争・ベトナム戦争・湾岸戦争と戦い続け、1992年に退役し、現在はハワイで一般公開されているそ...
社会・政治

野田内閣発足

野田内閣が今日発足しましたね。 官房長官は野田側近で寝業師の藤村修、財務大臣に安住淳、総務大臣に川端達夫などが並んでいます。藤村修官房長官です。  小沢一派にも気を配り、総主流派体制を目指しているようです。 その戦略が吉と出るか凶と出るか、天のみぞ知る運命ではあります。  発言や物腰に安心感があるのが、今国民に受ける最大の理由でしょうねぇ。 前の二人がいかにも危なっかしい政権運営をしていたから、なおさらですねぇ。 私の願いは二つ。 増税をしても良いから、震災復興を成し遂げ、再び世界を驚かせて欲しい。 それが成ったのなら、保守政治家を自認する野田総理らしく、安倍元首相が成しえなかった憲法改正を成し遂げて欲しい。  日本が戦後迷い込んだ魔術的思考=平和を念じれば平和は維持される、から脱却し、世界標準の国家になってほしい。 憲法1条~第8条を削除して天皇制を廃止し、第九条の二項を改正して、前項の目的を達するため、自衛のために必要な陸・海・空軍を保持する、と改正し、第86条は予算の繰り越し越し積立を認めるよう改正し、96条を改正して国会議員の過半数で国民投票ができるようにする、といった改正を、...
スポンサーリンク