思想・学問 死の魔法
なんだかこのところ残業続きで疲労がたまっているようです。 ストレスからか、日々の晩酌もつい過ぎるようで、これでは体を壊してしまいそうです。 今の私には、若い頃のような、連日の残業に耐える体力はありませんから。 日々の仕事に追われ、それは第一に生活の糧を得るためであり、広い意味での社会参加でもありますが、それがため、重要な問題が置き去りにされているような気がしてなりません。 それは生老病死ということ。 お釈迦様が深く悩んで出家に至ったのは、生まれながらの苦しみ、老いる苦しみ、病気の苦しみ、死の苦しみについて考えるためです。 それはすべての人々が考えるべき重要問題です。 特に、死ぬということ。 私たちはおぎゃあと生まれた瞬間から、死の魔法にかけられています。 まっすぐに、いつか分からない死の瞬間に向かって突き進んでいるわけです。 今、この瞬間も。 普段あまり気にもかけませんが、考えてみると恐ろしい話です。 要するに私たちは全員死刑囚のようなもの。 私が死刑制度に強く反対なのは、誰だって必ず死ぬのに、それを早めることが刑罰になるとは思えないからです。 死の魔法から逃れようと、不老長寿の妙薬を...