2026-06-25

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文学

ブルーボーイ事件

日本で最初の性適合手術(当時は性転換事件)を行った産婦人科医が優生保護法違反の罪で逮捕、起訴された事件を基にした映画「ブルーボーイ事件」をネットフリックスで鑑賞しました。 今でこそLGBTQ(女性同性愛者・男性同性愛者・両性愛者・性自認が実際の肉体と異なる者・性自認が曖昧な者)の権利が声高に叫ばれ、表向きは性的少数者を差別してはならない社会になりましたが、この映画で描かれた半世紀以上前の日本社会では、差別は当然のことでした。 私は高校生の頃から男性同性愛に強い興味を持ち、多くのゲイの映画や小説に接し、美しい世界だと感じてきました。 しかし悲しいことに、私自身の性的嗜好はあまりにもストレートです。 すなわち、20代半ばから40歳くらいの優し気な女性を好む、という。 両性愛者ですらありません。 そして同性愛の世界に深いシンパシーを覚える私にも、多分差別意識はあるのだと思います。 フィクションで描かれる同性愛は美しくても、現実のそれはそうとも言い切れないからです。 したがって私は生身のLGBTQに出会ったなら、嫌悪を覚えるかもしれません。 私の職場に、性適合手術を受けて戸籍も男から女になった...
映画

あんのこと

昨夜は実話を基にしたという衝撃作「あんのこと」をネットフリックスで鑑賞しました。 シャブ中で売春婦の少女、あん。 彼女は小学校すらまともに通えず、母親に命じられて12歳の頃から体を売って生活しています。 15歳の頃にヤクザからシャブを打たれ、それ以来シャブ中に。 シャブと売春と母親からの暴力だけの世界に生きていた少女を、シャブ中の自助グループを主宰している刑事が更生させるよう努めます。 そして変わっていく世界。 自助グループに参加し、夜間中学に通い、老人ホームでバイトを始めます。 真っ黒だった世界に、一条の光が照らされます。 しかし、刑事は自助グループで更生した女を、立場を利用してわいせつ行為に及ぶということを繰り返しており、自助グループで見せる慈愛に満ちた態度は偽物であったことが週刊誌にすっぱ抜かれます。 あんには、まだ手を出していません。 刑事は逮捕。 あんは再びシャブに手を出すようになり、ついにはラリったまま飛び降り自殺。 それを知った元刑事はシャブ中は普通自殺をしない、自殺よりもクスリを選ぶと静かに前置きし、彼女はクスリを止めていられていたと、何度も咆哮します。 それが元刑事の...
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