冷たい雨

文学

 今日はなんだか冷たい雨が降って、体がだるい一日でした。
 良くないコンディションのなか、来週の会議資料作成やら、2時間の会議出席やら、かなり無理やり働いた感じです。

 精神科医も、リワークでも、体調が悪い時は勇気をもって休め、と言いますが、働いている以上、体調が悪くても無理しなければならない場面はけっこう多いですね。
 程度の問題で、その日の仕事の重要度と自分の体調を秤にかけて決めるということでしょうか。

 仕事をする=無理をすることだと、働き始めて20年、実感します。
 加齢による体力の衰えにプラスして、精神障害による衰えがあるのでなおさらなのでしょうねぇ。

 40代前半でこんなに疲れやすくて、定年までもつのか心配です。
 
 
 大寒や 転びて諸手 つく悲しさ

 
俳句の魔術師、西東三鬼の句です。
 大寒にこけるとは寂しい句です。
 一方、

 大寒の 薔薇に異端の 香気あり

 
という、まさに言葉の魔術師らしい、俳句としては反則ともいうべき美しい句もあります。
 
 明日は大寒。
 この寒い冬を乗り切れば、少しは精神上の脆弱さが改善されるのでしょうか。


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