文学

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真の花

今日は年に一度のマンション管理組合の総会が行われました。 10時から13時半まで。 3時間半もかかってしまいました。 私は理事長のため、議長の役を果たさなければいけない立場。 しゃんしゃんで済めば1時間もかからなかったはずですが、一生懸命理解しようと努めたのでしょう、80歳は過ぎていると思われる爺さんが何度も質問してくるわ、荒らし屋みたいな中年男が大きな声を出して突っかかてくるわで、大変疲れました。 結局二人とも10個ある全ての議題に賛成したのですが、何か言わないとおさまらない面倒なやつが必ずいるものです。 しかしこれで一年間の理事長の仕事をすべて終えました。 理事長印を選出された新理事長に渡して、お役御免。 ほっとしています。 明日からはまた仕事。 今週は難問山積で、今から憂鬱です。 きっと連日大残業になるでしょう。 なんだか最近公私ともに忙しく、心と体を休める暇がありません。  はたらけど はたらけど猶(なお) わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る 上掲の石川啄木の短歌が頭の中を駆け巡ります。 本来は収入が少ないことを嘆いたものでしょうが、今の私には収入のことではなく、...
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捨てる

今日は穏やかに晴れた小春日和 でした。 朝一番で散髪に行き、買い物をしたり昼寝をしたりしてのんびり過ごしました。 16時半から精神科の診察があるため、出かけなければなりません。 面倒くさいですが、精神病薬は私にとって生活を維持せしめるために必要不可欠なもの。 行かないわけにはまいりません。 今日はクリスマスイヴなのですね。 今でこそクリスマスイヴなんて言っても穏やかなものですが、バブルの頃は恋人と過ごす日と決まっていて、相手がいない者は非人のように扱われたものです。 私はそんな風潮に反感を持ち、毎年静かに読書などして過ごしていました。 大体クリスマスと言えば異教の祭り。 わが国の人々はほとんどが無宗教ですから、そんなものにかこつけてバカ騒ぎをするなど、お門違いも甚だしいというものです。 クリスマスと言い、正月と言い、季節の風物詩を大事にるのは結構なことですが、それも一種の捕らわれに過ぎません。 クリスマスはこう過ごすべき、正月はああすべき、という。 翻って人間と言う者、なんと多くの物に捕らわれていることでしょうか。 正規の職について、結婚して子供をもうけるのが幸せだという固定観念に捕ら...
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新嘗祭そして差別語

今日は便利屋を呼んで古本や古い書棚を処分してもらいました。 自分の部屋は意外と広かったのだなと、きれいになった部屋を眺めて感慨に浸りました。 今後はこれを維持することに努めたいと思います。 話は変わって今日は勤労感謝の日。 奇妙な名前ですが、元々は新嘗祭。 新しい米の収穫を祝う日です。 欧米で言えば、Thanksgiving Day(感謝祭)ということになろうかと思います。 要するに農作物の収穫を祝う日です。 ちょうどわが国の新嘗祭と同様のお祭りですね。 それが戦後、なぜか勤労感謝の日になりました。 勤労というと、今では農家ではなく、サラリーマンを思い浮かべるようになってしまい、本来の意味からは外れることになります。 これはわが国の人々から伝統を重んじる態度を変化させる作用があると思います。 私はそれを望みません。 春季皇霊祭が春分の日に、秋季皇霊祭が秋分の日になり、紀元節が建国記念日になったのは、まぁ、理解できるとしても、最も解せないのが、明治節が文化の日になったことです。 明治天皇と文化とが直接結びつくことは無いと思います。 明治の日ではいけないのでしょうか。 旗日の名称と直接関係...
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昨日は冷たい雨が一日中降り続いて、師走並みの寒さでした。 今日は薄日が差して、秋らしい気温に戻りました。 季節の変わり目のせいか、最近、喉の調子が良くありません。 特に明け方から早朝にかけて、ひどく咳き込みます。 私は寝ると体が温まるタイプなのですが、その熱が咳を誘発しているように思います。 それが証拠に、起きだして少し冷えてくると、咳もだいぶ落ち着きます。 咳をしても一人 とは、尾崎放哉の代表作の自由律俳句です。尾崎放哉全句集 (ちくま文庫)尾崎 放哉筑摩書房 この人、東京帝国大学出のエリートで、若くして保険会社の重役にまで上り詰めますが、流浪の暮らしに憧れて妻子を捨てて四国の寺に住み込み、線香を売っては酒に換える生活をして、ほどなく、亡くなったと聞き及びます。 しかもひどい絡み酒で、住職から、与えられた寺域の小屋で呑むことは許しましたが、お店に行って呑むことを固く禁じました。 それはそうでしょう。 寺が面倒を見ている男が夜な夜な安酒場に現れて、客と言わず店員と言わず、誰彼なしに絡んでいたのでは、寺の面目も丸つぶれです。  この人と同時代を生き、並び称せられる種田山頭火は終始旅暮らし...
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陰影

一週間ほど前に浴室の電球が切れてしまったことは、このブログで報告したところです。 翌日には新しい電球を購入して付け替えたのですが、何度スイッチを押しても、一向に電球がつきません。 で、今日照明器具の業者を呼んで修理してもらいました。 問題は電球にあったのではなく、電球をはめ込む大元の機械が経年劣化により壊れていたことが判明。 付け替えてもらって、無事解決。 32,000円也。 このところ経年劣化による不具合が生じることが多くなって、その都度、小銭が消えていきます。 年月が経つということは怖ろしいものです。 一週間ほど、脱衣所の照明だけを頼りに入浴していました。 薄ぼんやりした灯りで、嫌なものかと思っていましたが、意外と趣があります。 薄暗いがゆえに、すべての物がぼんやりして、変な話ですが、幻想的な感じがしました。 谷崎潤一郎の随筆に、「陰影礼賛」という佳品があります陰翳礼讃 (角川ソフィア文庫)谷崎 潤一郎KADOKAWA/角川学芸出版 要するにびかっと明るい電灯よりも、蝋燭などの昔の灯りのほうが、ぼんやりとして、世界が美しく見える、みたいな内容だったと思います。 中学生の頃読んだので...
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