文学

スポンサーリンク
文学

今宵は十五夜ですね。 見事な満月を期待していましたが、あいにく関東地方はこれから台風が直撃するとのこと。 残念ながら月見酒というわけにはいきません。 もっとも、月が出ようと出まいと、花が咲こうと咲くまいと、雪が降ろうと降るまいと、私は酒を楽しむんですが。 7ヶ月で18キロも痩せた結果、血液検査の結果はオールA。 肝臓もAです。 おかげで心置きなく酒が楽しめるというものです。 ただ、以前よりも大分酒量は減りました。 焼酎のロックを2杯。 それでも十分な酔い心地です。 唐の詩人、李白は大変な酒飲みで、一斗の酒を飲んだと伝えられます。 本朝では、若山牧水は朝2合、昼2合、晩6合の酒を欠かさない大酒飲みでした。 そんな酒豪とは比ぶべくもありませんが、私も酒を好みます。 明日からの一週間の憂さを忘れるため、そろそろ晩酌を始めるといたしましょうか。にほんブログ村人気ブログランキングへ
文学

NHK撮影終了

今朝、NHKのみなさんは私が山頭火の句集を借りた図書館で撮影。 その後わが家に来て、日曜日ではありますが、スーツに着替えて駅まで歩く様子を撮影しました。 これで撮影の全てが終了。 NHK松山放送局の番組ということで、放送は四国の4県のみ。 放送日は11月2日。 しこく8という番組で20時から20時43分まで放送するそうです。 編集が終ったら、DVDを送ってくれるとのことでした。 後日、全国放送を行いたいと言っていました。 実現するかどうかわかりませんが。 一つ、肩の荷がおりました。 松山放送局の面々は、これから宮城に行ってロケだとか。 なかなか忙しい仕事のようです。 私が新人の頃、元気だったときの写真を四枚貸しました。 どういう文脈で使うのでしょうね。 インタビューでは一時間以上話しましたが、編集でぶつぎりにされるんでしょうね。 残念ではあります。 ここで、一応説明しておかなければならないことがあります。 番組中、妻、と言う言葉を使いました。 私は戸籍上、15年前に結婚しました。 このブログでは、私は孤独なおじさんということになっており、時折同居人という名で妻を登場させてきました。 孤...
文学

NHK番組電話打ち合わせ

先ほど、NHKのディレクターから電話があって、明日、明後日の撮影について打ち合わせを行いました。 それによると、明日は午後2時頃撮影の人々がきて、かなり長時間にわたって山頭火の句によってうつ病にいかなる影響を与えたか、だとか、山頭火への思いを語る場面をわが家のリビングで撮影するようです。 インタビュー形式ではなく、カメラに映らない場所にディレクターが陣取り、私はカメラ目線ではなく、そのディレクターの質問に答えていくのだとか。 そのほかに薬を飲むシーン、スーツに着替えて駅に向かうシーンなどを撮影するようです。 図書館の撮影は、イメージ映像ということで、私は行かなくても良いようです。 山頭火の句に特別詳しいわけでもない私がこんな取材を受けてしまってよい物か、今でも葛藤があります。 しかし、案ずるより生むが安し。 なんとなくうまく行ってしまうでしょう。 私はアドリブも得意なのです。
文学

咳とくしゃみ

急に涼しくなったせいか、朝からくしゃみが止まりません。 背中から腰が重い感じ。 風邪のひき始めですかねぇ。 今度の土日はNHKの撮影があるというのに。 今日は暖かくして早目に寝たほうが良さそうです。 なんだか今年の夏は強制終了と言う感じで、突如として涼しくなりましたね。 これでは体がついていけません。 尾崎放哉に、 咳をしても一人 という有名な句がありますね。 寂寥感が漂う名句です。 でもあれ、咳だからさまになるのですよねぇ。 咳の子の なぞなぞあそび きりもなや   中村汀女 女人咳き われ咳きつれて ゆかりなし  下村槐太 痩身の 少女 鼓のやうに咳く   福田甲子雄 咳を詠んだ句は簡単に思い浮かびますが、あんまりくしゃみを詠んだ句は思いつきません。 でっかいくしゃみを事務室で連発していたのでは、滑稽どころか迷惑がられるだけです。 私は幼い頃から鼻が悪く、長いこと副鼻腔炎というのに悩まされました。 症状は鼻づまりとくしゃみです。 大人になってからは大分良くなったのですが、体調を崩すと真っ先に鼻にきます。 熱がでると不思議と鼻は治まって、熱が下がると咳がでて、というのが私の風邪のパタ...
文学

放哉

「放哉評伝」を読みました。 山頭火にかまけているうちに、もう一人の自由律俳句の巨人、尾崎放哉について知りたくなったからです。 よく、動の山頭火、静の放哉と言われます。 山頭火が晩年まで各地を行乞の旅を繰り返したのにたいし、放哉はサラリーマン生活を30代半ばで打ち切り、いくつかの寺の寺男や堂守をした後、晩年は小豆島の小さな庵に閉じこもって句作にはげんだからでしょう。 しかし2人には、共通点も多くあります。 ひどい酒飲みであったこと、多くの人に恥じも外聞もなく金の無心をしたこと、俳誌「層雲」の主要な同人であったこと、など。 句風は当然違ったものです。 山頭火は激しく、放哉は寂しげ。 つくづく淋しい我が影よ動かして見る この句は、読みようによってはずいぶん不気味な印象を与えます。 我の付属物であるはずの影と我とを同じ位置に置いて、影に呼びかけているのです。 一日物云はず蝶の影さす ここでも影が重要な暗喩を含んでいます。 こんなよい月を一人で見て寝る この句は放哉が否定した季語があり、わが国文学では重要なモチーフである月が正面から取り上げられ、放哉の芸術的精神がより自由になったことをうかがわせ...
文学

彼岸

今日は秋分の日ですね。 9月23日からずれるのは100数十年ぶりとか。 戦前は秋季皇霊祭という祭日で、この日に歴代首相は靖国神社に詣でる習慣があり、8月15日に参拝するとかしないとかいうことが問題になりだしたのは、ここ三十年ばかりのことです。 マスコミと政治家が、わざわざ問題でもないことを問題としてでっちあげてしまった不幸な出来事です。 暑さ寒さも彼岸まで、とか申します。 その言葉のとおり、今日の関東地方は曇って涼しいようです。 今年は残暑が厳しい年でした。 その残暑からようやく解放されるかと思うとほっとします。 涼しくなってきたところで、今日はこれから、どこへやら散歩に出かけましょうか。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
文学

昨夜

昨夜、NHKのディレクタ―が我が家を来訪し、1時間強、話しました。 NHK側は私が熱心に種田山頭火の句を読んでいたのがうつ病による病気休暇中だったということに喰いつき、どんな句によって救われ、また、元気づけられたのか、とか、うつ病回復後、新たに好むようになった句は何か、とかを聞かれました。 また、うつ病発症の詳しいいきさつも聞かれました。 どうも聞いていると、種田山頭火の芸術性について深く掘り下げる番組ではなく、東日本大震災をはじめ、精神的に弱りながら、山頭火の句によって元気を取り戻した人々に取材し、山頭火の句が持つ癒しの力に迫ろうという主旨のようです。 そのため、病気休暇中、近所の図書館で「山頭火全句集」に出会った時のことを再現するような場面や、今は元気に働いている場面を撮りたいとのことでした。 職場での撮影は問題があるので、出勤風景くらいにしてくれ、と頼みました。  そのほかに、10分くらい、山頭火について自由に語る場面を撮りたいとか。 なんとなく変な方向に進んでいるような気がしますが、私の経験がうつ病患者をはじめ多くの精神症状に苦しんでいる人の利益になってくれれば、これ以上の喜び...
文学

豪雨

昼休み。 外はひどい雨です。 今日は東日本全域が豪雨に見舞われるとか。 東日本大震災に襲われた方には、一年半の時を超えた涙雨となっていることでしょう。 あららかに わがたましひを 打つごとき この夜の雨を 聴けばなほ降る 若山牧水の和歌です。 私は今日の雨に魂を打たれてなどいません。 しかしうつ病が激しい時、雨は大敵でした。 雨が降ると布団から起き上がれなくなってしまうのです。 今はそういうこともなくなりました。 ただ鬱陶しいだけです。  病癒えて、ずいぶん楽に、生き易くなりました。 水不足が叫ばれる昨今、この雨が恵みの雨となることを祈ります。若山牧水歌集 (岩波文庫)伊藤 一彦岩波書店にほんブログ村 本・書籍 ブログランキングへ
文学

NHK

NHKの記者から、このブログを読んで、漂白の自由律俳人、種田山頭火への思いについて取材したい旨のメールを受けたことは以前書きました。 山頭火に関して何度か記者とメールのやり取りをしました。 そうしたところ、直接インタビューしてそれを撮影、放送したいことと、できれば日常生活も撮影、放送したい、との依頼がありました。 なんとも奇妙なことになりました。 私のブログには多い日で500IP・3,000PVくらいの訪問があります。 少ないときで200IP・1,000PVくらいでしょうか。 その中にはマスコミで働く人も当然いるでしょう。 しかしまさか私に取材したいとか、放送したいとか言ってくる人がいるとは思ってもみませんでした。 むしろ何かの雑誌に随筆でも書いてくれ、という依頼を期待していました。 それがテレビ番組。 それも天下のNHK。 驚いちゃいますねぇ。 私は精神障害発症以来、基本的に守りの生活を送ってきたように思います。 精神をゆさぶるようなことからは、できるだけ遠ざかって生きてきました。 しかしここらで、この滅多にない機会を、うまく利用してみようかと思っています。 平々凡々たるサラリーマン...
文学

漂白と遁世

昨日山頭火の評伝を読んだせいか、サラリーマンを続ける私の生活に深い疑問を抱くにいたりました。 サラリーマンを続ければ、嫌なことは多かれど、月々お給料を貰えて、安泰な生活を送ることができます。 だからこそ、多くの人々は就職活動をしてサラリーマンになるのでしょう。 しかしそれは、食うために時間を切り売りする行為です。 時は金なり、と申します。 まさに時を金に変える錬金術が、サラリーマンの生き方といえるでしょう。 月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。 舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。 古人も多く旅に死せるあり。 予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず。去年の秋、江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、やや年も暮れ、春立る霞の空に白川の関こえんと、そぞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。 有名な松尾芭蕉「おくのほそ道」の冒頭です。 やむにやまれぬ漂白放浪への思いが認められています。 これを読んで旅心を起こさぬ日本人がいるでしょうか。 一方与謝蕪村は若い頃芭蕉に憧れて津軽にまで旅をしていますが...
文学

濁れる水の流れつつ澄む

9月12日に「なんで?」という記事で、このブログを読んだNHKの記者から、俳句についての取材を申し込まれた、と書きました。 詳しくは、種田山頭火についての取材でした。 あれ、山頭火の記事なんか書いたっけ、と、ブログ内検索をかけてみたら、ずいぶん前に4つほど書いていました。 良く見つけたものですねぇ。 当時私は「山頭火全句集」という書物を手に入れて、行乞の俳人にかぶれていました。 西行、良寛、芭蕉などに連なる、漂白の魂を持った俳人だと憧れてもいました。 で、句についてはかなり語る自信がありますが、俳句というのはどんな人物だったのか、どんな生涯を送ったのかを知らないと深く理解できないところがあります。 その句をいつどんな所で、どんな心持ちで詠んだかを知ることは、俳句理解のうえで極めて重要です。 そこで、来週の取材に備えて「種田山頭火 うしろ姿のしぐれてゆくか」という430ページに及ぶ大部の評伝を今日一気に読みました。  初めて知ることがたくさんありました。 少年の頃、母親が井戸に身を投げて自殺したこと。 青年期の弟が自殺したこと。 曹洞宗で出家得度して僧形で行乞の旅を続け、句作に励んだこと...
文学

皆殺し

尖閣諸島をめぐる中国国内での反日デモは日増しに激しくなっているようです。 ある地方のデモでは、日本人を皆殺しにせよ、と書かれた横断幕を掲げたとか。 これにはわが国のみならず欧米のメディアも驚愕をもって伝えています。 皆殺しとは穏やかではありません。 漢民族と周辺の民族は長年に渡って闘争を繰り返し、そのつど互いに大量虐殺を行っていますから、対立の果てには戦争があり、その過程で皆殺しにしようとする、という発想が当たり前のように浮かぶのかもしれません。 米国のある政府高官は、中国の不穏な動きに、「中国人は尖閣沖で戦争が起きるとでも思っているのか。その場合米国は日米安保条約を発動する」と発言しています。 まことに心強いかぎりです。 中国は陸軍は強大ですが、海軍は未だわが国の海上自衛隊には及びませんし、まして米国海軍を敵にまわして戦う気などさらさらないでしょう。 しかしそれはただ今現在の戦力図です。 5年、10年のうちに中国海軍は質量ともに現在とは比較にならない力を身につけるでしょう。 そうなる前に、わが国は中国高官の過激な発言や中国人民のデモなど無視して、尖閣諸島に港を作り、警察官や自衛官を常...
文学

米の汁

生活を米とすれば、芸術は米の汁ー酒である。   漂白の自由律俳人、種田山頭火の言葉です。 酒飲みであった彼の、一種の言い訳にも聞こえます。 先日血液検査を行い、昨夜その結果が出ました。 半年で17キロも体重が落ちたせいか、中性脂肪・コレステロール・血糖・肝臓など、すべて正常値になっていました。 正常値を超えると赤く表示される数字が、半年前は赤だらけだったのが、今回は真っ黒。 驚きました。 生来の酒好きから、肝臓の数値だけは悪化していることを予想していただけに、うれしい誤算です。 肝臓についていた脂肪が落ちたからではないか、と医者は言っていました。 禁酒も節酒もしていなかったのに不思議です。 私は2年半前に職場復帰を果たしてから、基本的に職場の宴会に出席していません。 べつに酒乱というわけではないですが、宴席が乱れることはよくあることで、それが精神に悪影響を及ぼすから宴席は控えたほうが良い、と精神科医に言われているのです。 で、仕事が終ると、こんがらがった頭を癒すため、1人安い焼酎を呷る事になります。 概ね水割り2杯。 それでも仕事で疲れた体には十分な酔い心地です。 悠然として山を観る、...
文学

国有後

東京都が進めていた尖閣諸島の購入、土壇場で国が買い取り額を吊りあげ、かすめ取ってしまいました。 石原都知事もさぞかしご立腹だろうと思ったら、意外とあっさりしていますね。 政府は国有化後も、これまで同様誰も立ち入らせず、港湾施設などの整備もしない方針のようです。 中国の過剰反応を怖れてのことのようですが、それでは多額の税金を投入して国有化した意味がありません。 国有化した以上、港湾施設の整備、警察官や自衛官の常駐は必須だと思われます。 大体どこの国でも口では威勢の良いことを言って相手を脅かすものです。 そんなことを一々真に受けていたら外交になんかなりません。 かつて台湾危機の際、今にも中国は台湾に軍を送りこみそうな勢いでしたが、米国が原子力空母を一隻派遣しただけで、急に大人しくなってしまいました。 国際社会は正義や理をもって動いているわけではなく、損得で動いています。 その損得を担保するのが軍事力であったり経済力であったりの、総合的な国家の力と、国家の強い意志です。 わが国も国際社会の一員である以上、それら無法の法とでもいうべきルールに従わなければ、国家として立ち行かなくなるものと思われ...
文学

涼しい

今朝の出勤時、ずいぶん涼しくなったと感じました。 それでも日中はまだまだ暑いんですけどね。 昼間は冷房の効いた事務室にいるので、外に出るのは朝と夕方だけ。 涼しい時間帯しか外に出ないせいか、季節が一気に進んだような気がします。 春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり 道元禅師の和歌です。 季節をすべてわずか1首の歌に詠み込んだ、ちょっと変った歌ですが、私がとくに奇妙だとも、味わい深いとも思うのは、冬雪さえてすずしかりけりの部分です。  一般に雪が降るような時期は、寒いと表現するものだと思いますが、道元禅師はなぜか、すずしかりけり、と詠み、雪が好ましいもののように感じさせます。 これは実際に涼しいというより、冬の凛とした寒気の心地よさを表現しようとしたものだと思われます。  私は寒い気候が嫌いではありません。 清潔感や、身が引き締まるような感じが好ましく思えるからです。 もちろん、私が東京と千葉にしか居住した経験が無いことが大きく影響しているものと思われます。 首都圏の寒さはたかが知れています。 雪だってひと冬に一回か二回しか降りませんし。 それに比べて、首都圏、特に渋...
スポンサーリンク