文学 暗い日曜日
北原白秋は短い間でしたが、私のふるさと、江戸川区に住んでいたことがあります。 23区とはいえ東のはずれで、当時はずいぶん鄙びた感じだったようです。 夏浅み 朝草刈りの童らが 素足にからむ 犬胡麻の花 北原白秋が江戸川区在住の頃詠んだと伝えられる和歌です。 歌の内容からも、当時の江戸川区が牧歌的な雰囲気を持った田舎であったことが知れます。 西欧の文学にかぶれていたこともある北原白秋ですが、こんな牧歌的な、ノスタルジックな和歌を詠んでいたのですねぇ。 ちょっとびっくり。 江戸川区では、都内で唯一の手作りの風鈴を作っていたり、金魚が盛んだったり、奇妙なものが有名ですね。 しかし私は江戸川区に住んで都心の学校に通っている頃、江戸川区はとてつもなく都心から遠いド田舎で、なんでこんなところに住まなければいけないのだと嘆いていました。 で、周辺区から都心に通うしんどさに嫌気がさして、千葉に就職して東京から遁走しいたというわけです。 千葉市中心部から電車で二駅目に住んでいるせいか、住まい周辺は今の所のほうが都会的で利便性も高く、しかも人は少ないという、私にとって理想的な環境です。 しかし私にとって最も...