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アーバン・エクスプローラー

昨夜はベルリンが舞台の不気味なホラー「アーバン・エクスプローラー」を鑑賞しました。 ベルリンに観光に来た米国人青年、その恋人のベネズエラ人女性、それにフランス人と韓国人のレズカップル。 この4人が、地元ドイツ青年のガイドで、立ち入り禁止のベルリン地下に広がる巨大な地下壕の探検に出かけます。 第3帝国時代に作られたもので、東ベルリンではかつて東ドイツ軍が西側への亡命者を狙撃していたという場所でもあり、病院施設から、巨大ホール、などがあり、お目当てはヒトラーの運転手が使っていたという巨大な壁画です。 第3帝国の理想をグロテスクに描いた悪趣味な壁画。 彼らはそこを見学して、帰ろうとしますが、ガイドが誤って穴に転落。 レズカップルは助けを呼びに行き、ナースでもあるベネズエラ人と恋人の米国青年は手当のため残ります。 しばらくすると、どこからともなく現れた白髪の老人が、地下壕内部にある病院のような部屋に運び込みます。 緊急電話で応援を呼ぶと、米国人青年とその恋人に肉のシチューをふるまいます。 話すうち、老人はかつて東ドイツ軍で特殊任務についており、亡命者を狙撃した話や、アフガニスタンでムジャヒディ...
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壮大な無駄

映画というのはそもそも壮大な無駄であり、さらに言えば物語や芸術作品はすべて壮大な無駄と言えるでしょう。 しかし人というもの、衣食が足りると必ず無駄を求めるかのごとく、あまたの無駄が作られてきました。 私が偏愛する映画監督、ヴィム・ヴェンダース監督の作品はことさら、無駄に長く、無駄な行いを撮影しているようで、それが不思議と心に沁みます。 冷戦時代のベルリンを舞台に、中年男の外貌をした二人の天使のくどくどしい独白を描いて、当時大評判を呼んだ「ベルリン 天使の詩」。 失踪して米国大陸を彷徨い、行き倒れになった男が幼い息子と再会し、出て行った妻を求める旅を描いてロード・ムーヴィーの金字塔と評され、カンヌでパルム・ドールを受賞した「パリ、テキサス」。 近未来、甘美で怖ろしい自らの夢の世界に溺れ、まるで薬物中毒のようになってしまう人々を描き、退行への暗い欲求を描いた愛おしい作品「夢の果てまでも」。 リスボン市の依頼でリスボンを舞台にすべての映画へのオマージュを捧げた「リスボン物語」。 ドイツ人作家と、母を見失った少女アリスとの不思議な旅を白黒で旅情豊かに謳い上げた「都会のアリス」などなど。 これら...
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「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」

今日は久しぶりに映画館に出かけました。 車で15分ほどのシネコンのポイントがいつの間にかたまっており、無料で1本観られます。 観たのは、「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」です。 「猿の惑星」第1作は私が生まれる前年に製作されたもので、私は小学生の頃テレビで観て、非常な衝撃を受けました。 今も語り継がれるSF映画の名作ですね。 そしてもっと驚いたのが、作者が元フランスの軍人で、インドシナで現地人を奴隷として扱っていたところ、第二次世界大戦が勃発、南部仏印に進駐してきた日本軍の捕虜となり、今まで奴隷として使っていた連中と同じアジア人に囚われる、という屈辱的な出来事をきっかけとして、当時高度成長著しい日本人に白人文明社会が取って代わられる恐怖を、猿=日本人として描いたと知った時です。 あの猿たちのモデルは我々日本人だったのですねぇ。 近代帝国主義列強に日本が名を連ねたとき、白人社会は恐怖に震えたのでしょうね。 ガンジーも日露戦争の日本勝利に狂喜し、インド独立を果たす決意を固めるきっかけになったと後に述懐しています。 猿のリーダー、シーザーです。 で、最新作の「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」...
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最終兵器彼女

奇抜で秀逸なタイトルに惹かれて観てしまいましたが、かなりきつい映画でしたねぇ、「最終兵器彼女」。 途中から早送りで観てしまいました。 原作のコミックは相当売れているらしいですが、実写は無理です。 小樽の高校生、ちせとしゅうじ。 二人は付き合い始めますが、ちせは国家によって改造された最強のサイボーグ兵器で、なぜか世界中を敵にまわして戦う日本の救世主になるはずが、ちせを抹消することが停戦の条件となり、ちせとしゅうじは窮地に追い込まれ・・・、というお話。 ちせが変身する時のCGだけは見事でした。 背中から鋼の触手や翼が無数に出てきて、空に駆け上がり、敵の戦闘機を次から次に爆破したり、敵軍艦を砲撃一発で沈めたり。 その破壊の見事さには爽快感があります。 ただ、やたらと長まわしの通常ありえないようなこっ恥ずかしい二人のやり取りは、おじさんには耐え難いものがあります。 どうせなら、ちせには敵味方関係なく世界中を焼き尽くす「鉄男Ⅱ」のような激しさが欲しかったところです。最終兵器彼女 高橋しん,高橋浩,清水友佳子小学館鉄男II/BODY HAMMER SUPER REMIX VERSION 田口トモロ...
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キャビン・フィーバー

朝っぱらから豪華な味付けのホラー「キャビン・フィーバー」を鑑賞しました。 休暇を楽しむために森の中の小屋に滞在に来た大学生男女5人。 セックスやドラッグを楽しみます。 このシチュエーション、「13日の金曜日」にそっくりですね。 そこで皮膚が腐る伝染病に感染。 誰が感染しているのかで疑心暗鬼になる若者たち。 これは「遊星からの物体X」からのパクリ。 獰猛な犬に襲われるのはスティーブン・キングの「クジョー」。 感染を怖れたオツムの弱い村人たちから襲われるのは、「テキサス・チェーンソー・マサカー 悪魔のいけにえ」を彷彿とさせます。 しかもそれをうまい具合に仕上げています。 監督と製作者のホラー映画への愛が感じられる一作です。 ラスト、感染源となった水で作ったレモネードを村人たちが知らずに飲み、その水を名水として運ぶ大型トレーラーが映し出されるのは、「28日後」などの感染パニック映画の序章のようで、私をうならせました。キャビン・フィーバー イーライ・ロスパラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン13日の金曜日 -FRIDAY THE 13TH- スペシャル・コレクターズ・エディション ...
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