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フローズン

なかなかの娯楽ホラー「フローズン」を昨夜鑑賞しました。 金土日の週末だけ営業するスキー場。 日曜日、恋人同士の男女と男の親友の3人がスキーとスノーボードを楽しみにやってきます。 営業終了間近、3人はリフトに乗り込みます。 前も後ろも誰もおらず、3人は最後の客と知れます。 半ばまで登って、突如、リフトはストップ。 照明も消えてしまいます。 リフトの係員が誤って止めてしまったのです。 次に営業するのは一週間ちかく後の金曜日。 零下20度にも達するリフトに残された3人は、このままでは凍死してしまうことを悟ります。 救援がくることに一縷の望みを託して一晩を過ごしますが、もはやこれまで。 ついに一人が飛び降りますが、足の骨を折って骨が飛び出す大怪我。 おまけに狼が寄ってきて、食い殺してしまいます。 次にリフトの鉄縄を伝って柱まで行き、柱のはしごを伝って男がおり、救援を呼ぶため、歩き始めますが、その行方は杳としてして知れず。 残された女はどうなるのか。 大自然の中なのに、まるで密室劇のような緊迫感が画面を覆います。 これはよくできた娯楽作で、お勧めできます。 でももうスキー場に行けなくなるかも。 ...
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ザ・クロスーエクソシストの闇ー

昨夜はホラー映画というよりキリスト教神学をあつかった哲学的な映画「ザ・クロスーエクソシストの闇ー」を観ました。 スウェーデンの神父、ヘンリク。 最近亡くなった母親の幻影に悩まされる彼に、同じ神父である父親が亡くなったとの連絡を受け、父が亡くなった地に向かいます。 地獄は存在しない、というスイスの教会が打ち出した教義を信じていたヘンリクは、父の死の秘密を知り、父が暮らしてたという暗く寒々しい森の瘴気にあてられ、地獄の存在は疑いようがない、と考えを変えるにいたります。 寛容を旨とし、何事も許すことこそがキリスト教の根本であると信じていたヘンリクは、キリスト教が異教を敵視し、血で血を洗う抗争を繰り広げていたことに思いを致すとともに、詩篇21に、キリスト教が持つ根源的な厳しさ、敵を憎み懲らしめずにはおかない残虐さを思い知ります。 そしてラスト、彼は教会での説教で、キリスト教の残虐な真実を語ろうとし、途中で信者から引きずりおろされてしまいます。 皮肉にも、信者は自ら、違う考えを持つにいたった神父を許さず、汚い言葉で罵ることによって、キリスト教の持つ非寛容と残虐性を証明してしまったのです。 スウェ...
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HACK!-ハック!ー切り刻む

昨日はホラー映画ファンにはたまらない一作を観ました。 「HACK!-ハック!ー切り刻む」です。 ある大学生のグループが小さな島の生態調査に出向くのですが、彼らはもともと映画学科の学生で、しかもホラー好きが揃っており、島に向かう途中の船の中でのホラー談義など、ファンには涙が出るほど素晴らしいものです。 島で彼らを泊めてくれる夫婦も大のホラー映画ファン。 この夫婦、ホラー好きが高じて本物のホラー映画を作ろうと決意し、そのためのキャストとして学生たちを招いたのです。 平たく言えば、学生たちを惨殺してフィルムに収めようというわけです。 随所に過去の名作ホラーへのオマージュが散りばめられており、泣かせます。 映画の最初から、多分生き残るか、あるいは最後の一人になるんだろうな、と思わせる女子大生が、じつは夫婦の姪で、殺し甲斐のある学生たちをキャストとして選んだ張本人だったりして、なかなか楽しませてくれます。 純粋な娯楽ホラー映画として、また、すべてのホラー映画のオマージュとして、最高傑作であると思います。 十分に堪能しました。HACK!-ハック!- 切り刻む ダニカ・マッケラー,ウィリアム・フォー...
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CHAIN

きっついホラーでしたねぇ。 「CHAIN」。 なにがきついって、恐怖というものを理解せず、表面的に怖そうに作られたホラーほど、きっついものはありますまい。 チェーン・メールが元で多くの男女が変死を遂げる事件。 これを最初はフェイク・ドキュメント風に撮り、後には女子高生の美少女ホラー風に撮る反則の上、小さな男の子を触媒っぽく使うという大反則。 これはいただけません。 ドキュメンタリー風にしたり、電磁波の恐怖を描いて社会派ぶったり、全部失敗しています。 ホラーは人を怖がらせてなんぼ、びっくりさせてなんぼの世界です。 顔を洗って出直しなさい。チェーン -CHAIN- 大久保智巳ハピネット・ピクチャーズにほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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太平洋の奇跡

DVDで「太平洋の奇跡」という戦争映画を鑑賞しました。 日本本土爆撃の基地となるサイパン島。 サイパン島では3万の兵が島を守り、多くの日本人が民間人として暮らしていました。 米軍は本土爆撃のため、どうしてもこの島が欲しくて、7万を越す兵力と圧倒的な火力で島を制圧。 たまらず、日本軍は玉砕しましたが、大場栄大尉を始めとする47人の将兵が玉砕戦を生き残り、山にこもってゲリラ戦を展開します。 掃討作戦に山に来た米兵に罠を仕掛けて爆殺したり、夜陰にまぎれて米軍キャンプを襲い、医療品や食物を奪ったり。 当時の日本軍が最も嫌う、しかし敵からみて最も怖ろしい遊撃戦です。 いつしか米兵たちは、大場大尉をフォックス(きつね)と呼んで怖れます。大場大尉です。 結局米軍がサイパン島占領を宣言してから一年半もの長きにわたり、米軍を苦しめます。 昭和20年12月、敗戦から四ヶ月もたって、日本軍少将からの降伏命令を受け、軍装を整えて日章旗を掲げ、胸を張って米軍キャンプまで行進し、軍刀を敵に渡し、降伏しました。 ドイツ軍のロンメル将軍は北アフリカ戦線で連合軍をさんざん苦しめ、砂漠の狐と呼ばれました。 英米では、狐と...
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