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TATARI

昨夜、心霊ホラー「TATARI」を観ました。 かつて数々の狂気じみた実験治療が行われていた精神病院。 火事で閉鎖され、今は廃墟と化しています。 ここへ五人が招待されます。 招待の報酬は100万ドル(約1億円)。 条件は、夜明けまで生き残ること。 当初、遊園地経営者で多くのお化け屋敷やジェットコースターを手掛けた男が妻の誕生日を祝うために開いたホラー・ナイトかと思わせます。 しかし、遊園地経営者が仕掛けていないはずの方法で惨劇が次々と起こり、裏でビデオカメラを見ながら仕掛けを操っていた助手が顔をえぐられて殺されているのを発見した遊園地経営者は、元精神病院の建物が邪悪な存在であると気付き、ゲーム参加者とともに生き残りをかけて奮闘します。 途中、妻の不倫が発覚したり、妻が不倫相手を刺し殺したり、邪悪な存在とは関係のないエピソードも語られます。 それにしても、元精神病院の所有者で、祖父がその病院の経営者だったという青年の怯えようは失笑をかうほどです。  映画の印象としては、CGを多用しすぎており、しかもそのCGが造形的に奇妙で、恐怖感を感じません。 邪悪なものの謎もそのままで消化不良の感じです...
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ワナオトコ

昨夜、「ワナオトコ」というふざけたタイトルのアクション・ホラーを鑑賞しました。 原題は「Collector」というそうです。 内装業者の男が、妻が抱える多額の借金のため、昼に仕事に入った家に宝石を盗みに入ります。 その家の家族が旅行で留守にしていることは調査済み。 腕に覚えのある金庫破りの技で、難なく盗みを終えられるかと思いきや、何やら物音が。 どうやら邪悪な侵入者がいるらしいことに気付きます。 侵入者は家中にワイヤー、刃物、ネズミ捕り、ありとあらゆるワナを仕掛け、旅行に出たはずの家族を犠牲にしていました。 内装業者の男は生き残っていた幼い女の子を救出すべく、邪悪な侵入者に立ち向かいます。 過激な残虐シーンのゆえに18禁になっており、それも当然と思わせるほど様々な手口のワナで、血しぶきが舞います。 その爽快感さえ感じさせる邪悪さは、この手の映画のなかでも群を抜いています。 なんとなくシリーズ化されそうな予感がします。 シリーズ化したら、ワナオトコはジェイソンやブギーマンやフレイディに匹敵するダーク・ヒーローになり得るでしょう。 グロいシーンに抵抗にない方はぜひご観賞ください。ワナオトコ...
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ゴシック・ロマン

午後のひと時、ホラー映画を楽しみました。 「スリラー」です。 イギリスの古い古城に越してきた夫婦。 妻はニューヨークで投資家として一財産作って、故郷、イギリスに戻ってきたのです。 夫はフランス育ちのイギリス人で、古色蒼然たる古城を、魅入られるように購入しました。 しかしその古城には、忌まわしい過去があり、妻は過去の幻影に怯えます。 夫は傾きかけた会社の経営を持ち直すため、妻を精神疾患に仕立てて妻の財産管理の権利を奪おうとします。 出てくる人物、みな一癖ありそうな感じで、気が抜けません。 イギリスの美しい古城で起こったらしき惨劇、そしてこれから起こるかもしれない悲劇。 その格調高さはホラーというよりゴシック・ロマンにまで高めれらています。 結局幽霊が登場することはなく、すべて人間の色と欲が起こした事件であることも、好感が持てます。 それにしても、あんな大きな家、夫婦と子供一人ではもてあましちゃいますね。スリラー クリエーター情報なしメーカー情報なし ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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隣人13号

午後もDVD鑑賞です。 小栗旬と中村獅童が二人一役をこなすという奇抜な演出が冴える「隣人13号」です。 小学生時代激しいイジメにあい、気弱に生きてきた十三。 しかし彼には、凶暴なもう一人の自分、13号が住み着いていたのです。 イジメッ子の代表、赤井が住むアパートに引越し、赤井が勤める建築会社にもぐりこんだ十三。 やがて十三は13号に取って代わられ、凄まじい復讐を実行に移します。 十三を小栗旬が、13号を中村獅童が演じ、そのギャップがこの映画の妙味でしょう。 13号を演じた中村獅童の凶暴さとキレぶりが鬼気迫る迫力を醸し出しています。 また、十三と13号の心の葛藤を、狭い密室で二人が相対するという場面で描き、サイコ・サスペンスとしての深みを出しています。 あまり期待せずに観たのですが、脇を固める役者たちもよくはまっていて、なかなかのエンターテイメント作品に仕上がっています。 イジメッ子夫婦の子供役をやった子役が本気で泣き出したというエピソードが残っているくらい、13号は怖いです。 私ならあんなの近寄ってきただけでちびっちゃいそうです。 暴力シーンに抵抗がない方にはお勧めできる逸品です。隣人...
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キャタピラー

今日はこの前の日曜出勤の振替でお休み。 朝からDVD鑑賞を楽しみました。 寺島しのぶが多くの映画祭で主演女優賞を受賞した「キャタピラー」です。 戦時中のある村に傷痍軍人となってある少尉が帰ってきました。 傷痍軍人とはいっても半端ではありません。 両の手足を失い、耳も聞こえず、満足に話せない。 ただ世を恨むような鋭い眼光だけが、彼の無念を物語っています。 新聞に生きた軍神と取り上げられ、勲章をもらい、村で生きた軍神様として崇敬の念を集めています。 しかし、寺島しのぶ演じる軍神の妻にしてみれば、新たな地獄の始まりです。 世間では貞節な軍神の妻を演じ、家に帰れば肉の塊にすぎない夫の世話。 軍神は食うことと、妻の体を求めることにだけ、凄まじい執念を見せます。 食うか、寝るか、やるか。 妻はそれに耐えながら、日本の勝利を信じて軍神の妻を演じます。 日本軍の配色が濃くなると、軍神はかつて中国大陸で犯し、殺した女たちの幻影に怯えるようになります。 そして迎えた敗戦。 夫と妻はそれぞれ違う将来を求めるのです。 寺島しのぶの演技があんまり大仰で、正直感情移入できませんでした。 一般的な日本人はあんなに泣...
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