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女優霊

Jホラーの金字塔にして不滅の名作、「リング」の中田秀夫監督の出世作「女優霊」を観ました。 長らくDVD化が待たれていた幻の作品です。  とにかく、怖い。  ある映画を撮影していて、ラッシュ・フィルムに未現像の映像が映っていることに、新人監督が気付きます。 そこに写っている女優、監督はどこかで見たことがありますが、思い出せません。 未現像フィルムのことを気に掛けながら、撮影に没頭する監督とスタッフ。 しかし、未現像フィルムに写っていた女の幻影に悩まされるようになり、ついには撮影所で悲劇が起きます。 撮影所というのは、学校や総合病院と並んで、怪談の舞台によく使われますね。 この映画でも、ベテランの技師が変に怯えていたりして、雰囲気を盛り上げます。 何より映像に気品と緊張感があり、どこが怖いというのではなく、すべての画面から恐怖がにじみ出てきます。 日本人の大好きな長い黒髪の美人の霊がでてきますよぉ。 中田秀夫監督という人はホラーの天才ですね。 恐らく相当の怖がりとみました。 怖がりでなければ、怖い映画なんて作れません。 怖がりだからこそ、何が怖いかよく知っているのでしょう。 私は多くのホラ...
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セブンD

昨夜、DVDで「セブンD」を観ました。  幼い息子を事故で亡くした夫婦が、都会から田舎の一軒家に引っ越して、心機一転やり直そうとします。 しかしその一軒家はいわくつき。 28年前に不可解な事件が起きています。 妻は神経症を患い、小説家の夫はスランプです。 妻は自分が7日後に死ぬという幻覚に怯え、夫はそんな妻にいらつきながらも小説の執筆にいそしみますが、だんだんと夫も狂気に侵されていきます。 舞台装置は、一軒家の夫婦と冬閉鎖されるホテルの管理を請け負った家族という違いはありますが、夫が小説家で、家に巣食う狂気に侵され、やがて家族に刃を向ける、というストーリーは、ジャック・ニコルソンの怪演が光るキューブリック監督の名作「シャイニング」を彷彿とさせます。  「シャイニング」のような第一級の作品と比較すると見劣りがしますが、可もなく不可もなく、そこそこ楽しめるホラー作品になっていると思います。セブンD アマンダ・プラマー,ショーン・パートウィー,ニック・ブリンブル,アマンダ・ウォーカーエムスリイエンタテインメントシャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン ジャック・ニコルソン,シェリー・...
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シー・ノー・イーヴル

プロレス団体、WWEで活躍するレスラー、ケインが大暴れするホラー「シー・ノー・イーヴル」を観ました。 一応、少年時代、キリスト教を狂信する母親から虐待されたがため、ケインが悪と信じた人物を殺しまくる、というオチがついていますが、そんなことはどうでもよく思えるほどの、見事な殺人鬼ぶりです。 ジェイソンもフレディもブギーマンも裸足で逃げ出すほどの残虐ぶり。 ケインの母親がまたいっちゃっていて、素直に楽しめるスプラッター・ホラーです。  スプラッターといえば、13金のジェイソンが君臨し、ニューヨークでムーンウオークを披露したり、宇宙にまで行っちゃったり、出会うはずのないフレディと死闘を繰り広げたり、その恐怖はもはや馬鹿馬鹿しいスラプスティック・コメディの域に達していますが、今作のケインもなかなかどうして見事なコメディアンぶりです。 最後にケインの死体に野犬が小便をひっかけるあたり、怖いというより笑うしかなく、ホラーファン必見のやりたい放題。 ただし、ホラーがお嫌いな方にはお勧めできません。 馬鹿馬鹿しいうえにグロいからです。 恐怖と笑いは紙一重だと実感させてくれる、名作です。シー・ノー・イー...
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ダークネス

次の日曜日が休日出勤のため、今日は代休。 朝っぱらからDVDを観ました。 「ダークネス」です。 スペインのある村で、40年前、7人の子供が行方不明になり、一人だけが発見されます。 しかしその子供の証言はなんとも曖昧で、事件解決に結びつきません。 一人残った子供はアメリカに渡りますが、40年のときを経て、故郷に戻ってきます。 物語はそこから始まります。 幽霊屋敷のような、スペインの片田舎の家。 そこでミステリアスな事件が頻発します。 長女がその謎に挑みます。 そして、暗闇と邪悪と力強さを求めるカルト集団に突き当たります。  本格的なオカルト・ホラーで、なかなか興味深いですが、あまりにも出し惜しみしているため、一般的には評価は低いでしょう。 「エクソシスト」や「オーメン」シリーズのような、エンターテイメント的なオカルト・ホラーではありません。 しかしヨーロッパならではの重苦しさやオカルトの力強さは、なかなか面白いと思います。ダークネス ジャウマ・バラゲロ,フェルナンド・デ・フェリペアミューズ・ビデオエクソシスト ディレクターズカット版 エレン・バースティン,リンダ・ブレア,ジェーソン・ミラ...
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CUBE ZERO

昨夜は「CUBE」の続編というか解説編というか、「CUBE ZERO」を観ました。 「CUBE」はスタイリッシュで美しく残酷な、完成された作品でした。  「CUBE ZERO」では、立方体に入れられる人々を死刑囚とし、死刑執行か立方体に入るかを自らの意思で選んだうえで、記憶を消されて立方体に入る、と説明しています。 本作の主人公は立方体で苦しむ死刑囚ではなく、それをモニターで監視する下っ端役人。 顔さえ見たことのない幹部からの命令で、立方体を動かしたり、殺人トラップを仕掛けたりして、さまざまなデータをとります。 そのデータが何に使われるかは全く分かりませんし、どんな組織がCUBEを運営しているのかもわかりません。 あるとき、下っ端役人の一人が立方体に無実の女がいることに気づき、自ら立方体に入り、彼女を救出しようとします。 そのことを発見したホワイトカラーの中堅幹部が初めてモニタールームに現れ、ゲシュタポを彷彿とさせるいかにもな嫌らしい役人風を吹かせます。 そして、下っ端役人はCUBEの恐ろしさに改めて気付かされるのです。 前作、「CUBE」で観られたスタイリッシュな美しさはありません。...
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