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メモリー 殺戮のビジョン

昨夜はDVDで「メモリー 殺戮のビジョン」を鑑賞しました。 殺戮のビジョンというサブタイトルがついていますが、残虐シーンや殺害シーンはありません。  ある秘境の部族に伝わる粉。 この粉は強力な幻覚作用があり、部族ではその粉を摂取すると先祖の目を得て、過去の出来事をありありと見ることができる、と信じられています。この部族の調査をしていた人類学者が瀕死の状態で病院に担ぎ込まれ、認知症の研究をしている医師が患者に接触したことで、粉を吸引してしまいます。 人類学者は全身に粉を塗っていたのです。 すると、医師は不思議なビジョンに悩まされるようになります。 突如気絶するように眠りこけ、少女を誘拐しては仮面を作り、殺害する犯人の目で、犯罪を見るのです。 それも何度も繰り返し。 それは30年前から始まり、現在もなお続く未解決の連続少女殺人事件でした。 前半、やや単調なのですが、後半になって物語が一気に進みます。 観ていて追いつけないほどです。 数々の謎が提示されては解決されていきます。 最後は正統派ホラーのような厳粛さがありました。 デニス・ホッパーがパッケージにアップで写っていますが、出番はあまりな...
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パラノーマルアクティビティ 第 2章 TOKYO NIGHT

昨日は久しぶりに映画館に足を運びました。 「パラノーマルアクティビティ 第 2章 TOKYO NIGHT」を鑑賞しました。 第一作はサンディエゴで同棲するカップルの物語でしたが、今回は東京都杉並区で暮らす姉弟の物語。ぐっと身近になりました。 父親は長期出張中で、母親はいないようです。 姉の部屋でラップ音や物が勝手に動くなどの超常現象が頻発。 やがてそれは弟の部屋でもリビングでも、所かまわず発生するようになります。 神主によるお祓いを受け、その後4日間は何事もなく、お祓いは成功したかに思いますが、5日目から再発。 しかも今度は姉の肉体をあやつるようになります。 そして、悲劇的な結末。 最後まで相手の正体や意図はわからないままです。 だからこそ恐ろしい。 浪人の弟とOLの姉との会話がじつに自然です。  前作との関係は、姉がサンディエゴを旅行中、前作の被害者と不幸な接触をしていること。 おそらくそのとき、何者かが前作の主人公から姉に憑依したものと思われます。 前作以上の衝撃はありませんでしたが、舞台が身近な東京ということで、すんなり入れました。「パラノーマルアクティビティ 第 2章 TOKY...
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ラマン

昨夜DVDで「ラマン」を鑑賞しました。 恐怖映画やサスペンスばかり観ている私には珍しく、15禁の官能的な映画です。 17歳の誕生日、ある少女が三人の中年男と愛人契約を結びます。 その理由は明らかにされませんが、全体の印象からは、一種の自分探しのようなものであろうと予感されます。 ミステリアスな少女は素性を明かさず、中年男たちによってハナコと名付けられます。 男たちは、それぞれA・B・Cと記号で名乗ります。 男たちはあらゆる時、あらゆる場所で少女の肉体を求め、まるで少年のように無邪気にその遊戯を楽しみます。 そして18歳の誕生日、少女は男たちから去っていきます。 少女の偽悪めいた心のひだが、詩情豊かにつづられます。 難をいえば、男たちがはしゃぎすぎな点でしょうか。 「ラマン」といえば、1920年代のフランス領インドシナを舞台にした貧しい15歳のフランス人少女と裕福な中国人実業家の青年との性愛と交流を描いた映画が有名ですね。 こちらはずいぶん昔、映画館で観ました。  どちらも単にロリコン的関心にとどまらない文芸作品に仕上がっています。  中年になって思うのですが、少女愛にしろ少年愛にしろ、...
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ハート・ロッカー

昨夜、DVDで「ハート・ロッカー」を観ました。 大ヒット作「アバター」を抑え、アカデミー賞6部門を受賞した戦争大作です。  2004年、イラク。 爆発物処理班の若い兵士三人が死と隣り合わせの危険な任務についています。 勇敢というより無謀な班長。 班長と対立する慎重派の黒人兵。 死を極端に怖れ、精神的に不安定な若い白人兵。 映画は、戦争物とは思えないほど、静かに、淡々と進みます。 爆発のシーンや戦闘シーンはありますが、オリバー・ストーン監督の名作「プラトーン」に見られるようなリアルな迫力も、フランシス・コッポラ監督の異色作「地獄の黙示録」に見られるような戦場の狂気も、感じさせません。 そこに爆弾があり、米兵がそれを処理する様が、まるで事務員が電卓をたたくような単調さで描かれるのです。 正直、面白い映画ではありません。 当たり前かもしれませんが、米兵を美化していて、イラクの庶民への同情が感じられません。 ただ、今もイラクやアフガニスタンで、こうしたことが行われていることを思うと、どんなホラー映画よりも怖ろしく感じられます。ハート・ロッカー ジェレミー・レナー,アンソニー・マッキー,ブライア...
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インべージョン

昨夜はニコール・キッドマン主演の「インべージョン」を鑑賞しました。 スペースシャトルが地球への帰還の途中、大気圏内で爆発し、その破片が全世界に散らばります。 その破片に、怖ろしいウィルスが付着しており、世界中に感染者を出します。 感染すると、睡眠中にウィルスが人体を乗っ取り、ほとんど感情のない、しかし記憶は維持したままの別人に変化してしまいます。 感染した場合、発症を防ぐのは眠らないこと。 レム睡眠時にウィルスは爆発的に増殖するからです。  ニコール・キッドマン演じる精神科医が、抗体を持っているらしい息子を守るため、奮闘します。 しかしその怖ろしい地球外ウィルスは、奇妙な副産物をもたらします。 紛争や犯罪が激減するのです。 感染した人々は、完全に平等で、争うことのない性質に変化するのです。 親兄弟も夫婦も他人も、平等に扱うし、宗教の対立もなくなる代わりに感情や個性を失うのです。 世界から争いがなくなるのは、人間が人間であることを止めたときだ、という外交官がパーティーで発した言葉が暗示的です。 ストーリーは面白いのですが、見せ方が退屈です。 パニック・ホラーなのかアクションなのか、あるい...
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