社会・政治

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不完全

またもや福島原発への海水注入中断について、新しいニュースがありましたね。 東京電力は海水注入開始の3時間以上も前に原子力安全保安院に報告していたとか。 そうなると菅総理が報告を受けていないというのは嘘か、あるいは原子力安全保安院が情報を止めたか、どちらかしかありません。 一連の民主党政府の対応を見ていると、いかにも人間というのは不完全な生き物だなと思います。 そういえば1930年代、哲学や文学、物理学などが不完全であるのに対して、数学は完全であり、神の学問だという夢を追った人々がいました。 ヒルベルト派と呼ばれる人たちです。 しかしその夢は、呆気なく崩れ去ることになります。 ゲーテルと言う人が、不完全性定理を発表したからです。第1不完全性定理 自然数論を含む帰納的に記述できる公理系が、ω無矛盾であれば、証明も反証もできない命題が存在する。第2不完全性定理 自然数論を含む帰納的に記述できる公理系が、無矛盾であれば、自身の無矛盾性を証明できない。  ちょっと乱暴ですが、「この文に書かれている事は間違っています」という文があるとします。 この文に書かれている事が正しいと仮定すると、この文は間...
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失敗学

菅総理、福島原発の事故調査・検証委員会の委員長に失敗学の権威と呼ばれる先生を招聘したそうですね。 面白いですねぇ。 失敗に学ぼうというわけですか。 普通なら謙虚で良い姿勢だと思われるでしょうが、菅総理がやると、ブラック・ジョークとしか思えませんねぇ。 あれだけ全力で、とか、命がけで、とか大げさな物言いをしていたのに、やっぱり失敗だったと分かっていたということじゃないですか。 しかし、ま、あんまり責めたり弄ったりしても、彼の場合逆切れしちゃいますから、成長したね、今までのこと反省しているんだね、偉いね、と言って、働いてもらわないと困ります。 菅降ろしは収まっていませんが、まだ当分は菅総理が日本のトップリーダーで居続けるんでしょうから。失敗学のすすめ (講談社文庫)畑村 洋太郎講談社失敗学実践講義 文庫増補版 (講談社文庫)畑村 洋太郎講談社 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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お金

お金の話は下品ですから、あまりしたくないんですが、最近ニュースを騒がす国家公務員の給料を1割カットするという話には敏感にならざるをえません。 厳密に言うと、私は国家公務員ではありません。 平成15年度までは国家公務員でしたが、小泉改革で平成16年度に法人化したため、団体職員ということになりました。 しかし給与体系は国家公務員と同じで、人事院勧告にも従っています。 また、税金で運営されているという点でも各省庁と変わりません。 ですから多分、独立行政法人の給与も、国家公務員と同様に1割カットされるものと思います。 1割は大きいですねぇ。 特にボーナスは響きます。 しかもこのところの不景気で、基本給が上がりません。 公務員は不況に強いと言われますが、それは倒産しないということで、民間の平均賃金くらいになるように人事院が勧告をだすので、景気が良ければ上がり、悪ければ下がるシステムになっています。 現にここ何年も、人事院勧告は給料を下げるように勧告しており、それは100%実行されています。 スト権のない国家公務員にとって、人事院がその身分を保障してくれる機関。 人事院勧告に依らずして給料を下げる...
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不思議

不思議ですねぇ。 3月12日の福島原発1号機への海水注入中止。 最初は菅総理が激怒して止めろ、と言ったという報道だったんですよね。 ところが菅総理は海水注入の報告を受けていなかったので、知らないものを止めろと言うはずがない、と自らの関与を否定しました。 で、東京電力は政府の意向を受けて自主的に海水注入を中断した、と言い始めました。 はっきりしているのは、約1時間、海水注入が中断されたという事実があったこと。 ということは東京電力の現場の人が中断するという作業をしたことも確か。 それにはしかるべき立場の人が中断するよう指示したであろうことも間違いありません。 そのしかるべき人から上が、ブラック・ボックスになっちゃってるんですよねぇ。 菅総理か、東京電力か、あるいはその両方が嘘をついているということになってしまいます。 政府の意向というのはどんなルートでどんな言い方で東京電力に伝わったんでしょうねぇ。 そして政府の意向というのは本来総理大臣の意向と同義でなければならないと思うのですが。 そういう意味で、総理大臣の意向と異なる政府の意向が東京電力に伝わり、東京電力はそれを斟酌して、要請をうけ...
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鉄は熱いうちに打て

一時期ゆとり教育ということがもてはやされて、今の新人なんかはゆとり世代とか言われていますね。 私の職場にもゆとりちゃんがいますが、可哀そうにゆとり教育のせいで、有名大学出身にも関わらず、明らかに日本人として知っておくべき常識が身についていません。 「番町皿屋敷」の主人公をお岩さんだと思っていたり、やんごとなきという言葉を知らなかったり、オーストリアとオーストラリアを混同したり、岡山を四国だと思っていたり。 会話をしていると、毎日がアメイジングなんですよねぇ。 ミスターゆとり教育と言われて飛ぶ鳥落とす勢いだった文部科学省の寺脇研氏は、ゆとり教育の絶滅とともに降任人事をくらい、さびしく職場を辞めていきました。 当時さかんに言われていたのが、個性重視。 個性を伸ばせと言われても、かえって困っちゃうのが圧倒的多数の児童生徒だったことでしょう。 個性というのは、じつは押さえつければつけるほど伸びていくという天邪鬼な性質を持っています。 個性を殺す教育を受けるとそれに反発して伸びていくのが本当の個性でしょう。 もちろん、圧倒的多数の児童生徒は、個性を殺す教育をすれば、その通り没個性的になっていくで...
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