社会・政治

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切ない

愛知県で91歳の認知症のおじいちゃんが電車ではねられた事故で、鉄道会社がおじいちゃんの妻と息子に7百万円超の損害賠償を求めていたところ、このたび最高裁は遺族の責任を認めず、損害賠償をまぬかれました。 いやな話ですねぇ。 91歳のおじいちゃんが電車にはねられたのも嫌な話なら、鉄道会社が巨額の損害賠償を求めたのも嫌な話。 何年にもわたって裁判が行われたのも嫌な話。 自分が91歳のおじいちゃんだったなら、あるいはその遺族だったならと想像すると、ぞっとします。 もちろん、鉄道会社が悪いわけもなく、要するに誰も悪くない、ということ。 しかし鉄道会社が損害を被ったのも事実で、三つの切ない事情があります。 認知症で一人ふらふらして電車にはねられたおじいちゃんの切なさ。 大切な肉親を失いながら損害賠償を求められる切なさ。 何の落ち度も無いのに損害をかぶる鉄道会社の切なさ。 認知症患者は座敷牢にでも入れなければならないのでしょうか。 どういう結果になっても後味は悪いと思います。 今回、鉄道会社は何をもって鬱憤を晴らせば良いのでしょうねぇ。
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老後

国勢調査の結果、1920年の調査開始以来、初めて人口が減少したことが報じられました。 死亡数が出生数を上回る、自然減が原因とみられるそうです。 来るべきものが来た、という感じです。 少子高齢化が叫ばれて久しいですから、これは当然の結果でしょうねぇ。 私のまわりにも、40代、50代の独身者がうじゃうじゃいます。 わが国では婚姻による出産が一般的ですから、独身者が増えれば人口が減るのはいわば理の当然です。 婚姻も出産も極めて個人的な事柄ですが、人口が減り続けるとなると、これはもはや個人の問題ではなく、日本社会の問題と言わざるを得ません。 田舎に行くと65歳以上の高齢者が40%以上、なんていう空恐ろしい状況に陥っている自治体があるやに聞き及びます。 65歳以上を60歳以上に下げたなら、どれだけ高齢者が多いか、推して知るべきでしょう。 1960年の時点では、一人の高齢者を約12人の現役世代が支える、という余裕ある体制だったそうです。 それが2050年には、1.5人の現役世代が一人の高齢者を支えるところまで行ってしまうと予想されています。 これではほとんどおんぶ状態。 今のままでは年金制度は破綻...
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2月9日は風の日なんだそうですね。 風がふ(2)く(9)から、という語呂合わせだそうです。 あれはたしか私が新人の年でしたから、1992年でしたでしょうか。 風の会という少数政党が参議院選挙に立候補しました。 野村秋介ら、新右翼と呼ばれる人々の小さな政党でした。 横山やすしも立候補していましたね。 中心人物の野村秋介は新右翼という言葉を嫌い、新浪漫派とか民族派とかいう言葉を好んでいました。 経団連を襲ったり、朝日新聞に猛抗議したり、過激な言動で知られる人でした。 朝まで生テレビなどに出演し、うっとりと自説を語るその姿は、不気味でありつつ、どこか憎めない、魅力的な人でした。 週刊朝日が風の会を虱の会と揶揄したことがきっかけで朝日新聞社長室に抗議に出かけ、その場で拳銃自殺を遂げました。 虱の会のイラストを描いた山藤章二はしばらくショックでイラストを描けなくなったと聞き及びます。  テロリストであり、ロマンティストでありました。 テロは許されない行為ですが、右翼革命の熱狂の中に美を見出してしまい、それに囚われた悲劇の人とでも言う他ありません。 あるいは、喜劇?
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崩壊

愚かにも北朝鮮が人工衛星=ミサイルをぶっぱなしましたね。 そんなことをしてどうなるというのでしょう? 国際社会の信用を失い、さらなる制裁を受けるのは必定。 それでもぶっぱなさなければならなかった理由が分かりません。 北朝鮮自身はどう思っているか知りませんが、韓国も含め、多くの国々は北朝鮮という国家がこのまま存続してほしいと願っていることと推測します。 もし北朝鮮が崩壊し、韓国がそれを引き受ける形で統一したなら、多くの惨状を世界にもたらすでしょう。 まずは経済的な援助が必要でしょうし、わが国には難民が押し寄せるでしょう。 何より韓国は崩壊後の北を支えきれないでしょう。 思えば東西ドイツが統一を果たした時、パパ・ブッシュもサッチャーも苦虫を噛み潰したような顔をしながら、「統一を歓迎する」と、口先だけで言っていました。 あの当時、当のドイツを除いて、統一を喜んだ国は皆無だったように思います。 同じことが、南北朝鮮にも言えると思います。 世界で稀に見る人権弾圧国家ではありますが、それが崩壊することによる影響は計り知れないと思っています。
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トランプおじさん

最近米国の大統領選びがニュースを賑わせていますね。 民主党は元大統領夫人が初の女性大統領、さらには夫婦で大統領という珍しさが売りのヒラリー候補が有力なようです。 まぁ、順当でしょうなぁ。 面白いのは共和党。 泡沫候補臭さがぷんぷんと漂う暴言おじさんが驚くことに広く支持を集めています。 わが国で言えば一昔前のハマコーのようなイメージでしょうか。 面白いからか怖いもの見たさか知りませんが、トランプおじさんが大統領になっちゃったら大変なことになっちゃうでしょうねぇ。 不謹慎ながら、トランプ大統領を見てみたいような気もします。 対岸の火事とは言いながら、わが国にとって米国は重要な同盟国。 民主主義に関しては一日の長があるかの国で、まさかトランプおじさんが選ばれるとは思えませんが、まずは静観するしかなさそうです。
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