社会・政治

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テロとの百年戦争

古くは新撰組、さらに5.15や2.26などの青年将校、戦後は極左、そしてオウム真理教などと、わが国においてもテロリストは存在し続けてきました。 暴力による世直しを求める者は、いつの時代も一定程度存在します。 それはもちろん、洋の東西を問いません。 9.11以来、既存の国家は長くイスラム過激派によるテロに手を焼いています。 わが国もこのたび、人質を殺害されるという痛ましいテロに見舞われてしまいました。 イスラム国を名乗るテロ集団が特異な点は、国家を名乗り、広大な土地を支配していることでしょう。 さらには欧米を含む多くの外国人がイスラム国に共鳴し、これに参加していること。 これほど大規模なテロ集団を、私は他に知りません。 支配地域が広いわけですから、当然、イスラム国の考え方ややり方に不満を抱いている者や、日々の暮らしに追われて支配者に興味を示さない一般庶民が大勢いるものと思われます。 それらの人々が畑を耕し、狩猟採集を行い、あるいは会社員として、または公務員として、殺人や暴力とは関係がない普通の生活を営んでいるはずです。 そういう人々に支えられなければ、国を名乗る組織が維持できようはずもあ...
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追悼 後藤さん

卑劣なテロリストの手により、後藤さんははかなくなってしまいました。 今日はただ、静かに後藤さんの冥福を祈ります。 いかに危険を承知のうえだったとはいえ、さぞかし無念だったことでしょう。 私は、これ以上語る言葉を持ちません。
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落としどころ

イスラム国を名乗る過激派による日本人人質事件、混迷の度合いを深めてきました。 2人のうち、1人はすでに殺害された模様。 もう1人を解放する条件は、ヨルダンで収監中のテロリストにして死刑囚の女の解放です。 これにはヨルダン政府も困っちゃったでしょうねぇ。 わが国とイスラム国の問題だったはずなのに、ヨルダンが当事国になってしまったのですから。 で、ヨルダン人のパイロットもイスラム国に拘束されているとかで、このパイロットと抱き合わせで日本人を解放すべく、女テロリストを引き渡すべきだとする意見と、何があってもテロリストは引き渡すべきではない、という意見があるようです。 どちらも一理あります。 しかし私は、ことここに至っては、ヨルダンには申し訳ないですが、女テロリストを引き渡してでも、ヨルダン人パイロットと日本人の命を守ってほしいと思っています。 もちろん、イスラム国は日本人と女テロリストの交換を申し出ている段階ですので、ヨルダン人パイロットを解放するかどうかはわかりません。 しかし、女テロリストはイスラム国では象徴的な存在らしいので、交渉に乗ってくる可能性は十分あります。 本音を言えば、外務省...
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処刑か支払いか

日本人2人がイスラム国を名乗るテロ集団に拉致され、身代金2億ドルを払わなければ2人を殺害すると、日本国政府を脅しています。 過去、英国や米国のジャーナリストなどが実際に殺害された事例があり、日本人2人の命も風前の灯火というべきでしょう。 おそらく、日本政府は身代金を払わないでしょう。 かつて福田総理がテロリストと取引きし、「人命は地球より重い」との迷言を吐いて世界から失笑を浴びました。 同じ轍を踏むわけにはいきますまい。 それに2億ドルなんて大金、そう簡単に工面できるはずもありません。 外交ルートを通じて交渉しようにも、相手はテロ集団ですから、ほとんど話し合いにならないでしょう。 仮に2億ドルを支払ったなら、イスラム国の重要な外貨となり、さらには日本人を狙えば身代金が得られると思われ、さらなる犯行を誘発すること必定です。 二人の日本人には気の毒ですが、あえてこの時期に危険な場所に出向くからには、それなりの覚悟がおありのことと推察します。 あるいは死に場所を求めてイスラム国に行き着いたのかもしれません。 もちろん、2人を救うべく最善の努力を尽くすべきですが、テロリストとは取引きしない、と...
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伊勢と靖国

今日、安倍総理が伊勢神宮を参拝されました。 同じ神社でも、靖国神社にお参りするのとは大違いで、中国も韓国も関心を示しません。 天照大神をはじめとするわが国の神話に基づく神々を祀る神社と、戊辰戦争後の軍人・軍属を祀る神社とでは、当然、性格が異なります。 もし、わが国びとの心のふるさととでも呼ぶべき伊勢参拝を批判されたなら、日本国中、黙ってはいないでしょう。 もともと靖国神社は、軍人・軍属の犠牲者を英霊として祀り、感謝の誠を捧げるため、国が直轄する神社として生まれた、新しいお社です。 それに比べて、伊勢神宮は正式名称が神宮だけというくらい、神社といえば伊勢神宮を指すほどの存在で、いったいいつ誰によって創建されたのかさえ、定かではありません。 日本人が日本人であると自覚する以前から存在していたのでしょう。 その伊勢神宮にお参りすることが批判されないということは、日本が日本たるべき所以の物までを批判する気はなく、単に近代以降敗戦までの日本を批判することを主たる目的として、政治家の靖国参拝を批判しているというわけで、そこには大日本帝国時代のわが国を特異な存在とする考え方があるように思います。 国...
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