社会・政治 新生児取り違え
新生児の取り違え事件という話を時折耳にします。 同じ産院で近い時刻に誕生した2人の子どもを、病院がそれぞれ実の両親ではない親の子だと間違えてしまうという事件です。 要するに誤りによる取り換えっこですね。 最近、福山雅治主演の「そして父になる」という映画でも取り上げられましたね。 そして父になる【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)是枝 裕和,佐野 晶宝島社 私のイメージでは、わりと子どもが幼いうちに真相が発覚し、それぞれの両親の元に引き取られ、しかし環境の違いに親子ともども苦しむという感じを持っていました。 しかしこのたび、60歳の男性が取り違えられていたことが判明し、病院に損害賠償を求めて告訴し、勝訴したそうです。 病院は当初取り違えを否定していたそうですが、DNA鑑定の結果、動かぬ証拠が出てきてしぶしぶ認めたそうです。 原告の育ての父は原告が2歳の時死亡。 母親は女手一つで2人の兄と原告を育てますが、生活は困窮を極め、2人の兄と原告はいずれも中学卒業と同時に働き始めたそうです。 一方実の両親は裕福で、取り違えられた男と3人の実の息子の4人は全員大学や大学院に進学し、実の弟3人はいずれも...