社会・政治

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保身

保身とは、一般に自己の立場を守ることに汲々とする、あまり良くない意味で用いられることが多いようです。しかし本来は、「詩経」の明哲保身からきています。聡明で道理に通じていて、物事を的確に処理し、安全に身を保つこと、という意味です。 今朝の産経新聞のコラムで紹介されていました。 コラムでは、鳩山総理を元の言葉の意味から遠いところにいる、現在使われている「保身」の人だと、断じていました。 そうかもしれません。 しかし、人はおのれが可愛いもの。保身を攻める資格は、私にはありません。 そうはいっても、嘘を攻めることは許されてもいいでしょう。 普天間の迷走でも、事業仕分けで7~8兆円すぐにでてくるといった発言にしても、高速無料化にしても、嘘はいけません。 政治主導、という言葉を、官僚に高圧的に接することだと勘違いしているように思います。 官僚は法律に書かれたことを実行する組織。政治は法律を作る組織。 それなのに官僚が法律の原案を作り続けてきたというのは、政治の怠慢です。  立場の違う相手を互いに尊重しなければなりません。 日本は先進国中、際立って公務員の数が少ない、小さな政府なのですし。
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鳩山総理辞任

お昼休みです。 インターネットを見ていたら、鳩山総理・小沢幹事長辞任、とのニュースに接しました。  やっとか、という感じです。  普天間やら、秘書の金の話やら、子供手当やら、口蹄疫やら、色々不都合がありましたね。 しかし、一番の問題は、鳩山総理がくるくる言葉を変えて、一向に信頼できなかったことだと思います。「最低でも県外」が「できるだけ県外」になり、あげくの果てには「勉強すればするほど沖縄の米軍基地の重要性がわかってきた」なんて、長く保守政治家を続けてきた東大卒のエリートの発言とは思えません。 私は前回の衆議院選挙では、民主党に投票しませんでした。猫も杓子も民主党の状況で、元来ひねくれ者の私はなんだかファッショな感じがしたのです。 郵政解散のときも、自民党を支持しませんでした。 空気と逆に行くのが私の投票パターンのようです。 そういう意味では、次の参議院選挙では、特にブームは起きていないので、冷静に判断できると思います。あ、きっとみんなの党には入れないでしょうね。なにしろ急激に支持を伸ばしているし、名前がきらいです。「みんな」って、誰なんだ。少なくとも私は、「みんな」なんて気持ちの悪い...
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いや汁

負け犬の遠吠え酒井 順子講談社このアイテムの詳細を見る 数年前に、「負け犬の遠吠え」という本が流行りましたね。 30、未婚、子無しは「負け犬」だとか。著者自身のことでもあります。 人の多様な生き方を型にはめて本にするとはずいぶん下品な所業ですが、ここではあえてその内容は問いません。 私は、そのなかに出てくる「いや汁」という言葉が変に気に入りました。 この著書では、負け犬がかもしだす、独特のいやあな感じを、「いや汁」と言っています。 私は、この「いや汁」を、別な意味で用いています。 すなわち、働いていると出てくる、疲労をともなった、いやあな感じです。 労働による汗とか、そういう爽やかなものではありません。 油汗とも違う、実際の体液ではない、奇妙なそしていやな感じです。 一日働けば、必ず、一度や二度は意識してしまうものです。ふと仕事が暇になったときや、一段落したとき、「いや汁」は強烈に意識されるのです。 今日もたっぷりと、「いや汁」をだらだらと流しながら、職務に精励したのです。
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鳩っち

鳩っちひきいる民主党は、政権奪取から八カ月、見るも無残な体たらくに陥っていますね。「国外、最低でも県外」とあれほど言っていたのに、結局辺野古原案に限りなく近いところで落とそうとするのですね。もともと日本・米国。沖縄で合意していたこと。それをことさらに騒ぎ立て、あっちに行ったりこっちに行ったり。迷走の果ては、予想どおりでした。 霞が関にうん兆円の埋蔵金があって、7兆や8兆、すぐに出てくる、と言っていましたね。しかし事業仕分けでは1兆が精一杯。財源をどうするかは、何も言いません。世の中の役人や天下り役人は馬鹿ではありません。そう簡単にしっぽを捕まえられると思ったら、大間違いです。 ことここにいたって、鳩っちが続けても、参議院選挙には勝てますまい。言うことがころころ変わる総理では、怒りを通り越して、笑ってしまいます。 引き際を考える時期に来ているのではないでしょうか?
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ブルシット

昨日の新聞で、ブルシット、という概念が紹介されていました。直訳すると、牛の糞。転じて、たわ言というほどの意味だそうです。 アメリカの哲学者ハリー・フランクファートという人の論文に、ブルシットは嘘よりも真理にとって脅威である、と書いています。 嘘は、それが嘘であるという自覚がなければつけません。つまり、真理を知っているか、知ろうとしている者にのみ、嘘はつけるのです。 しかし、ブルシットは、真理に無関心な者が吐く言葉です。意味内容を吟味することなく、好き放題の言いっぱなし。したがってブルシットは、真理にとって強力な敵となるのです。 そしてこの新聞記事では、鳩山総理が弄している言辞は、このブルシットにあたる、と断じています。言うことが朝と夕で変わったり、命を守りたい、とか国会で演説しておきながら、安全保障の勉強をして、やっと沖縄の米軍が重要なことがわかった、と言ってみたり。 要するに、真理を知ろうとする意欲、真理に基づいた言葉がないのです。国民の歓心を買おうという欲望にとりつかれ、ブルシットを吐き続けるのです。それがいかに国政を混乱させる愚行であるか考えもせずに。 鳩山総理には、退陣しか道は...
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第2弾

またもや事業仕分けなる政治ショーもしくは集票活動が行われましたね。 事業仕分けというのは、じつは各省庁で何十年も継続して行われています。その事業が必要か、予算に無駄はないか。国の機関は常に会計検査院やかつての行政監察庁(今の総務省)から、厳しくその存在意義を問われ続けています。 私は十数年前、お茶の水女子大学で契約事務を担当していましたが、その頃から、現代において国が女子大学を運営する必要性を、再三再四、文部科学省から問われ続けました。 確かに、昔と違って、女性でもかつて男子校であった幾多の名門大学に入ることができますし、その研究教育の内容はすぐ近くに在る東京大学に比較もできません。しかしそれでも、文部科学省は当大学の存在意義を十年以上にわたって問い続け、廃止することはありません。廃止したら、すべてが途切れてしまうからでしょう。 たとえば農林水産省が所管する農業者大学校が、廃止と仕分けされました。わずか30分 で。それはなぜか。他に似たような教育施設があるからだそうです。 それならば、日本には総合大学が一つあればよいことになります。多くの大学は、似たような事業をやっています。似たような...
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やれやれ

今日の産経新聞の一面トップは「普天間を継続使用 移設は困難 米、判断固める」というものでした。 麻生前首相が懸念したことが現実になろうとしています。 日本国政府・米国政府・地元住民が一度は合意した辺野古への移設を、宇宙人総理は、なぜ駄目なのか説明せぬまま、一方的に見直すと宣言し、半年たったらこの体たらく。 十分予想できる事態ではありました。 しかし宇宙人総理は、不敵な笑みを浮かべて、「腹案がある」だの「五月中に決着する」だの「国外最低でも県外」と話し続け、ついには米国の怒りを買って、普天間そのままか、自民党政府が進めた辺野古移設か、どちらかしか実現不可能というべき事態を招いたのでした。 嗤うべし。 ここは細川元総理を真似て、「よきにはからえ」と言って退陣するしか選択肢はありますまい。 このごに及んでなお、米国を説得できる案など、魔法でも使わないかぎり不可能でしょう。
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馬鹿馬鹿しい

今、NHKの番組で、選択的夫婦別姓についての問題を取り上げています。 誠に馬鹿馬鹿しい。 姓など、単なる記号に過ぎません。 夫婦が同じ姓を名乗ろうが、別の姓を名乗ろうが、どうでも良いことです。どちらかを強制する、その強制が間違いです。 夫婦別姓に反対する人は、まるで、日本人全員が夫婦別姓になるかのような言い方をします。大きな間違いです。ことは、「選択的」なのです。それぞれの夫婦が、選べるのです。 そして、私の推測では、多くの夫婦が同姓を選択します。なぜなら、日本人は「みんな一緒」が大好きだからです。別姓を選ぶ人は、むしろ少数派として、差別にあう可能性が高いでしょう。それが子供に及ぶのは哀れである、という考えはもっともですが、それも社会のあり方の問題、というより数の問題でしょう。別姓が増えれば、今度は夫婦同姓の子供が、変な家、といって差別されるでしょう。 夫婦同姓は、人間の家族文化の普遍的な価値ではありません。むしろ、近世以前の日本においては、庶民の多くが、姓などもっていなかったのです。それを、夫婦同姓は日本古来の文化のように錯覚するのは、愚かというより馬鹿馬鹿しいことです。 そもそも皇...
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独立行政法人

民主党の事業仕分け第2弾として対象となる独立行政法人が発表されました。幸いにも、私が所属する法人はその対象となっていません。 しかし、私が今通っている職業関連施設は、その対象になっていました。「コンクリートから人へ」などとほざいておきながら、まさに人を相手にする高齢・障害者雇用支援機構に対し、無駄だとでもいうのでしょうか。 また、東京国立博物館などが所属する国立文化財機構も仕分けの対象になっていました。先進国中、教育・文化予算の比率が最低の日本が、さらに文化予算を削るのでしょうか。いったいどういう理由で抽出したのか、わかりません。 だいたい5分や10分役人の話をお聞いただけで、何がわかるのでしょう。 もっと言えば、あまり予算を必要としない事業であっても、役人が熱心に説明すれば予算化され、スーパーコンピューターのように役人の説明が不足していれば必要であっても予算はつかないことになります。役人が説明に手心を加えれば、役人の腹一つで予算はどうにでもなる、ということになります。スーパーコンピューターで批判を浴びたとき、枝野議員は図らずも役人の説明が悪いから、と言い訳していました。 役人の話一つ...
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させていただく?

近頃、鳩山総理をはじめとする民主党議員の過剰な敬語が耳障りに感じます。 昨日のテレビニュースで、昔水着姿で日銭を稼いでいた蓮なんちゃらとかいう議員が、役人に質問するために某省を訪れることを、「お会いをさせていただく」と言っていて、最初意味がわかりませんでした。 だいたい己の行為すべてに「させていただく」という表現を使うのは、いかにも奇妙です。その伝でいくと、飯を食うことを「ご飯を食べさせていただく」、糞をひることを「大便を用たしさせていただく」などとほざくのでしょうか。 前の総理は漢字の読み間違いで話題に上っていましたが、文法的にはおかしくありませんでした。小沢一郎などは、むしろ自民党議員の話し方に近いですね。また、悪人面した総理の弟も、それほど奇妙な敬語表現は使いません。 してみると、さきがけや日本新党出身者に特有の奇病なのでしょうか。 ひるがえって、わが国民にも、奇妙な言い回しが伝染病のごとく蔓延しています。 ファミリーレストランなどで注文の確認をする際、「~でよろしかったでしょうか」とか聞かれます。これから運ばれてくる料理に過去形で確認するのは、けつがむずむずするような違和感を覚...
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空港

テレサテンの歌ではありません。 昨日開港したとかいう、茨城空港のことです。 羽田も成田も不便な立地。 今度はそれに輪をかけて不便です。関東の空港はどこも都心からのアクセスが悪すぎます。福岡空港などは交通至便ですね。 首都圏にも、都心にすぐに出られる空港がほしいものです。羽田は首都高速を使えば便利ですが、モノレールも京急もうんざりしますね。 東京湾を埋め立てて、都心まで十分以内の地下鉄をどーんと通してほしいものです。 日本の航空行政は失敗ばかりです。
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費用対効果?

あるタレントが、昨今の婚活ブームについて、冬はイベントが集中している、この時期に活動を始めるのは費用対効果の面から有利である、との発言をしていました。 昔から、経済状況(特に男性の)は結婚に際して重要な条件でした。どんなに良い人でも、どんなに惚れ合っていても、収入がなければ食っていけません。金目の話の他に、昔なら家柄とか、現代なら学歴とかが加味されます。 それにしても、結婚相手を探すための費用までけちろうとは、心の中で思うならともかく、それを公共の電波に乗せようとは、あきれます。 物事には本音と建前がありましょう。それ言っちゃおしまいよ、という感じです。 先日新聞に、上海でも親同士の婚活が盛んだという記事がありました。そのなかである独身女性が、「今は市場経済よ。市場の中から一番良い男を選ばなくちゃ」と怪気炎をあげていました。 男女の仲というものは、最も繊細な機微に富んだものであったはずです。 それだからこそ、文学でも映画でも音楽でも、男女の話が多いのです。 なんだか競走馬の品定めを男女互いにし合うような考えは気味が悪いですね。
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幸せな鳩

鳩山総理の決断力のなさが話題になっていますね。 Aという意見もあるが、Bという意見もあるし、Cもある、色々議論を聞いて、最終的に判断するけど、その時期はいつだかわからない、というのが最近の鳩山総理の言い分です。 いかに連立政権とはいえ、いかにもわけがわかりません。 かつて、小泉劇場という激しい政治が行われました。私はこれに危惧を感じ、恐怖しましたが、あの力強い言い切りは、魅力的でもありました。政策には全く賛同できませんでしたが、政治スタイルは、好もしいものでした。 日本は小泉改革で人情のかけらもない、ミニアメリカみたいになってしまいました。 それを改めるのが、民主党政権の役割のはずです。 それなのに、トップの政治に対する他人事。 普天間基地問題など、馬鹿馬鹿しくて話になりません。前政権が辺野古移設で関係各所の合意を得るのに十年かかったというのに、みずからその合意をぶっ壊してにっちもさっちもいかなくなるなんて、相手国からみたらドタバタ以外の何物でもありますまい。 ここは一番、誰もが言うことを聞く実力者、小沢一郎に総理の座を渡すしかないような気がします。すんごく嫌ですが・・・。
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景気

私は難しい経済の話はわかりませんが、最近ニュースでデフレ不況という言葉を耳にします。 私が感じるのは、ボーナスが下がること、基本給が上がらないこと、による不景気です。会社によっては、ボーナスがまるっきり出ないところもあるようですから、出るだけまし、ということでしょうか。 照明器具の会社に勤める知人は、豪華なシャンデリアが現物支給されたことがあったとか。 宮仕えは、辛いものですね。
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流行

最近の流行は、事業仕分けですね。 端から次々に各種事業にメスを入れて、お白洲よろしく金を削れの大合唱。 事業を廃止するならともかくも、金を削ってなお、効率化して前と同じ成果を出せとは、あまりに酷。 二十五年前の中曽根行革このかた、金は削減され続け、もはや現場はお手上げ状態。行政の現場では無駄と知りながら法令に縛られてやらなければならない仕事があまりにも多く、過重なサービス残業を強いられて病人やら自殺者やらを出す始末。 よく民間ならそんなことは考えられない、とか言います。当たり前です。法令を遵守すると、無駄が生まれるように作られているのですから。法律を変えられるのは国会だけです。役人は、作られた法律に忠実に働くのです。 憲法に明記された予算の単年度主義をやめて、ゆとりをもった思考や仕事をやりたいものです。 しかしそれには憲法改正が必要。そうなれば自衛隊は軍隊なのか、という阿呆な神学論争が飛び出し、9条は唯一の神様の教えか、と見まごうばかりのアホダラ経が始まります。 日本はすでに軍事大国。それを今さら未来永劫戦争はしませんなどと、まともな目があれば信じますまい。攻められればこれに対抗するの...
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