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切ないファンタジー、「スモーク」

今宵はとっとと家に帰り、切ないファンタジーを鑑賞しました。 「スモーク」です。 ある晩、かつて脚本家を目指していたけれど、才能が無いことを自覚して諦めた若い女と、漫画家を目指して今も奮闘中の若い男が、バスで知り合います。 話をするうち、2人は近所で生まれ育ったことが分かり、親近感を深めます。 しかし不幸なことに、バスは事故に巻き込まれ、二人は昏睡状態に。 昏睡状態の2人は、意識の中だけで故郷における冒険を繰り広げます。 演劇にのめり込む少女と漫画製作にいそしむ少年。 2人はごく近所に住みながら、互いを知らずに育つのです。 意識の中の2人は、少年の頃描いた漫画と、少女時代に書いた演劇の脚本が交じり合ったような異世界で、互いに協力しあいながら、困難に立ち向かっていくのです。 その世界では、2人が幸せな少年少女時代を過ごした懐かしい故郷が、たびたび登場します。 しかし大人になった2人は、その世界では幽霊のように、懐かしい人々からは見ることもできず、声も届かないのです。 延々と続く異世界でのファンタジーの末、女は昏睡から目覚め、退院します。 退院してまず向かったのは、男の家。 男は先に退院して...
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貞子3D 2

今朝はわが家から車で15分ほどのシネコンに出掛けました。 「貞子3D 2」を観てきました。 正直、出来は悪かったですねぇ。 そもそも怖くないし。 「リング」は原作も映画も素晴らしい出来でした。 私が知る限り、古今東西の恐怖譚のなかで、世界最高なのではないかと思います。 それだけに大ヒットを飛ばしました。 2匹目、3匹目のドジョウを狙って続編がいくつも作られましたが、どれも最初の作品には遠く及ばないものでした。 そんな中、前作の「貞子3D」はなかなかの出来でした。 貞子が生身の体が欲しいと願い、それには自分同様の特殊能力を持つ若い女性でなければならず、それを探しては「お前じゃない」と言って殺害してまわり、ついに石原さとみ演じる主人公を見つけ、「お前だ」と憑りつくお話でした。  3Dであることを存分に利用し、貞子が画面を飛び出してきて私に迫り、私の顔に貞子の手が触れそうになった時、あまりのことに私は3D眼鏡を外してしまいました。 今日観たのはその続編で、石原さとみが生んだ5歳の女の子、なぎが貞子の生まれ変わりかと思わせ、自分の能力に怖れをなすなぎが、「オーメン2 ダミアン」を彷彿とさせ、滑...
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夜明けのゾンビ

ゾンビ物というのは多岐に渡ってジャンルが細分化し、ゾンビ映画そのものがゾンビのようです。 元々は死者が蘇って人間を襲い、襲われた者もゾンビになる、その恐怖を描くジャンルでした。 最近では死者が蘇るのではなく、極端に人間が凶暴化するウィルスが蔓延して社会がパニックに陥る、という作品が多いようです。 その手の作品では、「28日後」と、その続編の「28週後」という英国映画が出色の出来でした。28日後...(特別編) キリアン・マーフィ,ナオミ・ハリス,クリストファー・エクルストン,ミーガン・バーンズ,ブレンダン・グリーソン20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン28週後...(特別編) ロバート・カーライル,ローズ・バーン,ジェレミー・レナー,マッキントッシュ・マグルトン,イモジェン・プーツ20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン その他最近では、ホラー・コメディとして製作される作品がやたらと多く、女ばかりの村があると聞いて勇んで野郎どもが出かけていったら、感染したら女性しか発症せず、男は死んでしまうウィルスが蔓延した村で、花嫁ゾンビや美容師ゾンビ、ナースゾン...
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カルトと権力

8月も残すところあとわずか。 宿題を終えていない子供たちの断末魔の叫びが聞こえるようです。 私は小学生の頃、夏休みの宿題は7月中に終らせていました。 そうでないと8月が楽しめませんから。 今思うと驚くのは、絵日記も終らせてしまったこと。 未来を描くわけですが、当然嘘八百を並べることになります。 私は嘘八百を並べるのが得意でした。 8月中にある程度年休を消化しようと、今日、用も無いのに休暇を取りました。 めずらしく自室を片付け、掃除などしました。 その後は、恒例のDVD鑑賞です。 「レッド・ステイト」というのを観ました。 社会派ドラマであり、アクション映画であり、監禁ホラーの要素ありの、複雑な作りの映画です。 米国のキリスト教原理主義者も眉をひそめる超原理主義のカルト教団をめぐって、物語は進みます。 カルト教団のリーダーである牧師は、同性愛者の権利を認めようという運動に強く反発し、同性愛や肛姦に反対するデモをしたり、教会でわずか20数名の信者に説教したりして、日々を過ごしています。  ある時、信者の女がインターネットに男3人と自分とで4Pを楽しみたい、という書き込みをします。 それを観た...
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パラノーマル・エクスペリメント

午後は2本目のDVDを観ました。 スペインのホラー「パラノーマル・エクスペリエンス」です。 直訳すれば、超自然現象体験ということになりましょうか。 あまりにストレートなタイトルですねぇ。パラノーマル・エクスペリエンス アマイア・サラマンカファインフィルムズ 精神科医を目指して勉学に励む大学生男女5人と、リーダー的存在の女子大生の妹とで、1960年代に岩塩鉱山で栄えた町で起きた、町医者による大量殺人と、今も行方不明の町医者をめぐる超常現象の噂を科学的に調べようと、はるばるワゴン車で今は廃村となってしまった村を訪れます。 じつは妹は霊媒体質。 妹が触媒となって町医者の霊が現われ、若者達を次々に残虐な方法で殺害していきます。 ネタバレになってしまいますが、実際に殺害を実行しているのは霊媒体質の妹。 憑依されての犯行なのか、精神に異常をきたしての犯行なのか、それはよくわかりません。 Jホラーでは「サイレン」、Kホラーでは名作「箪笥」などがこの手法を採っており、東洋人が好む手法なのかもしれません。箪笥-たんす- キム・ジウンアミューズソフトエンタテインメントサイレン スタンダード・エディション ...
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生誕祭、ホラーでお祝い

今日は私の44歳の生誕祭。 まことにおめでたいことです。 用も無いのに休暇を取りました。 今では44歳などまだ中年ですが、終戦後数年間の日本人の平均寿命は50歳くらい。 その時代だったらもう老人ですね。 還暦を盛大に祝うのも、昔は還暦まで生きながらえるのが困難だったからかと推測します。 子供の誕生日のお祝いは成長を寿ぐため。 一方中高年の誕生日は、よくぞ死なずにこれまで生きてこられました、という長寿を寿ぐために相違ありません。 私が独り自宅でおのれの生誕祭を祝う方法といえば、言わずと知れたホラーDVD鑑賞でなければなりません。 午前中、「恐怖ノ黒電話」という安っぽいタイトルに惹かれ、鑑賞しました。 これがタイトルとは違ってなかなかの佳作でした。 恐怖のみならず、時空のゆがみというSF的要素を取り入れて、飽きさせません。 当たりだったようです。 まずは予告編をご覧ください。 古いアパートに引っ越してきたメアリーは暴力夫と離婚調停中。 独り暮らしのアパートには、古い黒電話が設置されています。 謎の女から、頻繁に電話がかかってきます。 しかも謎の女は、今は1979年だと言い張ります。 やがて...
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終戦のエンペラー

今日は朝一番で映画館に足を運びました。 観たのは、ハリウッドが製作した、連合軍による日本占領初期を描いた歴史物「終戦のエンペラー」です。 連合軍総司令官マッカサーに命じられ、誰が真なる戦争責任者なのか、また、天皇を戦犯として逮捕することが可能かを探ることになったフェラーズ准将。 彼はかつて米国に留学していた日本人女性と恋仲に陥り、戦争が迫る中、帰国した彼女を追って来日し、日本兵の心理について論文を書いた知日派です。 マッカーサーは天皇を訴追することによって日本人が暴動を起こし、やがては日本全土が赤化することを極端に恐れています。 しかし、米英をはじめとする戦勝国の国民は天皇を処刑することを望んでいることも熟知しており、次期大統領選挙への出馬を考えているマッカーサーは、早期に日本再建の道筋をつけて選挙準備に入るためには、天皇を訴追できない合理的な理由を戦勝国の国民に示したうえで昭和陛下を利用し、円満な占領の終結を目指します。 その意を受けたフェラーズ准将ですが、大日本帝国の政府要人は黙して語らず、しだいに天皇訴追もやむなしと考えるようになります。 任務の合間には、かつての恋人の叔父で陸軍...
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邪教「11:11:11」

午後は2時間も昼寝し、その後、本日2本目のホラー鑑賞を行いました。 「11:11:11」です。11:11:11 ティモシー・ギブスオデッサ・エンタテインメント奇妙なタイトルが、目を引きました。11年11月11日の11時11分にこの世とあの世の扉が開かれ、中間者と呼ばれる存在がこの世に現われ、終末を迎える、というネット上の与太話に取り付かれた小説家の物語で、結構本格的な邪教もののオカルト映画で、惹きこまれました。 小説家の母は11月11日に亡くなっており、愛する妻と息子も彼の愛読者が家に放火したため、11月11日の11時11分に亡くなっています。 妻子を亡くし、失意の日々を送る彼のもとに、スペインで牧師をやっている弟から父親が危篤だとの電話を受け、スペインに向かいます。 その間にも、たびたび11という数字を目にします。 父親は2011年11月11日に、預言者たる弟の命が危険にさらされるはずで、それを守るのがお前の使命だというイカレタ言葉を残し、その日、亡くなります。 無神論者だった小説家も、あまりに奇怪な出来事が頻発し、しかも11という数字が絡んでいるため、父の言葉を信じ、弟を守ろうと決...
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ダークルーム

今日は土日に高知へ出張したため、その振替休日。 朝一番で視野検査に眼科へ行ってきました。 私は10年ほど前、疲れ目で眼科に行ったところ、緑内障の初期症状と言われ、以来、半年に一度視野検査を受けています。 幸い、10年経っても症状は進行しておらず、薬は出ていません。 毎回、半年後にまた視野検査を受けてください、と言われるだけです。 今回もそうでした。 帰りにレンタル店に寄り、DVDを借りました。 「ダークルーム」です。 これは残念ながら凡作でした。 犯罪を犯した少女が更生施設を出ると、モデルの仕事を更生施設の職員から紹介され、行ってみるとお城のような豪邸に監禁され、乱暴されて殺されてしまうのですが、ある少女が超人的な活躍で殺人兄弟3人を殺害して脱出するというお話です。 兄弟は狂信的なキリスト教原理主義の母親に育てられ、自らも狂信的なキリスト教原理主義者となって、犯罪を犯した少女たちを、清めると称して殺害し続けていたというわけです。 ストーリーも平凡だし緊迫感も感じられず、正直、退屈でした。 たくさんこの手の映画を観ていると、なかなか大当たりというわけにはいかず、むしろ凡作にあたることが多...
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ダスト

午後は雨になってしまいました。 冴えない休日ですが、DVD鑑賞をするにはむしろ好都合。 今日の2本目は、かなりストレートな心霊ホラー「ダスト」です。 大学入学と同時に家を出て寮生活をおくることになったエマ。 実は彼女、幻聴や幻覚に苦しむ精神障害者でしたが、服薬のおかげで、小康状態を取り戻しています。 大学の構内には、閉鎖された精神病棟が建っており、立ち入り禁止になっています。 しかしある夜、大学の庭でパーティーを開き、その後、寮の友人ら男女4人でかつうての精神病棟に忍び込みます。 ティーンエイジャーが大好きな肝試しというわけです。 その時は何事も無く、ただきゃあきゃあ騒いで寮に戻りました。 しかし、その後、4人が、明らかにおかしくなっていくのです。 薬が効かなくなり、幻覚や幻聴に苦しめられるようになったエマ。 明るくおしゃべりだったルームメイトの女子大生は、明らかにうつ症状を呈し、泣いてばかり。 紳士的だった男友達の一人は乱暴に。 そのルームメイトの男は異様に潔癖になって、掃除ばかりしています。 エマの病気はおそらく統合失調症で、ルームメイトはうつ病、乱暴になった男は躁病、潔癖になった...
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練習しろ

どんよりと曇ったすっきりしない天気ですねぇ。 今日は振替休日。 まずはたっぷりと朝寝を楽しんで、お次は恒例のDVD鑑賞です。 「リーカー 地獄のモーテル」の前段階を描き、殺人鬼リーカー誕生の謎を明らかにした「リーカー ザ・ライジング」を鑑賞しました。リーカー ザ・ライジング マイケル・ロバート・ブランドン,マイケル・ムーニー,デズモンド・アスキュー,ミルセア・モンローポニーキャニオンリーカー 地獄のモーテル デヴォン・ガマーソール,デレク・リチャードソン,アリエル・ケベル,マイケル・アイアンサイドポニーキャニオン 下の予告編は、その両方を合わせたものです。 1978年、一見真面目なサラリーマンにしか見えない中年男が連続殺人の罪で逮捕されます。 彼は砂漠の小屋で被害者を切り刻んでは悦に入っていたのです。 取調べに際し、男は「練習しろ」と命じられたと応えます。 死を司る死神だか化け物だかに選ばれたので、生きているうちになるべく多くの人を殺して練習をつんでおけ、と言われたのだ、と。 裁判所は精神障害による無罪を勝ち取るための芝居だと判断。 男は程なくして処刑されます。 男は、「また誰かが選ば...
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鬼畜変態映画

英国の鬼畜変態映画を鑑賞しました。 「インブレッド」です。 意味するところは、近親交配とか同系繁殖といったことのようで、英国の美しい田園風景が広がる片田舎の村で、残虐極まりない映像が炸裂します。 犯罪を犯した少年少女四人と、引率の社会福祉士二人が、社会福祉活動のため田舎を訪れます。 しかしそこは、よそ者がやってくれば殺人ショーを開き、村人みながこぞって殺人ショーを楽しむ変態たちが住む村だったのです。 村人たちは誰もが不潔で薄気味悪く、純粋に殺人を楽しみます。 どういう理由でか、ショーへの参加を拒否されている老人がいて、ショーの門番をしている男に、自分1人座るくらいの席はないか、と懇願しますが、前回のことがあるからお断りだと言われ、しょんぼり帰る姿は、まるで大好きなアイドルのコンサートのチケットが取れなかった少年のように、健全に見えます。 しかしその好々爺が切望しているのは、世にもおぞましい殺人ライブを観ることなのです。 ここまで露骨では無いにせよ、片田舎や未開の部族がよそ者を殺害し、みなが興奮状態に陥る姿を描いた映像をときおり目にします。 「食人族」や「地獄の黙示録」など。食人族 ロベ...
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悪魔は笑っている

今日は休暇を取って、懲りもせずホラーDVDを鑑賞しました。 「スマイリー」です。 ユーチューブの予告編の再生回数が驚異的な数に上ったそうです。 下がその予告編です。 一見すると、13金シリーズや「ハロウィン」シリーズのような、残酷無比な連続殺人鬼が大活躍するスプラッターかと勘違いしてしまいますが、中身はサイコ・サスペンスの様相を呈しています。 大学入学と同時に親元を離れたアシュリー。 彼女は都市伝説、「スマイリー」の話に引き込まれます。 見ず知らずの人とチャットを楽しむサイト、かくれんぼサイトで、笑いのために、と三回打ち込むと、チャット相手の背後に笑っているような奇妙な仮面をかぶったスマイリーが現われ、相手をナイフで殺害してしまうのです。 何度かそれをパソコン上で目撃しますが、死体が発見されたというニュースが報じられたことはなく、悪戯なのだろうと思い込もうとします。 しかし実験のため、アシュリーがそれを行ったところ、パソコンの画面にチャット相手が殺害される場面がばっちり映っています。 もともと精神を病んでいたアシュリーは、急速におかしくなっていきます。 そして事の真相は? スマイリーが...
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Apparitionー悪霊ー

午後はまた、こてこての心霊ホラーを鑑賞しました。 「Apparitionー悪霊ー」です。 ある大学生のグループ4人が、1970年代に行われたチャールズ実験(ガンツフェルト実験ともいう)と呼ばれる霊体を呼び出す実験に刺激を受けて、当時よりも格段に進歩したパソコンなどの最新機器を駆使して、霊体を呼び出す実験を行います。 そこで、驚くべきことに、参加していた女子大生が1人、消えてしまいます。 死んだのではなく、文字どおり消えてしまったのです。 実験を主催した学生は、この世とあの世の裂け目の扉を開いてしまったと、ひどく悔みます。 数年後、彼らは社会人となってそれぞれに忙しく働いています。 実験を撮影したベンは、恋人と一戸建てを借り、新生活を始めます。 しかし、その家では奇妙なことが次々に起こるのです。 ドアが勝手に開いたり、電気がついたり消えたり、植物が枯れたり、家にカビが生えたり。 そんな時、かつての実験の主催者から、この世とあの世の扉を閉じ、霊体の侵入を防ぐために第2の実験を行ったが、失敗し、さらに扉を広げてしまった、との電話が入ります。 霊体は家に取りついていたいたのではなく、ベンとその...
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テール しっぽのある美女

今朝もDVD鑑賞です。 最近多くなったノルウェーのホラーというか、おとぎ話ですね。 「テール しっぽのある美女」です。 殺人現場の清掃人の男二人。 2人が、ある森の湖畔に建つ家で仕事をしていると、地下室があり、そこのバスタブに謎の美女を見つけます。 頭が弱いのか、言葉を話さない彼女。 何かに異様に怯えています。 ノルウェーの神話に、牛のしっぽを生やした美女、フルドラという怪物がいるんだそうで、それは美しい歌声で男を誘惑し、誘惑された男が帰ってくることはないんだとか。 この作品では、赤ん坊のうちにテールを拾った男が、人間として育てようとし、しっぽを切り落とすなどしますが、結局は仲間に連れ戻されてしまうまでを短く綴った小品で、印象としてはホラーというよりダーク・ファンタジーですねぇ。 北欧のホラーでは、いつも美しい森と寒々しい光景が出てきて、じっとり湿った感じが恐怖を誘うわが国のホラーとも、サービス満点のエンターテイメント性の高さが売りの米国のホラーとも異なる、独特の雰囲気を持っています。 この作品をホラーとして観るのは無理がありますが、なかなか詩的で美しい映像になっており、神話に基づく恐...
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