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パラノーマル・アクティビティ

昨夜、部屋を暗くして、「パラノーマル・アクティビティ」を観ました。 製作費百数十万円で、百五十億円稼いだ、というのが売りのホラー映画です。 作りは「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」方式の、出演者の目線からのみ描かれるものです。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は最初だったので衝撃的でしたが、いくつもこの方法でホラー映画やパニック映画が作られたせいで、ああ、このパターンか、と慣れっこになってしまいました。 本作は製作費うんぬんのことを抜きにすれば、可もなく不可もなくといった、平凡な映画です。ただ、ラストは衝撃でしたね。前半の退屈なカメラまわしからこのラストめがけて加速していく後半は良かったのではないかと思います。 またもや悪魔がどうちゃら言うのは欧米オカルト・ホラーのご愛嬌です。パラノーマル・アクティビティ ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見るブレア・ウィッチ・プロジェクト デラックス版 クロックワークスこのアイテムの詳細を見る
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ホースメン

蒸し暑い日曜日、DVD鑑賞など楽しみました。 作品は「ホースメン」。チャン・ツイィーが出ているサイコスリラーということで、彼女の演技に期待しましたが、パッケージとは違って脇役の一人で、しかも冒頭のショッキングな場面以外はあまり出てこず、期待はずれでした。 ラストは少し驚きましたが、黙示録に沿って連続殺人を行うのに、結局は児童虐待やネグレストにあった子供の親への復讐というのが動機とは、説得力がありません。 なんだか消化不良です。ホースメン クリエーター情報なしアミューズソフトエンタテインメント
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サイコ・キラー

「サイコ・キラー」を観ました。 聖書になぞらえた連続殺人を扱ったスリラーです。ストーリーはよくできているのですが、映像に緊張感がなく、冗長な感じがしました。 聖書になぞらえた連続殺人といえば、「セブン」が有名ですね。 映画としての完成度も、エンターテイメント性も、「セブン」のほうがずっと上です。 ちょっとがっかり。サイコキラー パンドこのアイテムの詳細を見るセブン ギャガ・コミュニケーションズこのアイテムの詳細を見る
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マーターズ

フランスのカルトホラー「マーターズ」を観ました。 マーターとは、殉教者、もしくは犠牲者という意味だそうです。 何者かに拉致監禁され、暴行を受けた少女は、チャンスを見つけて逃げ出しますが、心に深い傷を負ってしまいます。十五年後、暴行の犯人と思しき者を見つけ出し、復讐と己の心の傷を癒すため、家族もろともショットガンで惨殺してしまいます。電話を受けた親友の女が駆けつけますが、復讐を果たした女は錯乱し、自傷行為の末、自殺してしまいます。 親友の女が途方に暮れているところに、監禁暴行を行う組織のメンバーが駆けつけ、女はその組織に囚われてしまいます。 果たして老いた紳士淑女ばかりの組織の目的は何か、ネタばれになってしまうので、ここでは明かしません。  ヨーロッパのホラーというのは、古くはイタリアの「サスぺリア」、最近ではスペイン の「レック」など、ハリウッドにはない独特の暗さがあって、良いですね。 ただ「マーターズ」はかなり後味の悪い作品なので、賛否は分かれると思います。 人間が一つの目的を遂行しようとすると、どんな残虐行為も可能なのだ、ということを痛感させられます。 私は、知的でダークなホラーと...
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暴力

「ファニーゲームUSA」という映画を観ました。ハネケ監督がハリウッドに乗り込んでセルフリメイクした作品です。 暴力をゲームとして楽しむ二人の青年が、別荘地で暴力と殺人を繰り広げる作品です。青年たちは、礼儀正しく、教養にあふれています。しかし、暴力を心の底から楽しむのです。ただ、直接的な暴力シーンはほとんど出てきません。アングルを変えたり、殴る音や被害者のうめき声だけで暴力を表現しており、二人が美青年であり、別荘地の美しい自然とあいまって、映像的には極めて美的です。だからこそ、この映画は震え上がるほど怖ろしいのです。 人間の内に潜む野獣を、尖鋭的に描いています。暴力を娯楽にしてしまったハリウッドへの、強力なアンチテーゼです。 これほど美しく、怖ろしいバイオレンス映画を観たのは、1973年の映画賞を総なめにした、キューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」以来です。 おそらく、この映画は長く映画史に名を残すでしょう。 人類史上、まず健康的な美を求める芸術がうまれ、やがてそれは腐敗した美を求める耽美主義へと進み、さらに19世紀にいたって神経症的な、不愉快な芸術に到達しました。 この五十年は、暴力...
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豚小屋

実話をもとにしたサスペンス・ホラー「豚小屋」を観ました。 父親に性的虐待を受けて育った少女が、男と寝てはその男を殺す殺人鬼となり、父親は自宅の農場にある豚小屋でその都度死体を処理します。 あるとき少女は家出してきた自分とそっくりの少女に出会い、農場で一緒に暮らすようになります。 そして、殺人鬼の少女は新しい人生を獲得するため、さらに恐ろしい計画を実行に移す、という物語です。 実話というのは、ストーリー展開に無理がなく、娯楽的な要素は少ないものの、観る者の心を打ちます。 この作品は恐怖を描いた作品というより、人間の暗部を描いた社会派スリラーというべきでしょう。豚小屋 アルバトロスこのアイテムの詳細を見る
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ゴースト・ハウス

引っ越してきた家では消せない壁のしみや、不可解な現象が起きます。 ありがちなスートリー展開に、ありがちなオチ。ただ、見せる力は圧倒的です。 どちらかといえば、家族をテーマにした映画のようです。  ゴースト・ハウス ポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る
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ショッカー

久しぶりに震え上がるような怖いホラーを観ました。「ショッカー」です。ストーリーや作りこみは荒っぽいので、突っ込みどころはかなりありますが、それでも怖い。 レクター博士のように頭がよく、ジェイソンのようにタフです。  連続殺人犯が死刑を秘かにまぬがれて復讐に燃える話です。 ラストは、この上なく暗いものです。何の救いもなく、あるのは絶望だけです。 これほど後味の悪い作品も珍しいでしょう。 新しいダークヒーロー誕生の予感です。 SHOCKER ショッカー アルバトロスこのアイテムの詳細を見る
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安い

「女子高生ミステリーナイト」といういかにも安っぽい作品を観ました。 幽霊も殺人鬼もでてきません。 予告ではホラーかと思って借りたのですが、安いミステリーでした。 ホラーファンにとってはがっかりな映画です。 高校の寮、美少女、いわくありげな教師と、道具立ては良いのですが、そもそも怖くもなければどんでん返しもありません。 多くの作品に接するとこういうものにあたることもあるんですね。 物足りない。女子高生ミステリー・ナイト アルバトロスこのアイテムの詳細を見る
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低予算ホラーサスペンス

「K13」というホラーサスペンスを観ました。いかにも低予算で、衝撃もない、つまらぬ映画です。 しかしこれが、実話に基づく、という話を聞くと、途端に恐ろしくなります。  CIAが極秘に行った、という人間の従順性に関する人体実験。 従順性に欠ける人間は殺されていきます。 最後に生き残るのは、身を賭して組織に忠誠をつくす素地を持った者だけ。テロリスト養成のためか、特攻のような人間兵器を開発しようとしていたのか、目的は定かではありません。 実験を主導する博士が、「多細胞生物では、不要な細胞は自ら死を選ぶ」という言葉が不気味です。実験室KR-13 Happinet(SB)(D)このアイテムの詳細を見る
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エスター

「エスター」、衝撃のサスペンス・ホラーです。 どこか奇妙な9歳の女の子のまわりに起きる事件。そしてエスターの正体が判明したとき、そこには恐怖よりも、エスターへの同情が生まれます。 あんまり紹介するとネタばれになってしまうのでよしますが、久しぶりに良質なエンターテイメントを観た気がします。 ホラーとくくるのも難しいかもしれません。 エスター ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る
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レック2

DVDでスペインのホラー映画「レック2」を観ました。 前作は主観撮影のホラーらしく、何が何だかわからないまま、映画の登場人物の気分のまま終わりましたが、続編では同じ主観撮影ながら、神父がオチを語ってしまったため、納得はいきましたが、恐怖度という点では落ちます。 それにしても欧米の人はよほどキリスト教の悪魔が怖いらしく、狂犬病に似た人を凶暴にさせる感染症であったはずなのに、最後は悪魔を登場させてしまいました。ちょっとがっかり。 ブッシュ・ジュニアもイラク戦争のとき、十字軍だの悪魔だのと時代錯誤なことをほざき、世界の失笑を買っていましたね。 たいそう熱心なプロテスタント信者だそうですから、それもやむを得ないかもしれません。 しかしそうした考えが、キリスト教布教の名のもとにアジア・アフリカ・南米などで大虐殺を生み、キリスト教国同士の骨肉の植民地争いを生み、ついには前世紀に二つの世界大戦を引き起こしたと言っても過言ではないでしょう。わが国もこれらキリスト教国の諸先輩を真似て、遅ればせながらその争いに加わりましたが、キリスト教徒の執拗さに敵うはずもなく、大敗を喫しました。 現代社会においても、宗...
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アバター

話題の超大作「アバター」が早くもDVDで発売されたので、早速レンタルして鑑賞しました。 2時間40分が短く感じられるほど、スピード感のあるアクション大作でした。ストーリー自体は、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」や「ラストサムライ」のように、白人侵略者の一人が先住民側に立って闘い、ヒーローとなる、という単純なもので、深みや芸術性も皆無ですが、それでも、エンターテイメントとしては第一級だと思います。 こんなことなら劇場で3Dで観たかったですね。アバター 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンこのアイテムの詳細を見るアバター ラスト サムライ 特別版 〈2枚組〉 ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見るダンス・ウィズ・ウルブズ 通常版 東北新社このアイテムの詳細を見る
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SAW6

「SAW6」を観ました。 このシリーズはもはやホラー映画の寅さんとも言うべきで、毎度おなじみの残虐シーンも、まるで寅さんとおいちゃんの喧嘩のように、微笑ましく思えてくるから不思議です。 「SAW」シリーズでは、今までジクソウが反社会的な者や命の尊さを理解しない者に、その者の生命をかけたゲーム、というか私刑をしかける、という話が基本で、犠牲者の人物造形にはあまり力が入っていませんでしたが、今回は請求の三分の二を却下する大手保険会社の査定役、という人物を、丹念に作りこんでいます。いわば被保険者の生命を大事にしなかった、犯罪を犯していない悪人、というところでしょうか。 このシリーズは、第1作を観たとき大きな衝撃を受けたものですが、6作も続くといい加減飽きてきます。「13日の金曜日」や「スクリーム」シリーズほどではないにしろ、そろそろ止めないと深い沼から抜け出すなくなるでしょう。 ただ、終わり方からいって、次作を予感させます。 ソウ6 アンレイテッド・エディション トビン・ベル角川映画
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マリアの胃袋

お昼を食べていて、ふと、お腹がでてきたなあ、と感じました。中年太りとはよく言ったもので、子供が成長するごとく、生まれて死ぬ、その成長と老いの過程にその時期はあり、今私はそういう時期なのでしょうね。 それに加えて精神病薬の副作用もあるでしょうから、ダブルパンチです。 二十年ちかくも前でしょうか、「マリアの胃袋」というホラーコメディがありました。 大竹まことや柄本明が出ている映画です。 元グラビアモデルのマリアは、過食でみるかげもなく太ってしまいます。かつて美しいプロポーションだったころの自分のイメージヴィデオを毎日繰り返し観ながら、さらなる過食を繰り返す、引きこもりの日々を送っています。柄本明は際限のないマリアの食欲を満たすため、犯罪を繰り返すのです。 ストーリーはホラー、作りはコメディ、しかし、じつは人間の愚かな欲望とその末路を描いた映画でもあります。 私はおのれの腹をなでつつ、食欲のままに食うのは控えよう、と思うのです。マリアの胃袋 相楽晴子,柄本明,大竹まことパイオニアLDC
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