精神障害

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酔生夢死

私の日常をふりかえってみると、単純な仕事に日を暮らし、安焼酎で夜を過ごす、まさに酔生夢死としか言いようのないものです。 そもそも凡夫の暮らしとはそうしたものかもしれません。 しかし、なんとなく物足りなさを感じます。 何事かをなしてこその人生ではないか、と思います。 ただ、双極性障害を抱えていますので、何事かをなそうとすると、私の精神は激しく反応し、躁転してしまう可能性を秘めています。 せめて古人の智恵に学ぼうと、古典文学や仏書漢籍などに親しんでいます。 禅の見性成仏といい、浄土の念仏三昧といい、仏教は仏書に親しむだけでは駄目で、行を日常のものにしなければならないと説いています。 けれど私は仕事と精神病でひどく疲れてしまい、行など到底不可能なのです。 凡夫の悲哀を感じる日々です。
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診察

一週間の疲れか、朝からひどくだるく、ごろごろしていました。  夕方、診察がありました。 朝体がひどくだるく、食欲がない、という話をしたら、抗うつ薬として、レスリン25mが追加されました。以前、うつがひどい時は、レスリン75mとジェイゾロフトとドグマチールを飲んでいました。 最近は躁転を恐れて、抗うつ薬はドグマチールだけにしていたのですが、また抗うつ薬が増えてしまいました。 これで少し上がってくれれば、ありがたいと思います。 先日、北杜夫がテレビに出ていました。北杜夫は躁鬱病を抱えながら、長い作家生活をおくってきたそうです。途中、躁のときに株に手を出して破産したとか。それでも、老境にいたるまで人生を真摯に生きたことに、驚嘆を禁じえませんでした。
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不調

朝、体調がすぐれません。 職場に行くのが億劫で、憂鬱です。 毎朝、今日は休もうと思いながらギリギリまでベッドから離れられず、それでも、長期の休職を恐れてなんとか出勤しています。 職場に着いてしまえば、憂鬱な気持ちも多少はやわらぎますが、それでも、調子が良いとは言えません。 今日は、私が事務を担当していた重要な会議の日でした。 今は、いそいそと会議に向かう人をただ見るだけ。 事務は、かつての私の直属の上司が代行しています。 私は書庫にこもって、本の整理をするしかありません。 元直属の上司には重い負担をかけています。 自分が情けないような。 しかし、それでも私は、今与えられた仕事を淡々とこなして、その日ぐらしを続けるほかないのです。 その日のことだけ考えて、明日のことは考えない。 その日、無事に仕事ができればいい。 私は毎日、念仏のように、「その日ぐらし、その日ぐらし」と、となえています。 ただ一杯の晩酌だけが楽しみです。
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ささえあいの会

毎月一度開かれている精神障害者の自助グループ「ささえあいの会」に出席しました。 初めて来た方で、統合失調症の息子さんを持つお父さんが、深刻でした。息子さんは妄想にかられ、家族に暴力をふるうため、措置入院させた、とのことでした。しかも息子さんには病識がなく、不当に入院させられた、と家族への憎しみを深めているそうです。 まずはしっかりと病気を自覚して、自らの意思で治療にあたらなければ、治癒は難しいでしょう。 幸い、私は自分の病気を自覚しているので、治療を行えています。 できれば私がその息子さんにピュアカウンセリングをしたい、と思いました。
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早朝覚醒

今朝は午前3時に目が覚めてしまいました。 もう眠れません。 やはり、復職のことが気になっているようです。 ゆっくりと朝風呂をつかい、リラックスするように心がけました。 初日ですし、しばらくは午前中のみの半日出勤ですから、のんびりとやりたいと思います。
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診察

復職を明日に控えて、診察に行きました。 不安は去りませんが、先々のことをシュミレーションして落ち込んでも仕方のないことです。 とりあえず、明日行く、明日が終われば明後日行く、というその日暮らしをつなげていくほかありません。 今夜は酒を飲まず、早寝します。
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雨に閉じ込められて、静かにすごしています。 明後日からの復職を思い、不安と緊張が強くなってきました。 ワイパックス(抗不安薬)を飲みましたが、効いてくれません。 明日は休職中最後の診察。 先生に元気をもらって、明後日を迎えたいものです。
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診察

今日は診察に行ってきました。 復職後の勤務時間・仕事内容などについてアドバイスを受けました。 今、私は復職への不安とともに、復職が待ち遠しいような、複雑な気分でいます。もう、家にいるのは嫌になりました。外に出たいと思っています。
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早朝覚醒

今朝は午前3時に目が覚めました。少しテレビを見て、また眠りましたが、良くない傾向だと思います。 思い当たることといえば、復職が決まって少し興奮していることでしょうか。 これが躁への入口でなければ良いのですが。 落ち込んだり、興奮したり、本当に厄介な病気です。
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自助グループ

隣の市で行われている精神障害者の自助グループの会合に出席しました。 出席は、一年半ぶりです。 そこで、ショッキングな事実を告げられました。 私と同世代の統合失調症患者が、亡くなったというのです。 遺族は、死因を語らないそうです。 タイ人の女性と付き合っていて、彼女を追ってタイに移住したが、あっさりふられ、二ヵ月後に帰国。帰国から三ヵ月後に精神病院に入院。院内で亡くなったそうです。 その人とは、何度か飲みに行ったり、カラオケに行ったりした仲です。 統合失調症患者とは思えない、しっかりした人でした。 それが、今はありません。 数ヶ月前だったら、私はこのニュースに耐えれなかったかもしれません。 人は放っておいてもいずれ死ぬもの。 今生きている私は、この命を大切にしなければならない、と肝に銘じました。
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診察

今日は週に一度の診察日でした。 主治医からは、ほぼ目指していた状態になった、とのことで、10月1日の復職まで、体を動かすなどして体力を回復させることと、職場とよく話し合ってソフトランディングできるようにするように言われました。 最近、私は退屈です。仕事にでも行ったほうがましだと感じています。 主治医に言わせると、退屈を感じるようになったことこそ、治癒の証拠だということです。 しかし、元気だった頃の自分と、今の自分をどうしても比べてしまいます。 なかなか今の自分で良いのだ、と開き直ることはできません。 それが出来たときこそ、完治なのでしょう。
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頓服

このところ飲んでいなかった、頓服の効不安薬、デパスを飲みました。 復職まで一ヶ月をきって、なんとなく不安なのです。 押しつぶされそうな不安というわけではありません。 ただ、復職の部署がまだ決まっていないこと、復職後の私がどう受け入れられるのか、といったことを考えて、ぼんやりと不安なのです。 しかし、この不安を乗り切らなければ、復職など不可能です。 復職の時期を先延ばしにしたところで、同じことでしょう。 芥川龍之介は「将来に対するぼんやりとした不安」を理由に自殺しました。 誰だって、将来はぼんやりと不安だろうと思います。  精神的には、今日一日を生きればよい、というその日暮らしを重ねていくしかないのかなと思っています。
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診察

今日の診察には、職場の上司が同席してくれました。 10月1日復帰に向けて、主治医から、リハビリ出勤について話がありました。 上司は、主治医の意見を尊重し、比較的業務量の少ない部署で、最初は半日勤務からスタートする、という話をしてくれました。 非常に安心しました。 七ヶ月も休んでいますから、体力・気力がフルタイム労働についていけるか心配だったのです。
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昼寝

休み始めてから、ほぼ毎日二時間ちかくも昼寝しています。 勤めていたときも、昼休みは必ず30分、机に伏して寝ていました。  昼の、眠っているような、起きているような、曖昧な夢が好きです。 怖い夢、悲しい夢もありますが、時にはいとおしいような夢もあります。 そんなとき、目が覚めてなお、私は夢の残滓に酔うのです。 復職したら、二時間もの昼寝は不可能になります。 これから少しづつ、昼寝の時間を減らし、運動したりして、事務仕事に耐えられる体力を作らなければなりません。 そう考えると、もう一ヶ月を切ってしまったと、軽い焦りを感じます。 一方、だめならまた休めばいいか、という開き直りに似た感覚もあります。 絶対に復職を成功させなければならない、と考えると、かえって失敗するような気がします。
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昼食後、うとうとしていると、夢を見ました。 中学時代の同級生があらわれて、私をなぐさめてくれました。 なぐさめるといっても、何をするでもなく、何を言うわけでもありません。ただ、一緒に悲しんでくれるのです。これが慈悲というものでしょうか。 その同級生とは特に親しかったわけではないのですが、共感力というか、そういうものがあって、人気がありました。 私は逆に、幼い頃から、自分にも他人にも厳しい面があって、その同級生に惹かれたのだと思います。  今は地元の商店街の女将さんです。 ずいぶん太って貫禄がついた、とか。  私は同窓会に出席したことがありませんが、今度、もし案内がきたら、顔を出してみようかと思いました。
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