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思想・学問

滅ぶ

SEKAINO OWARIというバンドがありますね。 中二病を地で行くような名前です。 縁起でもないと言えばそのとおりです。 しかし、全世界が破滅する、という観念には、どこか人を浮かれさせる作用があるように思います。 滅ぶということ。 誰でしたか、自滅を美とせず、と書いた小説家がいました。 それは自滅を美と感じる人が多いからこそでた言葉。 自滅を美としない人が圧倒的に多かったならば、わざわざ書くこともありますまい。 三島由紀夫は、破滅に向かってまっしぐらに突き進む姿こそ美しい、という意味の言葉を残しました。 私もまた、破滅ということに、どこか浪漫的な美を感じてしまう不届者の一人です。 しかしそれは、観念の遊びに過ぎません。  やったことはともかく、ナチのファッションや深夜の集会などは、美的であったと感じます。 そしてまた、ヒトラーは、我々は世界を焼き尽くす、と、中二病のようなことを言っています。  世界の終わりという観念が人を浮かれさせたとしても、それが現実のものになろうとした時、人々は全力でそれを阻止しようとするでしょう。 多くの国がナチの滑稽とも言うべき野望を打ち砕いたように。 今...
仕事

2年目

新年度が始まりました。 今の部署は2年目。 丸1年経ちますが、なかなか慣れるということがありません。 そんなものでしょうかねぇ。 私の職場では在宅勤務があまり進んでいません。 自己申告制なので、堂々と在宅勤務を言いだせません。 いっそ何曜日は来るなとか言ってほしいのですが。 でも職場に行っているほうが気分的には楽です。 過去の書類なども見られるので、仕事もはかどります。 明日はちょっとしたイベントがありますが、それもオンラインで行います。 オンラインでの会議やイベントにも慣れてきたとは言うものの、50過ぎのおっさんは、覚えが悪く、若い部下に頼ってばかり。 不甲斐ないですが、やむを得ません。 コロナで、私はンパソコンが苦手だったのだと、初めて気づきました。 今はパソコンの知らなった機能を学ぶのがストレスです。
仕事

選択

いよいよ今日で令和2年度が終了です。 コロナ禍で様々の技術的問題に苦しめられましたが、なんとか1年を無事終えることができました。 まずは良かった。 58歳で早期退職する人、60歳の定年を迎えながら、いったん退職し、退職金をがっつりもらってから、再任用で明日も出勤してくるお年寄り。 人それぞれです。 それにしても、58歳で早期退職する先輩が羨ましい。 なんでも今後は一切働かない、完全引退だと言っていました。 金の成る木でもあるんでしょうか。 一方、定年退職しながら再任用で仕事にしがみつくのは、あまり格好良いとは言えませんが、住宅ローンが終わっていなかったり、教育に金をつぎこんだり、色々理由があるのでしょうね。 これまでは、60歳で定年しても、5年間は本人が希望すれば再任用できる、という制度でしたが、これからは少しづつ定年が上がるそうですね。 そして私が定年を迎える頃は、65歳が定年年齢になっているでしょう。 60歳で定年できれば、あと9年なのですが、65歳だと14年になってしまいます。 この5年は痛いですねぇ。 働いて働いて働いて、死んでいく。 それが現在の水呑百姓としか言いようがない、...
仕事

働かざる者

昨夜は少々酒が過ぎたようで、だるい一日になってしまいました。 当然、昨日のようなサービス出勤をする気は起きず。 散髪に行った以外はぼんやりとソファに座っていました。 悪い傾向ですねぇ。 しかし、仕事がきつくても、10数年前のように、長期病気休職に追い込まれる気がしません。 精神病薬がよく効いているのか、私の精神が鈍化しているのか、あるいはその両方か、いずれにしても、仕事を投げ出して休んだりしないのは、結構なことです。 それだけは、良かったと思っています。 本当はもう完全引退したいのですが、それでは食っていけないし、働くのはやむを得ない仕儀というものです。 働かざる者食うべからず、とか言いますが、食うべからずというのは正確ではなくて、食えなくなるというのが正しいでしょうね。 あまり先のことは考えず、その日のことだけ考えて生きられればよいのでしょうが、なかなかうまくはいきません。 このブログを愛読くださる皆様は、とうに気付いていると思いますが、最近好きな小説も読まなくなったし、ホラー映画も観なくなりました。 精神の怠惰と言うべきか。 その代わり、愚痴っぽい記事ばかり書いています。 もう少し...
仕事

サービス出勤

年度末真っ盛り。 毎年のことですが、あまりに忙しく、この時期、桜を見ると反射的に憂鬱と緊張に襲われます。 仕事嫌いの私が、あまりの不安に耐えかねて、土曜日だというのに、サービス出勤してしまいました。 電話もかかってこないし、メールも来ないので、安心して事務仕事に取り掛かれます。 とは言っても、一日にできる仕事はたかが知れていて、ひとえに不安から逃れるための出勤でしかありはしません。
仕事

異動

昨日、人事異動の内示が解禁となりました。 異動から1年の私は、当然ながら動かず。 それは当然なのでなんとも思いませんが、私の部署の枢要な地位にいた人が、58歳でまさかの早期退職。 しかも後任は来ず、暫時空席となりました。 これがショックです。 ではその後は誰が担うんでしょうか。 まだ何も言われていませんが、私にお鉢が回ってくるのではないかと戦々恐々としています。 今の仕事をしながらその人がやっていた仕事もやれと言われたら、心身ともに持ちません。 どうなるか分からない近い未来を思って悶々とするのは馬鹿げているし、せっかくの休日がもったいないというのは分かっていますが、思いがそちらに向いてしまう、小さな思い癖をもって生まれてしまったのもまた事実。 我ながら損な性分です。
文学

何でもないこと

生憎の雨となってしまいましたが、それでも平日と比べて、格段に気持ちが落ち着きます。 休日と平日の落差が大きすぎて、生きているのは休みの日だけで、働いている日は死んでいるか、死んでいないにしても、ひたすら芝居を続けているように感じます。 もしかしたら働くということは、収入を得るために必要だという以外に、休みの日のうれしさを倍加させるためにあるのかもしれません。 今日も朝風呂につかったり、朝寝を楽しんだりしました。 昼はイタリアンのコースで、ワインも少し嗜みました。 そんななんでもないことが、とてつもなく幸せに感じます。 これから精神科に行って薬をもらい、その後は晩酌です。 真鯛の刺身となめろう、それにブロッコリーとフルーツトマトをいただく予定です。 これもじつは何でもないこと。 ただ平日と異なっているというだけです。 休日と休日の間にある平日、じつは休日が夢のような生活なのではなくて、平日こそが夢の中なのかもしれませんね。
精神障害

変わる

時代が移り、様々な社会情勢が変化しても、私という者の本質はなにも変わらない、そう思ってきました。 しかし近頃、私の本質が、加齢とともに変化してきたような気がします。 若いころは天下を取ったような気分で、自信満々でした。 ところが最近は、何をするのも億劫で、若い職員の優秀さばかりが目につきます。 私がかつて馬鹿にしていた、仕事から逃げるおじさんに、私がなってしまいました。 肉体の衰えも強く感じます。 残業に耐えられなくなって、1秒でも早く帰りたいと思い、仕事が残っていてもかえってしまいます。 もちろん、左目のことも。 さらには、父の死、職場で働いていた人の現職死亡。 それらの事どもが、私を変えさせていきます。 50代前半で、こんな気持ちになっているようでは、まだ先がある人生、私はどうなってしまうのでしょうか。 今では、何もかもが変化すると、実感せざるを得ません。 私の本質さえも。
その他

どうなる左目

今日は休暇を取って、千葉大学病院へ左目の診察に行ってきました。 前回、左目の診察に千葉大病院へ行った際は、医師は小首をかしげて、専門の先生にもてもらえ、と言いました。 で、今日、専門の先生に診てもらいました。 結果は、手術が必要か判断できないので、半年に一度、大学病院へ来てくれ、とのこと。 私が普段通っているクリニックの医師は、手術を検討する段階にきているので、大学病院で判断してくれ、とのことでした。 しかし、判断できないとのこと。 もやもやしますねぇ。
その他

今日は天気晴朗なれども北風強し、といったところで、昼飯を食いに近所の中華屋に行き、帰りに魚屋へ買い物に寄ったくらいで、ほぼ家に閉じ込められました。 近所の魚屋、なかなかの品ぞろえで、いつも目を楽しませてくれます。 それだけに、いつも繁盛しています。 今日は初ガツオと、珍しい活赤貝の刺身を購入しました。 スーパーなどでは手に入らない良い魚ばかりで、何を購入するか、迷います。 野菜は毎度おなじみのフルーツトマトと、ゴボウとニンジンのサラダを食す予定。 これで一杯やるのが楽しみです。 週末の贅沢ですかね。 平日は大した物を食っていませんから。  最近よく食品ロスという言葉を耳にします。 主に先進国での、食物の廃棄を呼ぶようです。 我が家もご多分にもれず、そのうち食うだろうと思って冷蔵庫に入れておいていた物が、気付けば賞味期限をすぎてしまい、処分することがよくあります。 内戦の絶えない国など、貧しい国々では、その日の食い物にも困る有様だというのに。 そういう現実を知りながら、多くの豊かな国の人々は、大切な食物を安易に捨てています。 それを嘆くことはあっても、行動に移さないのが、大多数ではないか...
社会・政治

天皇誕生日

今日は今上陛下の誕生日だとか。 私が天皇制廃止を望んでいることは、何度もこのブログで記事にしてきたところです。 しかしそうは言っても、天皇の地位は日本国憲法の第一条に規定されており、しかも国民の8割が支持しているとあっては、天皇の存在はまだまだ続くに違いありません。 それに私はべつに天皇個人を攻撃する気はありません。 一個人としては、篭の鳥のような一生を送らざるを得ないことに、同情を禁じ得ないだけです。 今上陛下、61歳に御なりあそばしたんだそうですね。 意外とお年だったのですね。 三島由紀夫は、天皇こそ、わが国の文化や国民性の源泉だと主張していましたね。 あのようにシニカルなあ人が、こと天皇のことになると、狂気じみた発言をすることがどうしても解せません。 私は天皇には、静かに引退していただくことを望んでいます。
社会・政治

狂気の年度末、そして天皇誕生日

今日は日差しは強いながら、強風が吹いて、好きな散歩にも行けませんでした。 残念。 年度末に向かって狂気じみた忙しさのなか、わずかな楽しみすら享楽できないとは、寂しいかぎりです。 明日は日曜日ですが、サービス出勤する予定です。 2月24日の会議の準備が全然できていないのです。 23日が休みのため、22日に資料をそろえて議長にレクチャーしなければなりません。 23日がお休みでなければ、22日に資料をそろえて23日にレクチャーという手もありなのですが、こればかりは仕方ありません。 なかなか仕事というのはうまい具合に進みません。 若いころは、50歳を過ぎれば、仕事にも慣れ、何も恐れることなく、心穏やかに仕事ができるようになるだろうと思っていました。 あにはからんや。 全然そんなことはありません。 むしろ苦しみは増すばかり。 若いころは責任もないし、手さえ動かしていればよかったので、結構楽でした。 今は手を動かしつつ、下の者からの相談や、他の部署との折衝などがあって、疲れます。 そもそも手を動かすのが億劫でなりません。 2月23日は天皇誕生日。 今上陛下の誕生を祝う日ですが、そんなにめでたいこと...
社会・政治

女性蔑視

森氏の女性蔑視発言が問題になっています。 私は露骨な女性蔑視だとは思いません。 しかし、違和感を感じます。 女性が入ると会議が長いとか、女性は競争心が強いとか。 それは男性の特徴であって、女性はその逆なのではないかと思います。 男だけの会議も長いし、競争心が強いのはむしろ男。 なんだかとち狂った発言です。 辞職して良かったと思います。 少なくても私の職場では、女性が優遇されているように感じます。 年齢が同じで経験年数も同じ、評価もそこそこという場合、女性が先に昇進します。 女の管理職を増やせば、それだけ評価が高くなるシステムのようです。 また、男の育児休暇も推奨されています。 役人の世界はそういう風に出来ています。 まして女性蔑視発言など、とんでもないことです。 そもそもなんで男女差別があるのでしょうねえ。 人種差別と比べても、差別される側が多すぎます。 人口の約半分が女性なのですから、これをすべて差別していたら、きりがないのではないでしょうか。
思想・学問

建国記念

今日は建国記念の日。 戦前は紀元節と称され、初代である神武天皇が即位した日とされています。 なんでも紀元前の何年かは忘れましたが、その何年だかの1月1日に即位されたと古事記や日本書紀などに記されており、それを西暦に直した日が今日なのだとか。  なんとも嘘くさい日ではありますが、国家や民族には物語が必要です。 革命で国家が成立したとか、独立戦争で勝利したとかいうのは、概ね近い過去の出来事であり、日付ははっきりしています。 革命前も独立前も、国家や民族というのはあったはずですが、現代の国家という意味では分かりやすいでしょう。 そういう意味では、わが国の場合、連合国と講和を結んだサンフランシスコ平和条約締結の日が新生日本の建国の日にあたるのかもしれません。 しかしそれでは、戦前の日本を否定することにもつながり、わが国の伝統文化であり、物語であるところの、民族の中核とでもいうべきものが、忘れられてしまうかもしれません。 そういう意味で、神武天皇の即位の日という、信じがたい、いわば嗤うべき日に建国の日を定めたことは、明治政府の、欧米列強に対する矜持だったのかもしれません。 おかげ様をもちまして、...
精神障害

春の憂鬱

今日も朝湯、朝寝を楽しみました。 非常に贅沢な気分です。 そして、散歩。 今日は昨日以上に温かく、春の到来を感じさせました。 春になると訪れる謎の憂鬱。 春愁という言葉があるくらい、人間にとって生きやすいはずの春に憂いを帯びるというのは不思議なことです。 そしてまた、私は春愁に囚われているようです。 この思い癖を、なんとかしたいものです。
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