昨夜は軽い読み物に親しみました。
「精神科医おどおど日記」です。

私は20年以上精神科に通っており、様々な精神科医の診察を受けました。
患者の病状が良くなれば仕事を辞めようが生活が破綻しようがどうでも良いタイプ。
患者の生活全般を診て、病気を治すというより幸福に暮らせるようにするタイプ。
説教臭いやつ、やたらと薬を出したがるタイプにその逆、
同じ精神科医と言っても様々です。
私の今の主治医は生活を維持させながら薬を減らしていこうとするタイプです。
その前はクスリは多めに出してでも、患者を楽にさせようとするタイプでした。
その医者とは相性が良かったのですが、早期リタイアし、クリニックを後輩にゆずっていまいました。
この本の作者は閉鎖病棟という、最も過酷な病院に勤務しながら、町のクリニックでもアルバイトをしています。
閉鎖病棟には、一日中奇声を上げ続ける者、自分の糞を食ってしまう者など、いかにも重症な患者ばかりが入院しています。
一方クリニックは一見普通に見える、職場ストレスなどに悩む患者が主で、こちらは楽勝だとか。
閉鎖病棟は救急もやっており、自殺未遂、自傷、他害の患者が送り込まれてくるとか。
大変ですねぇ。
私は精神科に入院したことはないし、入院を勧められたこともありません。
自分では重い双極症だと思っていましたが、見方が変わりました。
どんな診療科も大変ですが、精神科は治らない患者も多いので、より一層、無力感が強いのではないかと推測します。