2014-03-27

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文学

桜が咲き始めたようです。 桜を見ると、今年も生きて桜を見ることができた、という気分になるから不思議です。 まだ高齢というわけでもないのに。 桜の狂的な力が、そんな不思議な感慨を呼び起こすのでしょう。 ねがはくは 花のもとにて 春死なむ そのきさらぎの 望月の頃 おそらくわが国で最も愛吟されている歌ではないでしょうか。 言わずと知れた、西行法師のあまりにも有名な歌です。山家集 (岩波文庫 黄 23-1)佐佐木 信綱岩波書店 西行全歌集 (岩波文庫)久保田 淳,吉野 朋美岩波書店 西行法師は春の死を望みましたが、私は死の季節である冬に、ピリピリと冷たい空気の中、死神に連れて行かれたいと願っています。 死の季節に死ぬるのは、道理にかなっているように思います。 職場は4月の人事異動がオープンになり、浮足立っている感じです。 私は研究協力担当部署から、総務担当部署に異動が決まっています。 今日の午後、後任と引継、3月31日の午後、前任と引継の予定です。 心ざわつくこの時季に狂乱の桜が咲き乱れ、散り乱れるとは、奇妙なシンクロニシティを感じます。 あるいは、それを狙ってわざと会計年度や学年暦の変更が...
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