文学

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スタープレイヤー

昨夜は恒川光太郎の長編、「スタープレイヤー」を一気に読みました。スタープレイヤー (角川文庫)恒川 光太郎KADOKAWA これまでの作品とは、印象がずいぶん違います。 これまではこの作者が描き出す世界は、詩的で幻想的な小品、というイメージでしたが、今作は痛快娯楽ファンタジーといった感じです。 エンターテイメントで勝負するぞ、という作者の意気込みが伝わってきます。 ふとしたことから、異世界に飛ばされた34歳、無職の女性、夕月。 異世界では、10の願いを叶えることができます。 願いをかなえる能力を持った者を、スタープレイヤーと呼びます。 夕月が飛ばされたところは、誰もいない草原のようなところ。 彼女は願いを使って皇居よりも広い庭を持った家を建て、のんびり暮らします。 ある時、マキオと名乗るスタープレイヤーがやってきます。 彼は夕月の家から馬で二日かかる場所に、ちょっとした町を作って住んでいます。 夕月はマキオから、異世界にはごくわずかのスタープレイヤーと、スタープレイヤーが願いを使って地球から呼び寄せた多くの人々(外来民)、さらにはもっと多くの原住民が住んでいることを知らされます。 マキ...
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南の子供が夜いくところ

今日はひどく寒いです。 スーパーに買い物に行った他は、暖房の効いた自宅で静かに過ごしています。 小説を読みました。 恒川光太郎の連作短編集「南の子供が夜いくところ」です。南の子供が夜いくところ (角川ホラー文庫)恒川 光太郎角川書店(角川グループパブリッシング) 一家心中寸前まで行った親子が、20代にしか見えない、しかし120歳だと自称するユナという不思議な女に導かれ、タカシという少年と両親、それぞれが別の島で暮らし始めます。 タカシが暮らすことになったのは、トロンバス島という南の島。 トイトイ様という木の精や、ヤニューという魔物、フルーツ頭と呼ばれる頭部が様々な果物で出来た人々が住むフルーツ・タウンなど、不思議で魅力的な夢物語が繰り広げられ、惹きこまれました。 最近この作者の作品ばかり読んでいますが、もっと読みたい、という感じです。
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さみしい、よろしい

その昔、テレビCMで、「亭主元気で留守がいい」というコピーが流行ったことがあります。 また、私の同僚や先輩でも、妻が留守の休日は最高だ、と公言して憚らない人がいます。 そういうの、気持ちは分かりますが、あくまでも、一時的に一人の時間を楽しめるということであって、ずうっと一人でいるわけではない、ということが条件になっています。 ずうっと一人だと、退屈するような気がします。 孤独を感じさせる文学者はたくさんいますが、まず、頭に浮かぶのは、自由律の俳人、種田山頭火と尾崎放哉でしょうねぇ。 山頭火に以下のような句があります。 やっぱり一人はさみしい枯草 やっぱり一人がよろしい雑草 山頭火にとって、一人はよろしくてさみしいものだったようです。山頭火句集 (ちくま文庫)村上 護筑摩書房 山頭火という人、一度は妻子を持ちながら、中年に至って妻子を捨て、無一文の乞食となって、行乞の旅を続けながら句作を続けた人です。 同じ自由律の俳人で、ほぼ同時代に生きた尾崎放哉は、一度は保険会社の重役にまでなりながら、世を捨て、田舎の寺の庵などで静かに暮らしました。 動の山頭火、静の放哉、などと言われます。 共通して...
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金色の獣、彼方に向かう

昨夜は恒川光太郎の短編集、「金色の獣、彼方に向かう」を読みました。金色の獣、彼方に向かう (双葉文庫)恒川 光太郎双葉社 「異神千夜」・「風天孔参り」・「森の神、夢に還る」・「金色の獣、彼方に向かう」の4作品が掲載されています。 それぞれ独立した短編ですが、唯一、イタチに似た妖しい獣が登場するところに共通点があります。 「異界千夜」は元寇の前後を描いた時代作品。 南宋、対馬、博多あたりを舞台にした壮大な作品で、内容的には長編時代ファンタジーのような読後感です。 この作者の作品は、切なく美しい幻想文学がほとんどなのですが、この作品は、元の蛮行を恨む女の怨念や、彼らと行動をともにしながら、ついには裏切らざるを得ない男の苦悩などが怖ろしく、ゾッとさせられました。  「風天孔参り」は、ある山の登山口近くでレストランを営む50代の男が遭遇する不思議な物語。 ある時女子大生が客としてやってきて、従業員として居つき、彼女の口から風天孔参りの話を聞きます。 山中に突如小さな竜巻が起き、そこに飛び込んだ人間は天に消えてしまうとかで、限りなく自殺に近い、風天孔参りをする集団がある、と。 そして女子大生は風...
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竜が最後に帰る場所

今日は快晴ながら、北風が強く、ひどく寒い一日でした。 スーパーに買い物に行った以外は、家で大人しく読書などして過ごしました。 恒川光太郎の短編集を読みました。 「竜が最後に帰る場所」です。竜が最後に帰る場所 (講談社文庫)恒川 光太郎講談社 5つの短編が掲載されています。 どれもこの作者らしい、不思議で切ない物語でした。 わけても最後の「ゴロンド」という作品には深い感銘を受けました。 ゴロンド(考える者)という名前の竜の一生を、詩的に描いた作品で、長い年月の流れを感じさせます。 最近、この作者の小説ばかり読んでいます。 ド嵌まりに嵌まった感じです。 50歳近くなって、新たな出会いがあったことを、とても嬉しく思っています。にほんブログ村 本・書籍ランキング
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金色機械

昨夜、またもや恒川光太郎の小説を読みました。 今までは、短編か、せいぜい中編程度の分量の作品ばかりで、長い物は書かないのかなと思っていましたが、文庫本で470頁を超える長編、「金色機械」です。金色機械 (文春文庫)恒川 光太郎文藝春秋 江戸時代、極楽園とも鬼御殿とも呼ばれる山中の賊のお屋敷で育ち、門番の小僧から大遊郭を任されるまでになった熊悟朗。 彼は人の殺意を見抜く能力を持っています。 そして人に素手で触れるだけで安楽死させる能力を持つ女、遥香。 さらには謎の存在、金色様。 金色様は金属でできたロボットのような存在ですが、心を持ち、しかも無敵といってよいほど強力です。 章ごとに時代や主人公が異なり、少々戸惑いますが、やがてそれらは繋がり、一つの物語として完結します。 石川淳の「至福千年」を思わせるような、江戸伝奇ロマンといった趣で、読ませます。 抜群に面白い小説で、終わりが近づくと、読むのが惜しいような気分になります。至福千年 (岩波文庫 緑 94-2)石川 淳岩波書店 これは熊悟朗や遥香の成長の物語であるとともに、善も悪も併せ持つ人間というものの業を描き出した作品です。 金色様とい...
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わが国とインドの諸行無常

ここ数日、暖かい日が続いています。 おかげで体がずいぶん楽です。 職場の庭の梅も、ずいぶんと咲きました。 季節は着実に移ろっているのですねぇ。 平安末期から中世のわが国の文学では、盛んに諸行無常ということが言われます。 わが世の春を謳歌した平家が滅ぶまでを描いた「平家物語」しかり。 隠遁の文学、「方丈記」しかり。平家物語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)角川書店角川書店 方丈記(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)武田 友宏角川学芸出版 権力も生命も、あらゆるものは移り変わり、いつかは儚くなってしまう、という無常感。 そしてそういった考えは、今も日本人の多くに、心中深く、根付いている感覚でもあります。 諸行無常は、もともと仏教用語ですが、わが国においては、仏教本来の意味よりも、ずいぶんと詩的というか、情緒的、感覚的に使われているように感じます。 原始仏教での使われ方を見ると、わが国の文学で使われる諸行無常という語感とは異なっていることが分かります。 諸行は、あらゆる物事、行い、と言う風に思われますが、原始仏教では、もともと存在しないものを作り上げてしまう作...
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月夜の島渡り

昨夜は恒川光太郎の短編集「月夜の島渡り」を読みました。月夜の島渡り (角川ホラー文庫)恒川 光太郎KADOKAWA いずれも沖縄の離島が舞台の作品です。 「月夜の島渡り」というタイトルの作品はありません。 あくまで短編集全体のタイトルです。 作者、出身は東京らしいですが、20代後半から沖縄に住んでいるそうです。 東京出身でも、北海道や沖縄に移住する作家や芸術家が多いのはなぜでしょうね。 都会を離れたかった? 異界の空気に触れたかった? 恒川光太郎はおそらくは異界への入り口があちこちに感じられる沖縄が気に入ったのだろうと推測します。 この短編集の物語は、どれも短く、異界へと足を踏み入れるというよりも、沖縄の離島そのものが異界の香りがして、小説というより詩編のような趣を味わうことができます。 その代り、物語としての迫力には欠けるように感じられます。 そこは詩編ですから。 私としては、生まれ変わりを扱って長い時間の流れを感じさせる「私はフーイー」がお気に入りです。 いずれも短いし、不思議過ぎず、この作者特有の抒情というか切なさを感じることが出来るので、入門編に良いかもしれません。 デビュー作...
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死の季節ー右大臣の憂鬱ー

冬季うつ病なんて言って、冬はうつ状態に陥る人が増えるそうですね。 寒いし、日は短いし、死を予感させる季節であってみれば、仕方ないのかもしれません。 28歳で甥、公卿に殺害された右大臣源実朝は、父、頼朝亡きあと、政情不安が続き、兄の頼家が追放されてなお殺害された事実から、家臣に次のような絶望的な言葉を述べています。 源氏の正統は此の時に縮まりをはんぬ。子孫敢えて之を相継ぐべからず。 源氏の嫡流は自分で終わりにしようというわけです。 おそらくは、そう遠くないうちに、家臣らに暗殺されるであろう運命を、かなり明瞭に意識していたのではないかと思います。 そういう意味では、12歳で将軍になった時から、死の季節を生き続けていたのかもしれません。 現とも 夢とも 知らぬ世にしあれば ありとてありと 頼むべき身か  現実とも夢ともつかぬ世の中で、生きているといってもそれを頼みにできるだろうか、といった意かと思います。 聞きてしも 驚くべきにあらねども はかなき夢の 世にこそありけれ 人の死を聞いても驚くにあたらないが、それにしてもなんとはかない夢のような世の中であることよ、といった意でしょうか。 いずれ...
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草祭

インフルエンザによる出勤停止も今日まで。 もうすっかり元気です。 最近お気に入りの恒川光太郎の作品を読みました。 連作短編集、「草祭」です。草祭 (新潮文庫)恒川 光太郎新潮社 小さな田舎町、美奥を舞台にした作品群で、5編が収録されています。 一つ一つは独立した物語ですが、通して読むと、繋がりがあることが分かる仕掛けになっています。 美奥は様々な異界へと繋がる、いわばこの世の一つ奥に存在している町。 主人公たちは、異界に迷い込み、様々な体験をするのです。 「けものはら」は、けものはらに迷い込み、出られなくなった男子高校生の物語。 彼はそこで獣人に変じていくわけですが、母親との複雑な物語が語られます。 「屋根猩猩」は女子高生の独白という形をとって、ある地区の守り神に変じていくお話。 「くさのゆめがたり」では、はるか昔を舞台に、美奥誕生の秘話が語られます。 「天化の宿」は、山中の不思議な宿で、女子高生が苦解きという儀式のための、独特のゲームに高じるお話。 結末が意外です。 最後の「朝の朧町」は、もっとも幻想的で美しい物語です。 これも不思議な町に誘われた者が体験する、息苦しいまでに切ない物...
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零下4度

今朝の首都圏はひどく冷え込み、都心では48年ぶりに零下4度を記録したそうです。 48年前というと、私は生後数か月。 覚えているはずがありません。 低温注意報は33年ぶりだそうです。 33年前と言えば私が中学三年生。 高校受験の時期と重なりますが、それほど寒かったという覚えはありません。 また、首都圏各地で水道から水が出ない、という苦情が水道局に寄せられたんだとか。 凍っちゃったものは水道局に文句を言っても仕方ありますまい。 徒(いたずら)に 凍る硯(すずり)の 水悲し 寺田寅彦の句です。 寺田寅彦が活躍した時代には、書斎には必ず硯と筆が置かれていたことでしょう。 その硯の水が凍ってしまった、ということでしょうか。 怖ろしく寒い書斎ですね。 ちょっと滑稽味を感じる句です。 近年では、筆ペンなどという、便利ですが野暮で無粋な物が跋扈し、硯を使うこともありません。 さすがに私が住むマンション、鉄骨とコンクリートでできているので、保温性が高く、部屋の水が氷るなんていうことはありません。 ベランダに水を張っておけば凍るかもしれませんが。 子供の頃、庭の池に金魚を飼っていて、冬になるとよく表面が凍...
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雷の季節の終わりに

三冊目の恒川幸太郎作品を読みました。 「雷の季節の終わりに」です。雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)恒川 光太郎KADOKAWA 前2作と同様、異界での切ない物語が展開します。 隠(オン)と呼ばれる、この世と微妙にずれた世界で育った少年が、冒険を繰り広げるファンタジー。 隠には、春夏秋冬のほかに、雷季とよばれる季節があります。 その季節には、どんな不思議なことが起こっても不思議ではありません。 風わいわい、とよばれる物の怪に憑かれた少年。 しかし風わいわいは悪さをするわけではありません。 むしろ少年を守ってくれる存在。 鬼衆、と呼ばれる集団や、風葬をする墓町など、不思議で魅力的な舞台装置が揃って、物語を豊穣なものにしています。 ふとしたことから、少年は長い旅をしてこの世にたどり着きます。 その間の冒険が綴られます。 同じ作家の本を三冊続けて読むのは私には珍しいことです。 じつは4冊目も購入してあります。 すっかりこの作者の世界に魅入られてしまったようです。 幸福なことに。 にほんブログ村 本・書籍ランキング
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幸福な瞬間

今年の3月、亡き父の七回忌を迎えます。 もうあれから丸5年が経とうとしています。 死の床にあって、父は浅草寺病院の病室から、雪が降る五重塔を観ながら、「京都のようだなぁ」と声を挙げたそうです。 末期の目は、ことさらに自然を美しく感じさせるのでしょうか? 芥川龍之介の「或旧友へ送る手記」という、遺書に近い書簡には、 自然の美しいのは僕の末期の目に映るからである、 という一節があります。或旧友へ送る手記芥川 竜之介メーカー情報なし また、芥川龍之介の弟子ともいうべき堀辰雄の「風立ちぬ」の一節に、 自然なんぞが本当に美しいと思へるのは、死んで行かうとする者の眼にだけにだ、 と言うものがあります。風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)堀 辰雄新潮社 芥川龍之介は遺書に自然の美を謳いながら、自殺してしまいます。 一方、堀辰雄は、病弱の体に鞭打って、死を避けるのではなく、それを超克しながら、一段と深い生を模索しました。 同じように末期の目に映る自然の美を称揚しながら、対照的な態度で人生に、あるいは死に向かった師弟の姿勢は印象的です。 また、夏目漱石は、亡くなる2年前に友人に宛てた手紙の中で、 天と地と草...
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秋の牢獄ほか

昨夜は恒川光太郎の短編集を読みました。 3編の小説が所収され、210頁ほど。 1時間半ほどで、一気に読みました。 掲載されているのは、「秋の牢獄」・「神家没落」・「幻は夜に成長する」です。秋の牢獄 (角川ホラー文庫)恒川 光太郎角川書店(角川グループパブリッシング) 前に読んだ「夜市」と「風の古道」の最強タッグが所収された「夜市」の鮮烈さに比べると、やや見劣りしますが、それでも味わい深い佳品揃いでした。夜市 (角川ホラー文庫)恒川 光太郎角川グループパブリッシング 「秋の牢獄」をはじめとする3編は、いずれも囚われる、ということを題材にしています。 「秋の牢獄」は、いわゆるタイムループ物で、SFに分類されるかと思います。 11月7日(水)を何度も繰り返す女子大生の物語。 面白いのは、リプレイヤーと呼ばれる、11月7日(水)を繰り返す人々がいて、彼らは不思議な縁で知り合い、しばし、交友を深めます。 しかし、やがてはそれぞれが一人になって、北風伯爵と名付けた白い物体に囚われ、消えていくのです。 消える先が翌日の11月8日(木)で、タイムループから解放されるのか、存在が消滅してしまうのか、誰に...
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「夜市」と「風の古道」

昨日は「夜市」という小説を読みました。 ホラー小説大賞受賞作、「夜市」と、受賞第一作の「風の古道」の2作が掲載されています。夜市 (角川ホラー文庫)恒川 光太郎角川グループパブリッシング 2作品とも、ホラーっぽくありません。 ふとしたことから異界へと足を踏み入れる話ですが、非常に平明な文章で、切なくも美しい、不思議なストーリーが展開されます。 起承転結がはっきりしていて、すんなりと物語の世界に入り込めました。 これはホラーというより、泉鏡花など、幻想文学の系譜に連なる文学作品と言ったほうが良いでしょう。 私としては、「風の古道」のほうが気に入っています。 恒川光太郎という作家、初めて読みましたが、もっと読んでみたくなりました。 特殊な物語を紡ぐ才能にあふれていると見えました。にほんブログ村本・書籍ランキング
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