文学

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三連休

三連休。 前回の診察で処方された新しい薬のおかげか、飲み始めて15日目くらいから明らかに調子が良くなってきました。 激しい落込みから軽い落込みへと改善しました。 軽い落込みがあると言ってもずいぶん楽です。 初日の土曜日は大雨で、午前10時半に予約していた歯医者に行った以外は自宅でのんびりと過ごしました。 半年に一度歯のクリーニングを行っており、土曜日がそうでした。 おそらく誰でもそうでしょうが、歯医者というのは嫌なものです。 歯を削ったり詰め物をしたり。 私はクリーニングだけですが、それでもいつも億劫です。 昨日、日曜日は午後そごう千葉店に出かけました。 北海道物産展で買い物を楽しむためです。 大変な人出でしたが、 物産展のなかでも北海道はテンションが上がります。 旨い海産物や北海道ならではのスイーツがあります。 うす味の貝の漬物とルイベの粕漬、それにウニとイクラとカニがヤケクソ気味にてんこ盛りになった海鮮丼を購入。 どれも少々高かったですが、良い買い物をしたと思っています。 晩はそれらで熱燗を頂きました。 秋から冬にかけて酒の味が一段上がります。 飲みすぎには気を付けなければならない...
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ふたりぐらし

今朝目覚めたら喉がひどく痛み、咳が止まりません。 体の節々が痛み、微熱がありました。 出勤できないことも無いかなと思いましたが、こじらせる前に治したいと思い、仕事を休んで内科に行きました。 つい一週間ほど前に同じ部屋で執務する後輩がコロナに罹ったことも心配でしたし。 内科でコロナの検査を行った結果、幸い大丈夫でした。 抗生物質やら咳を止める薬やら色々薬が出て、朝と昼に飲んだら大分楽になりました。 ただし、喉の痛みは相変わらずです。 多少体調が良くなったので、「ふたりぐらし」という小説を読みました。ふたりぐらし (新潮文庫)桜木 紫乃新潮社 今では職業として成り立たなくなった映写技師で脚本家になる夢を捨てきれない40歳の男と看護師で36歳の妻との生活がそれぞれの目線で交互に語られる連作短編集の体裁を取っています。 看護師の妻が夫を養っており、世間から見れば夫はヒモです。 しかし二人は仲睦まじく、生活を楽しんでいます。 家族の始まりとでも言いましょうか。 そしてそれぞれの親との関係性も描かれます。 母親はどちらもいわゆる毒母に近い人です。 その母親との関係の難しさは、私の義母と同居人を見て...
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夜のピクニック

昨日は一昨日と打って変わって静かに読書をして過ごしました。 恩田陸の「夜のピクニック」です。 この人はミステリーやホラーの作家というイメージを漠然と持っていましたが、「夜のピクニック」はいわゆる青春小説と呼ばれる分野かと思います。夜のピクニック(新潮文庫)恩田 陸新潮社 田舎町の進学校、北高。 ここでは1年生から3年生、全員が参加する奇祭、歩行祭が毎年行われています。 朝8時に学校を出発し、途中で休憩や2時間の仮眠を挟んで80キロの道のりを翌朝8時までに歩き通すという過酷なものです。 しかし、ヘトヘトになりながらも達成感があるらしく、多くの生徒は歩行祭の実施を支持しています。 ただ歩くだけで何の事件も起こらないのですが、歩行中に生徒達の間で交わされる会話が面白く、文庫本で447ぺージの作品を一気に読んでしまいました。 最後の学校行事である受験を控えた高校3年生の数人を主人公にした物語です。 私はもちろん夜通し歩くなんて体験はありませんが、この小説を読んで、何となく懐かしいような、ノスタルジックな気分に浸りました。 近くにいなければ忘れられる。忘れられればいないのと同じ。 こんなフレーズ...
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地球星人

かねて読み進めていた村田沙耶香の「地球星人」を読み終わりました。 この人の小説を読むのは「コンビニ人間」、「消滅世界」に続いて3冊目です。 「コンビニ人間」や「消滅世界」はジェンダーレスの世界を描いていて、それだけでも世の中の常識から反する、いわば反社会的な作品でした。 しかるに「地球星人」はそんな生半可な小説ではありません。 人間社会の全てを否定しているかのごとくなのです。地球星人(新潮文庫)村田沙耶香新潮社コンビニ人間 (文春文庫)村田 沙耶香文藝春秋消滅世界 (河出文庫)村田沙耶香河出書房新社 最初は世の中というものに違和感を持つ少年少女の淡い恋物語の様相で始まります。 その違和感はますます大きくなり、長じて、人間社会を工場と呼ぶにいたります。 勉強を頑張り労働する、女の子を頑張り生殖する、この二つが地球星の成り立ちであり、それは社会というより工場だというわけです。 それに順応して何の違和感もなく生きるのが地球星人であり、違和感を持つ者は異星人ととらえます。 そこでは価値観が錯綜し、逆転し、また反転します。  さらには殺人、人肉食までもが正当化されます。 それは彼らの合言葉、異星...
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おじさんはどう生きるか

今朝は6時半に起きて生卵と納豆で白飯を食いました。 その後日曜日の朝恒例の洗濯。 朝が弱い同居人は夢の中です。 午前中はテレビなど観てだらだら過ごし、昼は近所の蕎麦屋で鴨せいろを食しました。  その後床屋で散髪しました。 午後は読書。 軽い物が読みたいと、かねて購入してあった松任谷正隆の「おじさんはどう生きるか」というエッセイ集を読みました。おじさんはどう生きるか (中公文庫)松任谷正隆中央公論新社 私はこの人、松任谷由美の旦那で音楽関係の仕事をしているとしか予備知識はありませんでした。 しかしこのエッセイを読むと、文章を書いたり、音楽劇の演出をしたり、バンドをやったりと多彩な活動をしていることを知りました。 内容は偏屈なおっさんの繰り言という感じで、我が意を得たり、と思うことが多くありました。 そのなかに、寂しがり屋の一人好き、という言葉がありました。 こういう感覚、誰にでもあると思います。 それをこういう言葉で表すところに、この人のエッセイの神髄があるように思います。 また、人間ドックをやった。どうやら小さな動脈硬化があるらしい。おいしいものを食べて早く死ぬか、まずいもので長生きす...
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アーモンド

昨日は珍しく、韓国の小説を読みました。 翻訳部門で本屋大賞を受賞した「アーモンド」です。アーモンドソン・ウォンピョン祥伝社 生まれつき偏桃体(アーモンド)が極端に小さく、そのためにほとんど感情を持たず、他人に共感することもできない怪物と呼ばれる少年と、逆に感情の塊のような粗野で乱暴な不良少年との不思議な交流を描き、それぞれの少年が少しづつ成長していく過程を描いています。 私は「箪笥」や「半地下の家族」などの名作映画を作り出した韓国のエンターテイメント作りの巧妙さに惹かれますが、小説は読んだことがありませんでした。 韓国には著名な古典文学も無く、文学不毛の地だと思っていたのです。箪笥<たんす>(字幕版)イム・スジョンパラサイト 半地下の家族 (字幕版)ポン・ジュノ しかしこの小説を読んで、それは私の誤解であったことに気付きました。 「アーモンド」では、恐怖や怒り、愛や喜びといった感情とは何なのか、心と脳の関係は、といった問題が感情の無い少年の目線で語られます。 16歳の少年が少しづつ感情の芽生えを見せるのですが、20歳になった時、30歳になった時どのように変化しているのか切実に知りたいと...
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夜行秘密

今日はとても魅力的な小説を読みました。 「夜行秘密」です。夜行秘密カツセマサヒコ双葉社 作りは、いわゆる群像劇になっています。 登場人物が次々と一人称で告白し、それがやがて一つの物語になっていく、という。 天才映像作家、その熱狂的なファンの女、MVを作ってもらうことになった新人アーティスト、新人アーティストの恋人、天才映像作家のマネージャーを務める美女など。 それらの人々がそれぞれの立場で告白し、それらが大きなうねりと小さな誤解とを生んで、悲劇的な物語へと昇華します。 物語の終わりが近づいて、もう新人ではなくなったバンドのヴォーカルが独白します。 おれが思い出すのは大抵、楽しかった記憶とかじゃなくて、後悔の記憶だ。あの時、ああしていれば良かったと、記憶を巻き戻してみては、選ばなかった方の人生を想像してしまう。どうしても輝いて見えるBルートを想像しては、そっちの未来を願ってしまう。 非常に印象的です。 おそらく、後悔の無い人生なんてあり得ないと思います。 あの時、こっちではなくてあっちを選んでいたら、と空想するのは誰にでもあることです。 私など、そんなことがあまりにも多くて、後悔と言われ...
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一人称単数

昨日から観測史上最大の大型台風が関東、特に千葉県と茨城県を襲うとの報道が繰り返し流されています。 夏休みは昨日で終わり、今日から出勤の予定でしたが、安全な建物から出ずに外出を控えろ、とのことでしたので、大事を取って今日は急遽休暇を取ることにしました。 リスクが高いことを承知で出勤するなんて馬鹿げていますから。 で、小説を読みました。 村上春樹の短編集「一人称単数」です。一人称単数 (文春文庫)村上春樹文藝春秋 この人の書いたものはノンフィクション以外すべて読んでいると思っていたのですが、偶然本屋で見つけて、購入しました。 村上作品は長編が出ると大騒ぎとなり、書店に長蛇の列が出来ることがほとんどですが、短編集の場合そういった現象が起きないため、見過ごしていたようです。 この作者にしては珍しく、私小説的な作品が多かったように思います。 もう70代を迎えることから来し方を振り返るような作品が書きたかったのかもしれません。 それは筆の衰えと言うより、手慰みのような、独特の味わいがあります。 長編を得意とする作家ですが、こういう物も良いと思います。 短歌を詠む女性との一夜をつづった「石のまくらに...
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また猫と

今朝は朝一番で内科に行きました。 4カ月に一度の血液検査のため、採血があったからです。 その後しばし休んでそごう千葉店に行きました。 今使っているバスタオルが大分くたびれてきたからです。 ネット通販でも良いのですが、身に着ける物と同様、手触りを確かめてから購入したいと思いましたので。 で、少し高いけど極めて肌触りの良いバスタオルを2枚購入。 その後昼食を摂り、本屋へ。 文庫本の小説を2冊購入。 帰宅してから、かねて購入してあった歌集を読みました。 「また猫と」という猫の挽歌集です。 歌人は大の猫好きで、多くの保護猫を飼ったり、里親とのパイプ役になったり、猫無しの生活は考えられない人のようです。 私はたまに愛でるくらいなら良いですが、飼うのは犬も猫も絶対に嫌です。 実家で犬を飼っていたことがあり、野良猫を餌付けしたりもしていました。 犬猫は当たり前ですが生きているので、その体温が暑苦しく、しかもほぼ確実に10数年で死んでしまうし、金はかかるしで、私にとって良いことは何もありません。また猫と 猫の挽歌集仁尾 智雷鳥社 で、「また猫と」。 不謹慎 かもしれないが猫の死は ひとのそれよりこたえ...
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私、死体と結婚します

今朝は半年に一度の視野検査のため、千葉大学医学部附属病院に行きました。 大学病院はとにかく待たされます。 視力検査で待たされ、視野検査で待たされ、診察で待たされ、会計で待たされ、合計2時間ばかり待たされたでしょうか。 どうせ待たされると思っていたので、未読の小説を持っていき、文庫本で229頁、軽やかな文体で読みやすく、待ち時間の間に読み終わってしまいました。私、死体と結婚します (ハルキ文庫 さ 25-2)桜井 美奈角川春樹事務所 近頃お気に入りの桜井美奈の「私、死体と結婚します」を読みました。 比喩的なタイトルかと思いきや、本当に死体と結婚してしまいます。 結婚間近で同棲しているカップル。 明日には入籍しようというタイミングで、女が帰宅すると、男が寝室で冷たくなっています。 女は看護師で、一見して死んでいると分かってしまいます。 古いヒーターを使用したがゆえの一酸化中毒とみられます。 しかし女は、冬の北海道での出来事から、4日くらいは死体は腐らないだろうと思い、わずかでも新婚生活をおくりたいと、男の死を隠したまま、役所に婚姻届を提出し、それは受理されます。 もちろん、違法行為です。 ...
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B面の夏

30年も前に刊行された黛まどかの句集「B面の夏」を昨夜読みました。 この人の名前はもちろん30年前から知っているし、代表的な句のいくつかはなぜ覚えたのか分かりませんが、諳んじることもできます。 それなのに句集を読まなかったのは、この人、もしくはその周辺のファン達のイメージが恋愛依存的な雰囲気を醸し出し、気持ち悪くて面倒くさいように感じたからです。 改めて読んでみると特段恋愛依存とは感じませんでした。  ふらここや 恋を忘るる ための恋のような句が恋愛依存的に感じたのかもしれません。 公園デートでしょうか、ぶらんこに乗りながら前の恋を忘れようと新たな恋を求めているというほどの意かと思います。  また、こんな句。 夜桜や ひとつ筵(むしろ)に 恋敵なんて、怖いですねぇ。 私が最も好む句は、 飛ぶ夢を 見たくて夜の 金魚たち です。 近頃では高校の国語の教科書に載っているのだとか。 一生を狭い金魚鉢で過ごす金魚でさえ、せめて夢の中では広い世界を飛び回りたいのでしょうか。B面の夏 (角川文庫)黛 まどかKADOKAWA もはや大御所となり、いくつかの大学で客員教授を務めているそうです。 一口に...
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殺した夫が帰ってきました

近頃お気に入りの桜井美奈のミステリー「殺した夫が帰ってきました」を昨夜読みました。 タイトルが極めて刺激的です。殺した夫が帰ってきました (小学館文庫)桜井美奈小学館 DV夫を崖から突き落として殺した女。 その後独身と偽ってファッションデザインの会社に勤め、充実した毎日を送ります。 しかし罪の意識に苛まれるのも事実。 そして夫殺害から5年も経って、記憶を失った夫が帰ってくるのです。 崖下で奇跡的に生き残ったのか、はたまた化物か、とにかく女は記憶を失ってすっかり優しくなった夫と奇妙な同居生活を始めます。 女の不幸な生い立ちが語られ、様々な登場人物が真実に近づき、あっと驚く結末を迎えます。 謎が重層的に絡まる物語で、何を書いてもネタバレになってしまうので、これ以上は書きません。  切ない真実に、つい、落涙を禁じ得ませんでした。
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幻想列車 上野駅18番線

金曜の夜、小説を読んで過ごしました。 読んだのは桜井美奈の「幻想列車 上野駅18番線」です。 先般この作者の「私が先生を殺した」という上質なサスペンスを読んで気に入り、他の作品も読んでみようと手に取った1冊です。幻想列車 上野駅18番線 (講談社タイガ)桜井美奈講談社私が先生を殺した (小学館文庫)桜井美奈小学館 内容は「私が先生を殺した」はサスペンス、「幻想列車 上野駅18番線」はファンタジーというか寓話というか、とにかくこの世の存在では無い者が登場します。 心に傷を持った者が上野駅の隅、人けの無いベンチに座っていると、不思議なことが起こります。 テオと呼ばれるぬいぐるみのように可愛らしい架空の生き物が、その外観からは不釣り合いな乱暴な口調で鍵を渡し、秘密のドアを開けるよう誘います。 ドアを開けるとレトロな一両編成の列車(一両で列車というのは変ですが)が止っています。  上野駅には存在しないはずの18番線 テオに促されるまま列車に乗ると深く真っ黒な瞳の車掌がにこやかに待っています。 この車掌、とんでもないくらいの美青年です。 そこで、誘われた者は不思議なことを聞かされます。 一つだけ...
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私が先生を殺した

今夜はミステリーを読みました。 テンポが良くて物語が疾走する快感に心奪われ、400頁を一気読みしてしまいました。 読んだのは「私が先生を殺した」です。私が先生を殺した (小学館文庫)桜井美奈小学館 物語の冒頭、ある私立高校の避難訓練で校庭に全校生徒が集まる中、27歳の人気教師が屋上から飛び降り自殺します。 一体何があったのか。 物語は語り手が次々と変わり、それぞれの視点から事件に関する一部が語られます。 このあたり、湊かなえの「告白」との類似を感じさせます。告白 (双葉文庫)湊かなえ双葉社告白松たか子 語り手が変われば物語が多重的になっていくというのは、芥川龍之介の名作「藪の中」でよく示されています。藪の中・将軍 (角川文庫)芥川 龍之介KADOKAWA そのため、この手法は時折見かけますが、「私が先生を殺した」では、物語が多重的になるかと思いきや、最後の語り手である自殺した人気教師によって、怖ろしい真実と切ない自殺動機が語られ、一つに収斂していくという、エンターテイメントらしい分かりやすい結末が待っています。 久しぶりに平易で抜群に面白いエンターテイメントに接することが出来たのは私に...
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他人事

今日はあまりの暑さのせいで家から一歩も出ず、冷房を効かせた自宅で快適に過ごしました。 で、珍しく短編集というか、ショート・ショートを読みました。 平山夢明という作家の「他人事」です。他人事 (集英社文庫)平山夢明集英社 私はこの作家を知らなかったのですが、本屋で偶然見つけて面白そうだと思い、購入。 しばらく前までは本はほとんどネットで購入していたのですが、本屋では新鮮な出会いがあるので、よく大型書店に出かけるようになりました。 この短編集、322頁に14のショート・ショートが収められています。 どれも奇妙な味の、残酷で滑稽な物語たちです。 短編集というもの、短い話ばかりなので、つい、もう一つだけ、もう一つだけ、なんて思いながら一気読みしてしまうことがあります。 これがそうでした。 ホラーだったりSFだったり、ブラックユーモアだったり、どれも私にとってお好みの作品でした。 幸せな気分になりました。
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