ネットフリックスでホラーと言うべきか、アクションホラーと言うべきか、ホラーコメディと言うべきか、なかなか複雑な趣向で抜群に面白い(怖いわけではありません)映画を観ました。
「サユリ」です。
中古の住宅を購入して引っ越してきた両親と祖父母、子供3人の家族。
しかしその家には悪霊が憑りついていました。
それから起こる悲劇。
家族が次々と不審死を遂げます。
生き残ったのは認知症の祖母と中学生男子の孫一人のみ。
ここまではよくあるホラー。
ここから、生き残った祖母と中学生の孫1人が得意の太極拳と強い生命力で悪霊に立ち向かうというお話。
ばあちゃん、あぁ、すっかり目が覚めてしもうた、とか言って、認知症を克服してしまいます。
悪霊の元家族を拉致して悪霊の前で殺害したり、ばあちゃん、やりたい放題です。
ばあちゃんの信条は良く食って、良く寝て、体を鍛えて生命力を強くすれば、死んだ者よりも生きている者のほうが圧倒的に強いということ。
悪霊を吹き飛ばす力の一つになったのは、孫のガールフレンドである女子中学生を悪霊が飲み込んで、もはやダメかと思ったところ、中学生男子がその女子とやりたいと叫んだこと。
中坊の性欲ほど強い生命力に溢れたものはありますまい。
生きている人間が一番強い。
その意味で、六条御息所ではないですが、生霊は怖ろしいでしょうねぇ。
痛快な映画でした。