思想・学問

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薮入り

今日、1月16日は7月16日と並んで薮入りですね。 江戸時代、奉公人や女中が実家に帰ることを許された貴重な休日です。 彼ら彼女らを思えば、週休2日の現代サラリーマンは極楽だと言えるでしょう。 しかしヒトラーは、「大衆にこの世を極楽だと思わせることも地獄だと思わせることも簡単だ」と言っています。 要するに心構えの問題でしょうね。 私のような怠け者は、週休三日になっても、仕事が辛い、もっと休みたいと思うのでしょう。 薮入りは閻魔大王が地獄で責め苦を中断する日としても知られており、閻魔堂の開帳などが行われ、縁日が立つおめでたい日でもありました。 実家が遠方の者は縁日に出かけたり芝居小屋や寄席に行ったりして薮入りを楽しんだと伝えられます。 そんな話を聞くと、江戸時代の奉公人に生まれなくて本当に良かったと思います。 まして今は残業も断っていますから、毎日定時帰りです。 最近は17時でもうっすら明るく、なんだか気分が良いです。 これからだんだんと日が伸びるんですねぇ。 寒さのなかにも春が感じられます。 薮入りが 帰ると母は 馬鹿のよう 江戸時代の川柳です。 気が抜けちゃうんでしょうねぇ。 私には子...
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今朝、NHKのBSで、海外向けに製作された「SAMURAI SPRIT」の弓道編と居合道編を見ました。 感銘を受けました。 弓道編はドイツでテレビ番組を表彰する際、ドキュメンタリー部門で優勝したとのことで、侍の精神性には世界の人々に感動を与えることを知りました。 弓道にしても居合道にしても、70歳を超えた達人が、日本で空手や総合格闘技などで20年も修行を続けた外国人格闘家の取材に穏やかな笑顔で答えながら、ひとたび弓を持ち、あるいは日本刀を手にすると、険しい表情でまさに侍としかいい様のない気迫をしめすことには驚きました。 弓道の達人は的を確認した後、照明を消した暗闇の中で矢を射、見事真ん中を射抜きました。 居合道の達人は、本来居合では型を競うだけなのですが、外国人空手家の求めに応じ、竹刀で外国人空手家と三度も勝負に及び、いずれも外国人空手家よりも後に竹刀を抜きながら、わずか2秒足らずで空手家の剣を交わし、なおかつ首や肩切ってしまう離れ業を演じて見せました。 居合の達人は大柄の空手家の半分くらいしかないような、小柄な老人でしたが、剣を操るその技は、見事としか言いようがなく、空手家をして怖ろ...
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争いごと

にわかに北朝鮮情勢が不穏になり、私は古人の知恵に学ぶべく、「平家物語」なんぞをひもときました。 かつては琵琶法師が語って聞かせる口伝であったというごとく、七五調の、わかりやすい物語になっています。 盛者必衰がこの世の常であるならば、永遠に続く政権などあり得ようはずもなく、独裁政権においては余計そうでしょう。 古く、人間は争いを続け、絶えることはわずか数百年しかありませんでした。 人の群れが敵対する群れと殺し合うこと、これは私たち人間の本能であるかのごとくです。 冷静に考えれば、誠に馬鹿げた行為ですが、一つ一つの争いごとを見ていくと、引くに引けない、進むに進めない、八方ふさがりのような状態になると、人は死を覚悟して戦うことを選択するようです。 これは今も昔も変わらない、人間の普遍的な思考方法であるように思います。 そのような人間が本質的に持っている好戦的な資質を認めた上で、ではどうやって平和を維持するか、という時に、冷戦というのは実にうまく機能しました。 つまり地球が滅んでしまう、という恐怖の共有による平和ですね。 これは下品な策ですが、我々人間の本能に訴える力があったように思います。 ...
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坂の上の雲

昨夜はNHKで「坂の上の雲」第3部を放送していました。 ちょうど日露戦争の頃。 旅順要塞の攻略に苦労していましたね。 旅順要塞といえば、明治36年の今日、日本軍の勝利によって陥落したと記憶しています。 いずれにしてもわが国の近代化を象徴する戦争ではありました。 しかし私は「坂の上の雲」を読んでいません。 司馬史観というものに、胡散臭さを感じるからです。 明治時代を合理精神に溢れた明るい時代とし、昭和以降敗戦までを暗黒時代と捉える、あの考えです。 常識的に考えて、日本人がわすか数十年の間に突然合理的近代人から暗黒のファシスト集団になるとはおかしな理屈です。 平たく言えば、明治期に戦った戦争はわが国の勝利ばかりで、昭和に入ってからのそれは大敗北に終わった、その結果だけを見て明治を美化する愚かな考えだと思います。 勝負は時の運。 勝てる戦争に負けることもあれば、勝てるはずのない戦争に勝っちゃうこともあります。 勝敗結果のみをみて、その時戦った人々をあんまり持ちあげたり貶したりすべきではありません。 昭和陛下が昭和50年の訪米時、米国の記者に戦前と戦後で日本人はどう変化したかを問われ、「何も変...
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Japan: Tradition. Innovation. 伝統と革新の国

カナダ文明博物館において、今年の5月20日から10月20日までの半年間、Japan: Tradition. Innovation.(伝統と革新の国)という企画展示が開かれたそうです。 私の知り合いがこの展示を観に行ったそうで、外国人から見た日本の姿を日本人が見るという、貴重な体験ができたようです。 上の写真はその時のものだそうで、折紙のヒーローでしょうか。 こちらは和風な装飾を施した携帯電話ですね。 古くは刀の柄や火縄銃に美しい装飾を施したり、最近ではデコメとか携帯ストラップとか、実用品に過剰な装飾を施すことをわが国民は好みますね。 お箸やお茶碗を、家族それぞれ、これが自分専用、と決めて好みの装飾を施した物を使うのはわが国独特だそうです。 西洋のお皿やフォークはどれも一緒ですもんねぇ。 企画展示では、江戸時代の日本と現代の日本を比較しながら展示し、伝統を守りつつ新しい技術や思想を受容していくわが国柄を提示し、なかなか盛況だったようです。 日本人が何とも思わなかったものが観光資源になったりもしています。 築地市場のマグロの競りとか渋谷109前のスクランブル交差点とか。 信じられないぐらい...
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新嘗祭(勤労感謝の日)

明後日、勤労感謝の日はもともと新嘗祭。 新嘗祭とは、新米をはじめとする秋の収穫物を神々に捧げるとともに、天皇陛下自らがそれを食し、秋の収穫を祝う、宮中の行事であり言わば収穫祭です。 それが戦後、勤労感謝の日と名前を変え、続いてきました。 かつて勤労といえば農業。 わが国の農耕民族としての面目を保つお祭りです。 籾すりの 新嘗祭を 知らぬかな  正岡子規 ユーモラスな句ですねぇ。 新米の籾をする籾摺り機にとっては、新嘗祭など知ったことではないのです。 新米に 菊の香もあれ 小六月  正岡子規 小六月とは、新嘗祭の頃の小春日和の別称。 旧暦六月は新暦では五月の半ば。 秋も深まった頃、ふと訪れる五月のような爽やかで暖かい日を詠んでいます。 菊は秋の花。 五月のような爽やかな日に、秋の花たる菊の香りが漂っているという、季節の倒錯を感じさせますね。 天つ風 雲の通ひ路 吹き閉じよ をとめの姿 しばしととめむ 百人一首にも選ばれた僧正遍昭の有名な歌です。 新嘗祭の最後に行われる豊明節会(とよあかりのせちえ)を歌ったもので、宴会の席で天女が降りてきて舞を舞う、その天女の舞にうっとりと見惚れる作者の姿...
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インスタント・セックス

先ほどNHKの番組で、インスタント・セックスに走る若者の心の闇についての特集番組を放送していました。 インスタント・セックスとは、主に少女が、親から虐待を受けたりして家庭に居場所がなくなり、家出して泊まるところを得るためにセックスするとか、あるいは社会人の女が寂しさを埋めるために8人ものセックス・フレンドをもって性交と引き換えにわずかな時間恋人気分を味わうとかいうことのようです。 これは現代の問題でしょうか? 私はそうは思いません。 はるか昔から、人はそうやって大した愛情もないままに体の関係を持ち、結果として子が産まれ、繁栄してきました。 今、若者と言われる世代の祖父母にあたるような年代の、団塊と言われる世代の人々の若いころを思い返してみればよいでしょう。 当時の若者たちはフリー・セックスやドラッグ、政治運動に血道をあげていました。 孫にあたる現代の若者たちがクラブに通い、インスタント・セックスに耽っているなんて、可愛いものです。 女性の性欲はよくわかりませんが、男性は十代の終わりから二十代初めにかけて、狂的かつ獣的な性欲に襲われます。 それはおそらく、最も活きの良い世代の精子を使って...
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平安遷都

今日は日本のみやこが長岡京から平安京へ遷された日です。 時代は桓武天皇の御代。 最澄が天台宗を興し、空海が真言宗を興し、華やかな王朝文化の幕開けを担う代であり、東北地方の蝦夷と言われた土着民と戦うため、坂上田村麻呂を征夷大将軍に任じて、東北の民と血みどろの戦に明け暮れた時代でもあります。 また、「続日本紀」(しょくにほんぎ)を編纂した時代でもあります。 わが国が日本国家としてようやく形を整えたころといったら言い過ぎでしょうか。 平安遷都後、鎌倉に幕府ができるまで約400年、平安京に王朝貴族の文化が花開きました。 明治維新で江戸が首都と決まり、東京と改名されるまで、名目上は京都が日本のみやこでしたね。 京都の人は今も本当のみやこは京都であり、東京都なんて坂東の荒れ地で鬼や化け物が住む所だ、と本気か嘘か言い張る人がいます。 それはそれで大したプライドですねぇ。 あと、今の皇居は江戸での仮御所であって、本当の御所は京都御所であり、明治以来長い旅に出ているのだ、という人もいます。 徳川様の居城であった江戸城の跡地に天皇家が住まうというのは天皇家の方々もさぞ御気分が悪かろうと思いますから、この際...
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性満足度

近頃、世界主要26ヶ国で、性の満足度に関する調査が行われたそうです。 その結果、わが国成人の性満足度は最下位。 また、性の満足は人生を楽しむために必須なものと答えた比率も最下位で、30%を切ったそうです。 1位のブラジルは91%が、性の満足は人生を楽しむために必須と答えたそうです。 これをどう考えたら良いのでしょうね。 私自身、精神病発病以来長く不能に堕していますので、偉そうなことは言えませんが、性をおろそかにするのはわが国の伝統から考えてありえないことです。 古く、日本神話においてイザナギ・イザナミは成り成りて成り余れる所と成り成りて成り足らざる所を合わせ、国生みを行いました。 平たく言えば、二柱の神が性交してわが国は生まれたわけです。 また、平安期には色好みの文学が好まれ、室町以降では色道ということが尊ばれ、色の道は思想にまで高められました。 また、下々においても夜這い(呼び合い)が伝統的に行われ、上は禁中及び公家・武家から下は水呑み百姓に到るまで、大らかに性の喜びを楽しんだのでした。 性を禁忌と考え、罪とまでほざく耶蘇教とはおよそかけ離れた、人間賛歌の文化です。 そのような伝統を...
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嫁かず後家・穀潰しからアラフォーへ

アラフォーという言葉が流行ったのも、もう何年も前のことになります。 近頃寿命が延びたせいか、娘っ子の時代が長引いているようで、40くらいでも娘っ子気分のお気楽な女性が大勢います。 羨ましいことです。 で、私はこれらアラフォーで親元に住み、特定の仕事は持たずにアルバイトなどでよろしくやっている貴族のような御身分の女性たちのブログをいくつか読んでいますが、その上から目線なことは半端ではありません。 例えば婚活中とかいう女性。 親の金に任せていくつもの結婚サービスの会社に登録し、三日と開けず色々な男とデートを楽しんでいるのですが、彼女のお眼鏡に適う男は一向に現れません。 それかあらぬか、デートした相手の男がデブだったの顔が脂っぽかっただの会話が一方的でつまらなかっただの、スマートなエスコートができないだの、悪口ばかりブログに書きなぐっています。 でも相手の男も多分言ってますよ。 ブサイクなおばさんのくせに変に上から目線なんだよなぁってね。 おそらく昔から、こういうタイプの女性は少数ながら存在したものと思われます。 ただ昔は、嫁かず後家、とか、穀潰し、とか言われていたのですよねぇ。 少数であれ...
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車椅子の物理学者

車椅子の物理学者、ホーキング博士によれば、宇宙には地球の人類程度の文明を持った星は200万から300万くらい存在するだろう、と予測しています。 ただし、同時代に比較的近い星にそれが存在する可能性は極めて低く、宇宙人との接触はほぼ不可能で、また、接触可能だとしても、人類にとって危険を冒す可能性があるので、接触を試みないほうがよいだろう、とのことです。 ホーキング博士です。 宇宙時間からみれば、人類が勃興し、文明を築き、滅ぶまで、ほんの一瞬であって、他の星でも同様であろうから、同時に似たような文明が存在することはほとんど不可能で、したがって接触も不可能だろう、ということでした。 これは示唆に富んだ発言ですね。 つまりほとんどの星の文明は、孤独な一人旅の末、一人で滅んでいくというわけで、人の一生によく似ています。 仏教に、劫という、長い時間の単位があります。 たとえ話で言うなら、四十里四方の大石を、いわゆる天人の羽衣で百年に一度払い、その大きな石が摩滅して無くなってもなお「一劫」の時間は終わらない、というわけです。 とにかく気の遠くなるような時間です。 一方、劫の反対の概念に刹那があります。...
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性分化疾患

性分化疾患という病気があるそうですね。 生殖器が未発達だったり、精嚢と卵巣が両方体内にあり、外形的には未発達な膣があったり、60パターン以上の症状があるそうです。 性同一性障害とは違い、ジェンダー・アイデンティティで悩むことは稀だそうで、むしろ肉体的には曖昧でも、精神的には自分は男だとか、女だとかいう意識がはっきりしている例が多いそうです。 なかには結婚して数年たち、30歳を超えた主婦に精嚢があることが発見された、なんていうこともあると聞きます。 昔だったら半陰陽とかふたなりとか言われたのかもしれませんが、それほどはっきりと両性の性器が外形を整えていることはまずないそうです。 スポーツ選手なんかで、あれは女じゃないんじゃないか、なんていう疑惑が持ち上がることがありますが、おそらくは性分化疾患なんじゃないでしょうかね。 そういう場合は、その人のジェンダー・アイデンティティを尊重するしかないでしょうねぇ。 性同一性障害にいたっては、肉体的には完全な男や女を、その人のジェンダー・アイデンティティに合わせて手術までして肉体の性を心の性に合わせてしまうんですからねぇ。 強引というか、なんでもあり...
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がんばれ、名誉会長!

今日近所を散歩していたら、あるボロアパートの前に新聞が積まれ、ご自由にどうぞ、とあります。 何かと思ったら、聖教新聞でした。 私はこれまで聖教新聞を読んだことがなかったので、一部もらって読んでみました。 学ぶべきことの多い、示唆に富んだ素晴らしい新聞でした。 まず、人間はある一つの価値観を信じ込むと、他のことがどうでもよくなってしまう、ということが学べます。 また、名誉会長を信じ込むと、名誉会長賛美の競争を始めることが実感できます。 それに、言論の自由がある国に生まれても、自ら言論封殺を率先して行う人が大量に存在することに気づかされ、愕然とします。 寂しいのは、名誉会長を賛美する記事があふれていながら、名誉会長ご自身の現在の言葉が掲載されておらず、今どんな活動をなさっているのかが不明なこと。 なにぶんご高齢ゆえ、筆もままならないのでしょうか。 新聞によると、英国の某市立博物館でガンジー・キング牧師・池田名誉会長の3人を非暴力平和運動の巨人として讃える企画展示が行われ、多くの入場者を集めているとか。 名誉会長です。 それだけに、最近名誉会長の動静がとんと聞かれないのは残念です。 非暴力平...
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明治の日

明日は文化の日ですね。 文化の日は、もともと明治時代の天皇誕生日。 明治大帝です。 明治大帝崩御の後、11月3日は平日に戻り、大正天皇の誕生日が祝日となりました。 大正天皇崩御の後、数年して国民の間から激動の明治時代を偲ぶため、明治天皇の誕生日を祝日にしようという運動がおこり、明治節として復活しました。 それが戦後、なぜか文化の日として継続、今日に至ります。 大正天皇です。 思えば昭和天皇が崩御された後、4月29日はみどりの日という、意味も由来もわからない名称でのこりましたが、後に昭和の日と改められ、昭和を偲ぶ日となりました。 昭和天皇・皇后ご夫妻です。 同じ理由で、文化の日を明治の日と改めて、国際デビューから帝国主義列強にのし上がった激動の時代を偲ぶ日とするのが、日付けの趣旨に適うものと考えます。かぎりなき 世にのこさむと 国の為 たふれし人の 名をぞとどむる 明治天皇の御製です。 それならなおのこと、明治大帝の名をぞとどむるべく、文化の日を明治の日と改めることは、大御心に適うというものでしょう。 不謹慎かもしれませんが、今上天皇陛下が崩御されたら、12月23日の天皇誕生日は平日に戻...
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国旗侮辱

国士舘大学の21世紀アジア学部とかいうふざけた名前の学部で、ポスターの図案が問題視され、学部祭が中止になったと聞き及びました。 日中韓の国旗がジグソーー・パズルの要領であしらわれ、真ん中のピースが飛んで日の丸の一部が欠けている状態になっています。 わが国には、外国国旗への侮辱を罰する外国国章損壊罪というのがありますが、なぜか最も重要な自国の国旗、日の丸への侮辱を取り締まる法律がありません。 私の考えでは、日の丸への侮辱を取り締まる法律が存在しないことに問題はないと考えていますが、外国国旗への侮辱を取り締まる法律が存在することは問題ありと見ています。 国旗だろうと菊の御紋だろうと仏像だろうとアッラーの神だろうと、それを批判したりブラック・ユーモアにして笑い飛ばしたりすることに、何の問題もないはずです。 ある価値観やデザインに対して批判や侮辱を頭から否定しては、それは言論弾圧というものです。 現に80年代、米国ではよく日本車を破壊し、日の丸を焼く自動車業界の人々をニュース映像で見かけました。 それを日本政府が政治的判断で抗議することは当然ですが、米国がそれを取り締まったという話も聞かないし...
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