思想・学問

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昨日は小雨降る中、珍しく国立科学博物館に出かけました。 私は博物館はお好みではありません。 美術館はよく行きますが。 博物館はなんだかお勉強させられているようで、なんとなく足が遠のくのです。 さる方から国立科学博物館で開かれているヒカリ展の招待券をもらったので、無料ならばと出かけたしだいです。 おそらくLEDによるノーベル賞受賞に乗っかろうという魂胆でしょう。    オーロラや宝石、星などの光る自然物から、蝋燭やランプから裸電球、蛍光灯、LEDへといたる照明など、あらゆる光る物をあつかっていて、文系人間の私には少々難しかったですねぇ。  それでも、日頃接することがほとんどない理系の世界に、多少の感銘は受けました。 雨の上野公園、いつもの土曜日ほどではないにせよ、結構な人出で、観光客と思しき白人が大勢いて、例によって着物姿の私は歩く観光資源と化したのでした。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
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見果てぬ夢

現在、天皇皇后両陛下の傘寿を寿ぎ、奈良国立博物館で正倉院展を開催中だそうですね。 先般NHKでその特集番組を放送していました。 はるか古代に、建築にしろ、絵画にしろ、また、楽器や衣装にしろ、非常に優れた文物を作り出し、それが今も鮮やかに保存されているとは、誠に喜ばしく、また驚くべきことです。 人が人たる所以のものは、実際の用にたたずとも、美しい物を作らずにおられないことにあるのかもしれません。 そうかと思えば、人は有史以来人間という同じ種同士で殺し合いを続けており、それは今も無くなっていません。 それならば人の人たる所以のものは、殺し合いにあると言えるかもしれません。 この相反する人間の性向が、同じ人間のなかに同時に存在することが、人間の不思議であり、人間たる所以なのでしょうか。 物事には二面性があるようです。 善と悪、戦争と平和、○○教の正義と××教の正義など。 これらは物事の裏表で、どちらかが失われればもう片方の存在も危うくなります。 悪が無くなれば善も消滅し、戦争がなくなれば平和の達成も不可能になりましょう。 因果な世の中です。 私たちは言葉では恒久平和を求め、善が普く世を覆うこ...
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存在し得ないことの証明

ある物質なりが存在していることを証明するのは比較的容易だと思いますが、あると思われていた物が存在しないことを証明するのは、事実上不可能なのではないかと思います。 例えば霊的存在。 それが電気刺激なりに反応し、その存在を探る方法を発見することができれば存在を証明できるでしょう。 しかし、それが柳なのやら幻覚なのやら、あるいは見間違いなのか、判然としない場合、存在しないと言い切ることは出来ないでしょう。 なんとなれば、世の中には霊的存在を見た、あるいは見ることができる、と主張する人はごまんとおり、彼らが全員嘘つきだとも思えません。 そんな嘘をついたって、何の利益にもならないばかりか、むしろ変な奴だと、不利益を被るでしょう。 で、STAP細胞の再現実験のお話。 先般、中間報告で、論文に書かれた方法では再現できない、と発表されました。 しかし、小保方氏は、コツがあるとかで、STAP細胞が存在することを主張しつづけています。 この騒ぎを見ていて思うのは、霊的存在は無い、という証明が出来ないのと同様、STAP細胞は存在しない、という証明もまた、不可能であろうということ。 出来たとしても、せいぜい小...
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民主的な民主主義封殺

今日は雨が降ったりやんだりのすっきりしない天気で、一日、自宅に閉じこもっていました。 テレビをつけたらフランス製のドキュメンタリーを放送していて、観るとも無く観てしまいました。 ヒトラーが独裁体制を敷くまでの彼の半生と、当時のドイツが置かれた状況を分かりやすく解説したものです。 驚いたのは、第一次大戦から、多くのカラー映像が残されていること。 多分デジタル・リマスターなのでしょう、非常にきれいな映像でした。 概ね知っていることばかりでしたが、映像の綺麗さに驚嘆しました。 当時世界で最も民主的とされ、第一次大戦後にドイツが採用したワイマール憲法。 主に社会民主党が政権を握っていたところ、ヒトラーの天才的な演説やゲッペルスによる巧みな宣伝で一般庶民の心をつかみ、選挙のたびに議席を増やし、ついには第一党となり、さらにヒトラーに全権を与える全権委任法を通過させ、大体において民主的な方法で民主主義を封殺していく手法は、まるでSF小説のようで、スリリングなものです。 また、SSにしてもSAにしても、制服が極めてスタイリッシュで格好良く、鉤十字の旗も洒落ています。 多分私が当時のドイツに生まれていた...
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無い

三連休あけの出勤、だるいですねぇ。 三度の飯を食うためとはいえ、つまらぬことに時間を費やしているものです。 そう思うと、私は大乗仏教の唯識論を思います。阿頼耶識の発見―よくわかる唯識入門 (幻冬舎新書)横山 紘一幻冬舎 大乗仏教では、この世に実態のある物は存在せず、ただ様々な関係性を心が認識しているだけだと説きます。 そういう意味では、西洋の唯心論と似ています。唯心論と唯物論 (岩波文庫)船山 信一岩波書店 しかし唯心論と決定的に異なる点があります。 唯心論では、少なくとも心の存在だけは確かだと認識しますが、唯識では、心もまた幻のような存在であり、最終的には心の存在すら実態の無いものとして否定されるからです。 するとこの世に実態のある物は何一つ存在せず、ただ関係性によって成り立つ縁起とその結果が幻のように漂っているのが、私たちが認識している世界だということになります。 このことを深く理解し、体得するならば、その人は何も存在しない無の一つとなり、アラヤ識と呼ばれる生命の奥底を激流のように流れる意識が変化を起こし、ついには悟りを開く、というわけです。 唯識論は極めて難解かつ長大で、私が書い...
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歴史

わが国を貶めようとして、中だの韓だのが虚実取り交ぜてわが国の歴史を真っ黒に塗りつぶして世界に喧伝し、その浅ましい姿にかえって世界は中だの韓だのをあざ笑い、世界はますますわが国を信頼し、このたびわが国は好感度ランキングで見事世界一に輝きました。 中だの韓だののおかげでしょう。 深く感謝します。 中だの韓だのが地団駄踏む姿が目に浮かぶようです。 よしなしごとはさておき。 はるか古代は知りませんが、少なくとも文献が残っている時代以降、現代にいたるまで、よくもここまでと思うほど、人は殺し合いを続けています。 利益も求めて、あるいは宗教的正義を求めて。 切ないのは、最高権力を握った者も、必ず亡くなり、死後の一族のことを心配していることですね。 秀吉は秀頼の将来を心配し、おのれがしてきたことを思えばほとんど無意味と思えるような誓紙を五大老に書かせたりしています。 何も最高権力者に限らなくても、功なり名を遂げた人も、路上で野垂れ死んだひとも、死の前に平等です。 日本も中国も韓国も、その他の国々も、地球の命が永遠ではない以上、人類滅亡という必ず訪れる死の前に平等です。 歴史を知るということは、人間がい...
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魔女

理研の特別顧問が、小保方氏のSTAP細胞再現実験の際、監視カメラを使うことについて、「世の中にはそこまでやらないと、彼女が魔術を使って不正を持ち込むのではないかという危惧があるのではないか」と語ったそうですね。 私が見るところ、彼女は稀代の詐話師だとは思いますが、魔女だとは思いません。 理研の大幹部としては、不適切な発言のように感じます。 魔女というと、現代ではアニメやドラマなどに登場する、愛嬌のある若い女性というイメージがあります。 ちょっと古いですが、「奥様は魔女」だの、「魔女っ子メグ」だの、「魔女の宅急便」だの。 要するに魔術が使えるというだけで、悪魔を崇拝し、仕える伝統的な魔女とは似て非なるものですね。 魔女の概念は非常に多様ですが、大雑把に言って、悪魔を崇拝し、悪魔と性的関係を結ぶなどして契約を交わし、強い魔力をもって、人や自然に災いを為す存在、といったところでしょうか。 実際は、キリスト教を信じず、古くからのシャーマニズムを信じていた人々が存在し、土俗的な儀式をおこなったりして、それがキリスト教徒には悪魔崇拝に見えたのかもしれませんね。 中世ヨーロッパで行われた魔女狩り・魔...
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黄泉に行く

汝の敵を愛せ、とキリストは説いたと伝えられます。 これは普通に考えれば到底受け入れがたいことです。 受け入れがたいことを受け入れるから立派な行為だとされるのでしょうね。 ただし、ただ単純に敵を愛するというよりも、敵を愛するという行為が、神様を愛するという行いにつながり、もって、人は神を愛し、愛される、という理屈のようです。 それによって、天国の門が開かれる、という利益が得られるというわけで、神の愛は無償かもしれませんが、人の愛はどこまでいっても対価を求めるもののようです。死ねばみな 黄泉に行くとは 知らずして ほとけの国を ねがふおろかさ 本居宣長の和歌です。 この人、日本神話に書かれていることを頭から正しいと信じ、仏教を批判しました。 神話では、黄泉の国は穢れた場所だとされていますから、誰だってそんなところに行くよりも、極楽往生を遂げたいと思うのが人情でしょうに。 この人、仏教や儒教などに侵されたわが国の思想体系を深く憂い、大和心をこそ良しとして、その本質に迫ろうと、「古事記伝」などの大作や、「源氏物語玉の小櫛―物のあわれ論」を著しました。古事記伝 1 (岩波文庫 黄 219-6)倉...
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とびお教

現在未開の民族の習俗と考えられている素朴な自然崇拝やシャーマニズムは、かつてどの民族でもみられたものと思います。 東洋においては仏教や儒教がおこり、それらは廃れました。 もっともわが国においては、なぜか仏教受容後も神道という形で残り、連綿と現在まで続いています。 これはわが国の人々の精神性に、寛容とバランス感覚という優れた資質を生み出す素になったことでしょう。 一方、西洋・中東ではユダヤ教・キリスト教・イスラム教という、よく似た教義を持つ三つの宗教が隆盛を極め、彼らの道徳規範となってきました。 その過程で彼らは自然崇拝やシャーマニズムを捨て去り、ために独善が生まれたものと推測します。 ナチズムはキリスト教を否定し、古代ゲルマン民族の土俗的な宗教を復活せしめようとしましたが、敗戦により頓挫。 当時、SS(親衛隊)将校のじつに99%がキリスト教を棄教したというから徹底しています。 ヤハウェの3宗教では、最後の審判ということが説かれます。 遠い将来、救世主が現れて、死者も含め、この世に存在した、あるいは存在するすべての人間は審判により天国行きか地獄行きかを決められるというのです。 いわばこれ...
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夢日記

学生の頃、夢日記をつけていたことがあります。 枕元にノートとシャープペンを置き、目覚めたなら、覚えているかぎりの夢を書き留めるのです。 そのうち、奇妙なことが起きました。 夢の記憶が鮮明になり、それが夢の出来ごとなのか、現実なのか、曖昧になってきたのです。 これは危険だと思い、夢日記を止めてしまいました。 筒井康隆は長く夢日記を書き続けており、時にはそこからインスピレーションを得て、作品化することもあるそうです。 精神的に強い人なのだと思います。 現実が夢に飲み込まれる恐怖を感じないのでしょう。 名匠、ヴィム・ベンダース監督に「夢の涯てまでも」という佳品があります。 夢、わけても幼いころの幸せな夢に溺れ、眠ってばかりいる人々を描いて、痛々しくも切ないえいがでした。 いわば、夢中毒。 夢日記に危険を感じた私には、ヴェンダース監督の意図が良く分かります。夢の涯てまでも ウィリアム・ハート,ヴィム・ヴェンダース電通 夢か現か幻か、なんて言いますね。 また、人生の栄華は一炊の夢、とも。 これは中国の故事で、ある青年がうとうとし、栄華に満ちた人生を夢に見るのですが、起きてみるとまだ飯が炊けていな...
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仇波(あだなみ)

日米開戦三ヶ月前の御前会議において、昭和陛下は祖父である明治天皇の御製、 よもの海 みなはらからと思ふ世に など波風の 立ちさわぐらむ を読みあげられたと伝えられます。 従来、開戦を憂慮し、暗に開戦に反対の意向を表明したものだと解釈されてきました。 しかし、近年、某近現代史家の発表によると、当時会議に出席していた近衛文麿ら複数名のメモから、昭和陛下は波風を、あえて仇波(あだなみ)と読み替えられた、と主張しているそうです。 よもの海 みなはらからと思ふ世に など仇波の 立ちさわぐらむ と、なります。 そうだとすると、まるで意味が異なってきます。 仇波と読み替えられたというのが本当なら、日本人は平和を希求しているのに、なんだってまた敵は騒ぎを大きくするのじゃ、これでは戦を避けようがないではないか、と慨嘆しているような印象に変わってきます。 昭和陛下が開戦を望まず、外交努力によって日米間の対立を解消したいと願っていたことは間違いないでしょう。 しかし、全く日本の言い分を聞こうとせず、一方的に要求を突きつけてくる米国に苛立っていたであろうことも、想像に難くありません。 大御心が奈辺におありであ...
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神武天皇祭

明治7年から昭和23年まで、今日、4月3日は祭日でした。 以前だったらお休みできたのですねぇ。 悔しい。 初代天皇である神武天皇の忌日ということで、神武天皇祭と呼ばれていたそうです。 この日、かつては現役の今上陛下は奈良の橿原神宮に詣でることを慣例にしていたそうです。 嘘か真か、没年は紀元前586年と伝えられますから、ずいぶんべらぼうな話です。 実在したかどうかすら疑わしい天皇ですが、わが国民は古事記や日本書紀に伝えられる神話をわが国がわが国たるための物語として受け入れ、それによって国柄が形成されていったものと思われます。 今も、先帝とその3代前の天皇と神武天皇の忌日には、宮中で祭祀が行われているそうです。 そしてもちろん、橿原神宮をはじめとする全国の神武天皇を祀る神社ではこの日に祭祀を行っています。 記紀には、古代、120歳を超える天皇が何人も登場し、これが古代の天皇はフィクションだとする説の根拠の一つになっていますが、中国の古い歴史書によれば、わが国ではかつて、半年に一つ年齢を加算する風習があったとのことで、そうであれば130歳は65歳ということになり、当時としては長生きにしても、...
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楽しみと痛み

楽しみや喜びが、必ず痛みを伴うものなのだとしたら、私たちは何を楽しみに生きれば良いのでしょうね。 私のお気にりのバンド、サンタラに、「joy & pain」という意味深長な曲があります。 joy(楽しみ)とpain(痛み)は、いつも一緒の仲良しの双子という設定で、ブルージィに歌い上げてみせます。 両面観ということが大事だという人が大勢います。 物事には良い面と悪い面があり、その両方を覚悟して見据えよ、ということでしょうか。 そしてまた、白黒はなく、世の中は灰色でできているのだ、とも。 私の思考はわりと単純で、良い物は良い、悪いものは悪いと、白黒をつけたがる癖があります。 それはむしろ欧米やイスラム社会などの一神教の世界に見られる考え方で、わが国や東洋の国々では諫められるべき思考パターンです。 私もまた、明治以来の西洋崇拝に陥った愚かな日本人の一人だったということでしょうか? それでいて、多様性を認めることの重要さを、このブログでもたびたび述べてきました。 私の思考は分裂気味なのかもしれませんね。 他人には多様性を認めろと説きながら、おのれのこととなると途端に白黒つけずにいられないという...
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貴人の義務

3月2日を迎えましたが、今週末は土日とも冷たい雨で、冴えない感じです。 リビングでひたすらごろごろするよりほか、仕方がありません。最近土曜日の夕方、BSで「刑事コロンボ」を放送していて、観るともなく観ています。刑事コロンボ 完全版 コンプリートDVD-BOXピーター・フォークジェネオン・ユニバーサル刑事コロンボ コンプリートDVD-BOXピーター・フォークユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX ピーター・フォーク,ジョン・カサヴェテス,ベン・ギャザラ,ジーナ・ローランズ,アン・バクスタージェネオン・ユニバーサルストーリーは基本的に毎回一緒で、「水戸黄門」みたいなものです。水戸黄門DVD-BOX 第一部東野英治郎,杉良太郎,横内正,中谷一郎,岩井友見エイベックス・エンタテインメント わりと社会的地位の高い人が用意周到に殺人を犯し、コロンボが追い詰めていって最後はお縄になる、というお話。 「古畑任三郎」はまんま「刑事コロンボ」のパクリと言って良いでしょうね。警部補 古畑任三郎 1st DVD-BOX三谷幸喜ポニーキャニオン 社会的地位が高いだけあっ...
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世界の終わり

最近、私のお気に入りの歌い手は、SEKAI NO OWARIです。 皮肉めいたひねりの効いた歌詞を、スタイリッシュに歌って見事です。 一番のお気に入りは、「不死鳥」。 ロボットの女性と恋に落ちた男の歌で、ロボットが不死身であることから、自らも永遠の命を得ることを望んでみたり、彼女にいずれ死が訪れることを望んでみたり。 それは切なくも美的な歌詞です。 ライブでは意外にも元気いっぱいで、不思議な感じがします。 また、「天使と悪魔」という曲では、正義を生み出した神様聞こえてますか、あんなものを生み出したからみんな争うんだと歌ってみせます。  いかにも相対主義的な日本人らしいものです。 かなり日本人的な感覚をスタイリッシュに歌う姿は、好感が持てます。 こういう人々が人気を博すあたり、近頃の若者も捨てたものではありません。 知らず知らずのうちに、日本的な価値観を身につけているということでしょうねぇ。 この国に生まれ育てば、特別の教育を受けなくても、自然に仏教的無常観、神道的清明心、儒教的道徳感などを身に付けるものと思われます。 それが伝統であり風土というものなのでしょう。 したがって、私たちには...
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