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夏至

今日は夏至ですねぇ。 一年で最も陽が長いということで、逆に言えば明日から少しづつ陽が短くなると思うと、なんだかさびしいような気がします。 精神障害を発症する前、私は太陽が嫌いでした。 特に夏の太陽が。 あまりに暴力的に感じられたのです。 わが国は太陽をデザインした国旗を持ち、太陽の帝国などと呼ばれてきましたが、じつは日本的美意識を象徴するのは、月。 そして花。 いわゆる花鳥風月ですね。 ここに太陽は登場してきません。 私もかつては月の優しくも冷たい光を好んでいましたが、精神障害発症以来、太陽、わけても午前中の強い陽射しを好むようになりました。 うつ状態がひどい時には、夕陽を見ると泣けてくるので、夕暮れ時が迫ると早々にカーテンを閉め、夕陽を見ないようにしていました。 今はそこまでではありませんが、やはり夕陽は苦手です。 24時間穏やかな陽光が降り注いでくれると嬉しいんですが。 にほんブログ村 人気ブログランキングへ
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平々凡々

おっさんになると様々なことに納得し、仕方がない、と自分を慰めるようになるものだと、やっと気づきました。 ことに私の場合、ここ4年ばかりは安定しているとは言うものの、精神障害を抱えていますから、その再発を怖れ、いつも仕方ない、と自分を慰めています。 少年の頃、少年の夢や希望を詠う様々な作品に触れるたび、何も少年が誰しも野望を抱いているわけではない、と反発していましたが、40代も半ばになってみると、野望を抱くということ、切ないくらい若い者の特権なのだと痛感します。 よく言われることですが、失って初めて気付くということでしょう。 日々の雑事にかまけ、涙金のような安い給料をもらうために時間を費やす、子どももいないおっさんは、何を将来に夢見ればいいのでしょうね。 私が激しいうつ状態にある頃、精神科医は私の自殺願望が強いことを察知して、「人間というのは、何もしなくても、生きているだけで素晴らしい価値があるものなんですよ」と言いました。 しかし私はそれを聞いた時も、そして精神障害をほぼ克服した今も、医者の方便、すなわち嘘だと思っています。 生きているだけで価値があると信じることは、残念ながら身体・知...
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父の日

今日は父の日でしたね、 実家を出て以来、毎年、父の日には様々なプレゼントを届けてきました。 しかし昨年の3月に父が亡くなってから、2年続けて、私にとって父の日は、意味を失いました。 今はただ、父が残した膨大な蔵書から、父の精神的運動の跡をたどるだけです。 父の死から1年3か月を経てなお、私はあまりに巨大であった父の影響から逃れることができません。 全く、だらしない倅と言う他ありません。 父の蔵書を見ると、宗門で出世した父からは想像もできない書物が出てきます。 例えば西行法師や良寛の伝記や歌集。 宗門で出世の道をひた走りながら、乞食坊主のような行乞の生き方に憧れていたのでしょうか。 そんな父の葬儀は、あまりにも派手なものでした。 千人を超すような弔問客がひきもきらず、寺の中にいた私たち遺族が知らぬまま、外は長蛇の列だったようです。 私はそれを知り、静かに去って行きたかったであろう父が、哀れに思いました。 私はもちろん世俗の社会で出世などしていませんので、派手な葬式など考えられません。 それでもなお、私は乞食のように誰にも悼まれることなく、静かに逝きたいと思っています。 私はただ、父が残し...
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励ましの会

昨夜は私の仲人で元上司の方と、この上司と仲が良かった別の上司夫婦が、夫を亡くして意気消沈の母を励ますため、勝どきの某料亭で小さな宴を開いてくれました。 私は別々の部署で、この二人の上司の下で働き、つまらぬ管理職が多い中、この二人は男気にあふれており、深く尊敬しています。 1人は完全引退し、もう1人は某商社で気楽な立場で働いています。 料亭は36階にあり、窓からは東京スカイツリーと東京タワーが見える見事な夜景が楽しめました。 仲人はもちろん、もう1人の上司も両親を交えて酒を飲んだことがあり、母とは旧知の仲でした。 母は着物を着て現れ、全員にそれぞれのイメージに合わせた扇子を日本橋三越で買ってきて、プレゼントしてくれました。 亡き父の思い出話に花を咲かせ、一年三か月前の父の死を悼みました。 人はこうして近しい人の死を悼み、そして日々の雑事にかまけて死者を忘れ、やがては自分の死を迎えるのですね。 時の流れというもの、いかにも残酷なものです。 しかし人は、時の流れに逆らう術を持っていません。 一直線に死にむかって突き進み、その合間に仕事に精を出したり、趣味を楽しんだり、小さな旅に出掛けたりする...
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歯のクリーニング

私は半年に一度、歯の定期検査を受け、クリーニングをしています。 10年以上前ですが、勤務中に突然歯茎から血がじゃあじゃあ出て、慌てて早退し、歯医者にいったところ、歯槽膿漏一歩手前の歯肉炎と診断されました。 一時間以上かけて上の歯をクリーニング。 数日後、また一時間以上かけて下の歯をクリーニングしました。 私は歯並びが良く、虫歯になったこともなく、中学生の頃は歯の健康優良児として表彰されたこともあります。 ただ、そういう人は自分の歯を過信してあまり歯磨きを熱心に行わず、かえって歯槽膿漏になりやすいのだそうです。 その後は毎日歯医者に指導されたとおり熱心に歯を磨き、半年に一度は検査を受けています。 おかげ様で、よくブラッシングできている、と歯医者にほめられ、上下の歯合わせてわずか10分ほどでクリーニングも終了。 何事も日頃のケアが大切ですね。 今日はこれから勝どきの料亭で会食。 浮世の義理とはいえ、億劫ですねぇ。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
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強欲でありながら大金を稼ぐ術を知らない私は、切ない野望をもって、初めてLOTO7を購入しました。 とりあえず同じ数字で5回分。 5週間は、当たったらどうしようなんて、それこそ涙なしには語れない切ない欲望の対象として楽しむことができます。 しかし、カードなどの暗証番号は普通4桁。 ということは4桁の数字が偶然一致することはまずあり得ないということで、7つの数字を当てるなど、気が遠くなるような確率です。 それでも、当たったら最高で8億円。 その日のうちに退職するでしょうねぇ。 年間一千万円つかっても、80年かかるわけですから、死ぬまでに使い切ることは不可能でしょう。 妻夫木聡と柳葉敏郎が出ているCMを見てLOTO7の存在を知りました。 CMでは、部下の妻夫木聡がLOTO7の話をし、上司の柳葉敏郎が一言、「お前の夢は、金で買えるのか」と厳しい顔で言い放ち、妻夫木聡は憧れの目で柳葉敏郎を見ますが、翌日、宝くじ売り場でせっせとLOTO7のマークシートを塗る柳葉敏郎と目が合い、互いに気まずい思いをする、というコント風のCMです。 世の中にお金が欲しくない人はいないでしょう。 いくらあっても邪魔にな...
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大往生

長寿世界一で、史上最も長生きした男性と認定された木村次郎右衛門(きむら・じろうえもん)さんが12日午前2時8分、老衰のため亡くなられたそうです。  116歳。 あやかりたいですねぇ。 なんでも理想的な環境で生きられれば、人間は120年くらい生きられるんだそうですね。 健康であれば、いくらでも長生きしたいものです。 そうかと思うと、他人を殺害する者、自ら命を絶つ者、色々です。 驚異的な長寿を達成すれば、凡人には見えない地平が見えるのかもしれませんねぇ。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
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たらい回し

よく、お役所仕事は担当が違うと言ってたらい回しにする、という批判を耳にします。 しかし、それは何もお役所に限ったことではなく、民間企業でも同じであることは、多くの人が実感しているのではないでしょうか。 今日、キッチンの40ワットの蛍光灯が切れてしまい、家電量販店で新しい蛍光灯を購入し、付け替えました。 しかし、一瞬点いたと思ったら、すぐに消えてしまいます。 で、マンションの管理会社である住友建物サービスのパンフレットを見たら、照明器具の不具合については24時間365日相談に応じる、と書いてあったので、電話してみたら、メーカーに直接問い合わせろ、とのこと。 パンフレットに書いてあることと違うではないか、などというつまらぬクレームはつけず、メーカーの電話番号を教えてくれ、と言ったら、東芝の修理センターの電話番号を教えてくれました。 東芝の修理センターに電話したら、今度はそれは担当が違うと言って、東芝の照明部門のサービスセンターに電話しろ、とのこと。 やれやれと思いつつ、電話したら、おそらく安定器の問題だと思われるが、その商品は12年前の型番で、古いために修理は困難であり、かつ、修理できなく...
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両極端

私はどういうわけか、両極端の印象を与えるらしいことを、かねてより遺憾に思っています。 つまり、私との付き合いが極めて希薄な人からは、糞真面目な堅物に見られ、少し親しくなった人からは、極悪な鬼畜と見られるのです。 不思議なのは、深く付き合うと、極悪に見える側面はあるものの、基本的には糞真面目な人物だと印象が変わることです。 自分では、遊び好きな一面はあるものの、糞真面目な人間だと思っています。 どうしてそういう現象が起きるのか、よく分かりません。 ただ、披露宴のビデオを観た時、私の表情がかなり悪っちく、皮肉屋めいて見えることに驚いた記憶があります。 自分では、いかにも人が好さそうに見えるはずだと思い込んでいましたから。 同居人もまた、私に対する印象については、同じような経過をたどりました。  初めて会った時は、真面目そうだけど覇気が無いと思い、付き合い始めた頃は悪い人だと思って深入りしないようにしようと思い、籍を入れる段階にいたって初めて、じつはすごく真面目な人なんだと思うようになったとか。 一方、同居人は、概ね真面目な堅物という印象を誰にでも与え、少し付き合うと、若干柔らかい面もあるら...
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秘密

午後、車を飛ばして実家に向かいました。 車で約40分。 母に、奇妙なお願いをしてきました。 私たちの仲人、もう60歳になるのですが、5年前に離婚したとかで、仲人子たる私に、実母に、良い人がいれば、紹介してほしいと頼んでもらいたいというのです。 母は江戸川区の寺で50年ちかくも大黒をやっていた関係から、一般の主婦よりも顔が広いのは確かです。 しかし還暦を迎えた男にふさわしい女性となると、さすがに雲をつかむような話です。 一応、履歴書や写真を母にあずけてきましたが、難しいでしょうねぇ。 前の奥様とは30年も連れ添った仲。 それが5年前、離婚届一枚を置いて失踪したそうです。 今もどこで何をしているのか分からないとやら。 二人の倅の結婚式にも現れることはなかったそうです。 そうなると、男ができたかと、下衆の勘繰りをしたくもなります。 30年も共に過ごした夫婦といえど、分かれる時は呆気ないものです。 そう思うと、籍を入れて15年の私と同居人の生活など、風前の灯と言うべきでしょう。 しかし私は、妻に捨てられた仲人が、少し羨ましくも感じられます。  堂々と、独り暮らしを楽しめるわけですから。 わがま...
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理事会と大規模修繕委員会

今日は10時から12時半まで、マンションの管理組合理事会及び大規模修繕委員会が行われました。 今までミスを連発していた大規模修繕を請け負う住友不動産からは、担当者の上司という人が現れ、驚愕の要求をしてきました。 4月15日の大規模修繕委員会で合意した、4,650万円に、20万円上乗せしてほしいというのです。  ふざけたことをいっちゃぁ困ります。 しかも、担当者の積算ミスだとか。 理事長をさしおいて僭越ながら、そういうことならこの話は白紙に戻して、もう一度同業他社から見積を取り直すところから始めさせてもらう、と私が申し述べたところ、上司という人、10秒ほどの沈黙ののち、20万円は弊社で引き取らせていただきます、ということで、本当であれば今日契約書に印をつく予定だったのが、6月8日までに契約書及び仕様書・工程表の最終版を全理事に送付し、内容を精査したうえで6月15日に契約を交わすことと相成りました。 先が思いやられます。 こうしょっちゅう貴重な週末の時間を食われては、本業に支障をきたすというものです。 大規模修繕委員会の後、理事会となって、今度は隣接する葬儀社の悪臭に悩まされているという住...
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エンド・マーク

私が愛聴するバンドに、サンタラという気だるげでブルウジーな曲調を得意とする歌い手がいます。 「バニラ」でスマッシュ・ヒットを飛ばしたとき、私が受けた衝撃は強烈で、きっとわが国を代表する歌い手になると思ったのですが、デビューから10年以上、根強いファンはいますが、なかなか大ヒットには恵まれないようです。 醒めた曲調が好まれないのでしょうか。 しかし、必要以上に暑苦しい歌を歌うよりも、現実を生きる多くの人々は醒めているわけですから、もう少し支持されても良さそうなものです。 サンタラに、「サイモンの季節」という曲があります。 残念ながら、動画サイトを探したのですが、この曲だけアップされたものは見つからず、ライブのダイジェスト動画に、わずかにみられるだけでした。 その中に、ママが話した「The Strawberry Statement」、あたしたちは映画じゃないから、ラストシ-ンやエンドマークもあり得ない、という歌詞があります。 「The Strawberry Statement」とは、わが国では「いちご白書」というタイトルで知られた往年の青春映画です。Strawberry Statement...
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復活

昨日は死ぬほどだるく、10時半に早退してしまいましたが、これが功を奏したようで、今日は朝から元気です。 昨日は昼寝を4時間もしたうえ、夜も20時には床につきましたから。 滋養のある物を食うより、栄養ドリンクを飲むより、薬を飲むより、何しろ睡眠をたっぷり取るのが疲労には有効なようです。 嘘か真か、肉体的疲労は眠らなくても横になっているだけで大分回復するが、脳の疲労は眠らないと回復しないと聞いたことがあります。 私のような、脳が疲労しやすい精神障害者にとって、たっぷりの睡眠は死活的に重要というわけです。 それに今日は金曜日。 明日明後日はのんびりできます。 それを思うだけで、元気が出るというものです。 ただ、明日は午前10時からマンションの理事会なんですよねぇ。 通常の年であれば、30分もかからないのですが、今年度は8月から12月にかけて大規模修繕があるため、その契約書を交わすために、四苦八苦しています。 請負業者の住友不動産が契約書の案を何度か提出しているのですが、その都度、条文に矛盾があったり、単純な誤字脱字が多かったり、一言一句チェックしなければならず、理事会は2時間以上かかります。...
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告白

私はよく告白されます。 それは何も、恋情の告白に限ったことではありません。 初めてそれを意識したのは、22歳、新人の頃でした。 管理職のかばん持ちで出張に同行した晩、二人で飲んでいて、中年の管理職が突然告白を始めたのです。 彼は初めての管理職となって文部省から出先機関にやってきたのですが、部下の係長も課長補佐も年上で、舐められないために詳細な職場の情報を手帳にメモし、どんな質問にも答えられるよう心掛けていると言うのです。 また、課長たる自分が残業していては部下が帰りにくかろうと、毎日定時で帰っているが、家でいつも部下たちが自分の悪口を言いながら一杯やっているのではないかと疑心暗鬼にかられている、とも。 一番下っ端の22歳の自分にそんなこと言っていいのかなと思いましたが、その後もその管理職の告白は続きました。 私は黙って話を聞き、「課長を嫌っているやつはいるかもしれませんが、課長を馬鹿にしているやつはいませんよ」と言うのが精いっぱいでした。 若くして出世するのも大変だと痛感させられました。 その人には後に私と同居人の仲人を務めてもらいました。 今も、時折飲んでいます。 また、私には10人...
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金時山

先ほどテレビ番組で、元気に稼ぐおばあちゃんの特集を放送していました。 その中で、箱根の山にほど近い金時山の頂上で山小屋を経営する80歳のおばあちゃんが登場していました。 なんと、14歳から80歳の現在にいたるまで、年中無休で山小屋を開いているというのです。 山頂は登山口から2時間ほどと、比較的低いものですが、当然電気は通っておらず、夜はろうそくの明かりで過ごすそうです。 住んでいる場所は山小屋の屋根裏。 わずか2時間で登れる山とあって、宿泊施設は無いそうです。 近隣で採れるなめこなどをこれでもかと入れたきのこ汁が名物だとか。 休日には3千人、平日でも千人もの人が山頂の金時茶屋を訪れるそうで、儲かってウハウハでしょうねぇ。 ただ、いくら儲かっても、年中無休では山を下りることもままならず、金を遣う機会とて無いでしょうねぇ。 なんでも元は両親が経営していたところ、14歳の時に父親が他界、病弱だった母親に代わって金時茶屋を守るようになったとか。 66年間、ひたすら山頂で登山者に暖かいきのこ汁を提供し続けてきたのですねぇ。 ちょっと想像しにくい人生です。 その間、テレビも洗濯機も冷蔵庫も無い生活...
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