2011-06

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社会・政治

李登輝元総統、公金横領?

台湾の李登輝元総統が公金横領の罪で起訴されましたね。 李登輝元総統といえば、京都帝国大学を卒業後、帝国陸軍少尉として任官し、「自分は21歳まで日本人だった」と自称する大の日本びいき。 台湾では独立派の重鎮と目され、大正12年生まれながらかくしゃくとして台湾独立の夢や、おのれを支えた日本精神について熱く語る旺盛なおじいちゃんです。 起訴された時点なので有罪かどうかはわかりませんが、火のない所に煙た立たず、と申します。 まして大物政治家の金がらみの疑惑となると、晩節を汚したということになるんでしょうねぇ。 李登輝元総統といえど、権力に伴う甘い汁の誘惑には勝てなかったということでしょうか。 日本では中曽根康弘先生や田中角栄と同世代。 田中角栄はロッキード事件でみじめな末路を迎えましたが、中曽根先生には金銭にまつわる疑惑は一切なく、今も老政治家として大所高所から若い政治家を指導しています。 ああいう人のことをパワー・エリートというんでしょうねぇ。 私が中学生から高校生にかけて中曽根先生は総理大臣を務め、マスコミから右翼の悪魔みたいに書かれていましたが、私はその当時からファンでした。 テレビ画面...
映画

ウルフマン

昨夜は古典的な作りこみの美しいホラー映画を観ました。 「ウルフマン」です。 毎度おなじみの狼男の映画ですが、19世紀の英国を舞台に、狼男の恐怖、狼男になってしまった男の悲哀、狼男と美女との悲恋、ロンドン警視庁との対決、美しい映像で描き出される化け物の悲劇は、まさにこれぞ、ゴシック・ロマンといった雰囲気で、私はその耽美的な映像に酔いしれました。 ストーリーは分かり切っていますので、安心して見られます。  狼男の父親もじつは狼男で、数十年間、満月の夜には執事によって監禁され、どうにか人間として生きてきたとか。 しかし、彼は欲望を抑えるのではなく、解放すべきだと考えて、ついに数十年ぶりに満月の夜、蛮行を犯します。 それがきっかけで長男がロンドンから帰ってくるのですが、長男も狼男に襲われ、狼男になってしまいます。 長男は蛮行を繰り返しながらも、父を銀の弾丸で射殺し、自らも銀の弾丸で自殺する覚悟で、父との対決に挑むのです。ウルフマン ブルーレイ&DVDセット アンソニー・ホプキンス,エミリー・ブラント,ベニチオ・デル・トロ,ヒューゴ・ヴィーヴィングジェネオン・ユニバーサルウルフマン ベニチオ・デ...
社会・政治

一事が万事

原子力安全・保安院で専ら広報を担当していた西山審議官、女性問題で更迭されちゃったらしいですね。 安そうな鬘でばっちり決めて、原発事故が発生した直後から、インターネット上では「保安院 かつら」という検索語が溢れかえり、そんなどうでもいいことなんで気にしてんの?と思っていましたが、一事が万事とはこのことで、鬘の手入れが行き届かない程度に、女性問題についても脇が甘かったということでしょうか。 ネット上に以下のような写真が出回り、鬘疑惑は疑惑ではなくなりましたが、今度は女性問題。   妙齢の奥様と火遊びを楽しんでおられたようで。 昔から髪が薄い人は下半身が強いと言いますが、西山審議官もそうだったんでしょうかねぇ。 そうだとしたら、私もあやかりたいものですが、私の髪は太くて黒々して、やっぱり下半身が弱いのです。 それにしても震災とそれに伴う原発事故、様々な形で、様々な人の人生を狂わせているんですねぇ。 私の職場は今夏、冷房は10時から14時のみ、と決まりました。 そんなことして、労働安全衛生法に違反しないのですかねぇ。 室内で熱中症になる人もいるというし、誰か倒れちゃいますよ。 ↓の評価ボタンを...
思想・学問

醜い

フランケンシュタイン博士は、死体を切り張りして、世にも奇怪な人間もどきを生みだしました。 怪物は創造主、フランケンシュタインを呪い、彼の家族を殺害し、彼をも殺害しようとします。 一方で誰からも嫌われる醜い自分に相応しい恋人を造ってくれと懇願し、博士はそれを作りますが、その女の怪物は、求愛を拒否、焼身自殺してしまいます。 この物語で語られるのは、終始見た目の醜さ。 当初知的で親切な、好ましい性格だった怪物は、人々の迫害を受けてこの世を呪う悪魔に変じてしまいます。 一方、本朝では、西行法師が似たようなことをやっています。 西行法師の偽書とされる「撰集抄」に載っています。 人の姿には似侍りしかども、色も悪く、すべて心もなく無く侍りき。 声は有れど絃管声のごとし。 げにも人は心がありてこそは、声はとにもかくにもつかはるれ。 ただ声の出るべき計ごとばかりをしたれば、吹き損じたる笛のごとし。 と、自分で作った人造人間の醜さを言いたてています。 さても是をば何とかすべき。 破らんとすれば、殺業にやならん。 心のなければ、ただ草木と同じかるべし。 思へば人の姿なり。 しかし破れざらんにはと思ひて、高野...
映画

エンター・ザ・ボイド

東京を舞台にしたフランス人兄妹の自堕落な生活を描いた「エンター・ザ・ボイド」を鑑賞しました。 新宿歌舞伎町と思しき町でアパートを借り、二人で暮らすフランス人の兄と妹。 兄は麻薬の売人を、妹はナイト・クラブでストリッパーをして暮らしています。 この兄というのが、ガリガリに痩せたいかにもな麻薬中毒です。 兄と妹は幼い頃、指をナイフで切って互いの血を混ぜ、絶対に離れない、と誓い合った仲。 世界一照明が多く、幻想的だから、という理由で東京を舞台にしたらしいですが、現実の東京とはまた違った、幻想世界のとある町、といった風情です。 映像が頻繁に変わり、それは兄の麻薬による幻覚であったり、ヤク中仲間の幻覚であったりします。 麻薬取締りの際、兄は警官によって撃ち殺されてしまいます。 それでも妹と交わした誓いが忘れられず、この世に留まる兄。 そこから先は、時制も目線も、何が何やら分からない、原色の幻想世界が繰り広げられます。 ジャンキーを主人公にした映画では、英国の「トレインスポッティング」が印象に残っています。 もうぼろぼろの若者ヘロイン中毒患者が、なんとか抜け出そうとして抜け出せない、それなのに変に...
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