2011-06-08

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思想・学問

反物質(アンチ・マター)

子どもの頃、物質は全て電子・陽子・中性子の組み合わせで出来ていると教わりました。 そして、それらと逆の負荷を持った反電子・反陽子・反中性子、総称して反物質が存在する可能性がある、とも。 これら反物質を人工的に作り出すことができ、現に作ったこともあるが、物質と反物質は同時に存在することができず、両者が接触すると両者とも消滅してエネルギーに変化し、ガンマ線になって飛び散ってしまうので、作っても貯蔵が極めて難しいと言われていました。 ところが先日のニュースで、欧州原子核研究機構(CERN)は、これまで1秒も保持することのできなかった反水素原子を1000秒も保持することに成功したと発表しました。 反物質は宇宙誕生時、物質と同程度存在したと考えられていますが、現在ではほとんど存在していないことになっています。 なんで消滅してしまったのか謎で、このたびの実験成功により、水素原子と反水素原子を比較することでその謎が解明されるのではないか、と期待されているそうです。 また、反物質を大量に長時間貯蔵できれば、物質と接触させることによって莫大なエネルギーが得られるため、宇宙開発など莫大なエネルギーを必要と...
映画

ブース

緻密な構成、密室、人間心理の怪奇、様々な要素が絡まり合ったホラー・サスペンスの快作「ブース」を昨夜鑑賞しました。 深夜番組をある晩、局の都合で長いこと使われていなかったブースで放送することになります。 佐藤隆太演じる女好きのDJが番組中、新人女子アナの不用意な発言や、電話をかけてきたしつこいリスナーなどにいらつきながら、番組放送中という制約のなか、物語は進んでいきます。 謎の奇怪なラップ現象、「嘘つき」という怪しい声がどこからともなく起こり、DJはそのたびに過去のトラウマとなった出来事や、遊んで捨てた女の姿を瞬間的に思い出し、恐怖におののきます。 果たして番組は無事終了するのか、また、終了した後待っているものは何か、スリリングでテンポよく進行していきます。 どことなくヒッチコックを思い起こさせるような、上質のエンターテイメントに仕上がっています。 小品ながら、観て損はない佳作です。ブース/booth 中村義洋ポニーキャニオンヒッチコック・コレクションBOX I アルフレッド・ヒッチコックユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンヒッチコック・コレクションBOX II ロッド・テイラー,ショー...
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