2011-06-22

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思想・学問

ホルミシス効果

最近、ホルミシス効果という言葉を知りました。 それを知って不思議なような当たり前のような。 ホルミシス効果( hormesis)は、生物に対して通常有害な作用を示すものが、微量であれば逆に良い作用を示す生理的刺激作用をいい、特に自然放射線の人体への健康効果を指します。 これが大雑把な定義です。 要するに、放射能でも、微量であれば人体に害を及ぼさないばかりか、体に良い効果がある、ということらしいです。 アルコールなんかも、昔から酒は百薬の長などと言われ、少量であればかえって健康を促進することは広く知られています。 また、いわゆるワクチンと呼ばれる薬も、毒をもって毒を制すの類で、わざわざ体に有害な物質を注射することで、その有害物が大量に体内に入ってきた時に体を守ろうという発想です。 面白いのは、広島・長崎での被爆者のその後の健康調査です。 被爆時、20ミリシーベルト程度であった人は、被爆していない人よりも癌の発生率が著しく低く、長寿だというのです。 ホルミシス効果は抗癌作用が高いことが最も良く知られており、原爆といえども例外ではなかったのですね。 私の母親は長崎で4歳の時被爆していますが、...
文学

夏至

今日は夏至ですね。 一年中で一番日が長い日。 明日からはもう、少しずつ夜が長くなっていくと思うと、夏とははかないものだと感じます。 そうは言っても、本当に暑いのはこれから。 今日首都圏は最高気温が30度を超えるとか。 節電の今夏、まだ冷房は入りません。 昨年の猛暑を思うと、これからが思いやられます。 夏の楽しみといえば、ビアガーデンでしょうか。 終業後でも薄明るいなかで飲む酒は、背徳の香りがしてまた格別です。 しかしビールは腹が張るのであまり好まない私は、蒸し暑いビルの屋上で不潔でまずいつまみを肴にビールを飲むよりは、冷房の効いた室内で焼酎のロックや冷酒をやるほうを好みます。 かんがへて 飲みはじめたる一合の 二合の酒の 夏のゆふぐれ  私が敬愛する歌人、若山牧水の歌です。 夏の夕暮れ、まだ明るいうちから飲んでもいいものか、と考えながら飲み始める、という酒好きの若山牧水らしい歌です。 彼は朝と昼に2合づつ、夜に6合で毎日一升の酒をくらい、友人がくればもっと飲んだといいますから、尋常ではありません。 43歳で亡くなった原因は、酒毒であったに違いありません。 今、彼の亡くなった年齢に近づい...
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