2011-06

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社会・政治

293:100

293:100。 これ、なんの比率だと思いますか。 中国の33歳の未婚男女の比率です。 男293人に対し、女100人。 これ、何も女性がほとんど結婚してしまったから、という理由ではなく、中国の一人っ子政策が生んだ結果だそうです。 中国ではとにかく男の子を欲しがる家庭が多いため、一人しか産んじゃいけないんだったら何が何でも男の子、ということで、産み分けが盛んに行われた結果と思われます。 さらには、女の子が生まれたら届けず、戸籍がないため、教育や医療を受けられないといった問題もあるやに聞き及びます。 しかも小皇帝なんてよばれ、溺愛されて育っているから、男も女もわがままし放題。 結婚なんて面倒なことをするより親元で優雅に暮らしたい、と思うのは自然な人情でしょう。 しかし、一人っ子政策。 人口の増加を防ぎたかったのはわかりますが、産み分けという神の領域とも天の差配ともいうべき男女比が、こんなにいびつになってしまっては、将来、国家として必要な人材が不足する恐れがあります。 それにしても恐るべき男余り。 単純計算すると、一人の女が三人の男と結婚してやっとどっこいどっこいになるという、一妻多夫になっ...
映画

告白

ついこの前ロードショー公開されて大ヒットを飛ばした話題作「告白」が早くもDVD化され、早速レンタルで観ました。 一言でいえば、圧巻でした。 近来まれにみる名作です。 中学一年生、三学期の終業式。 教室で、松たか子演じる担任教師が、ある告白を始めます。 それは、プールに転落して事故死したとされた教師の4歳の娘は、このクラスの生徒二人によって殺害された、という衝撃的なものです。 教師は二人の個人名を出さず、A.Bと呼び、事件の詳細を語ります。 当然、生徒たちは誰がAで誰がBかすぐにわかってしまいます。 教師は、少年法に守られた犯人を告発する気はなく、復讐のために二人の牛乳にエイズ患者の血液を混ぜた、と言うと、クラスはパニックに陥ります。  続いて、Aの告白。 Bの告白。 Aの彼女の告白。 Bの母親の告白とあって、最後に女教師が再び告白します。 動物虐待を繰り返し、殺人願望を持った、母親に捨てられたがゆえに母親を理想化して生きるA。 青酸カリで家族全員を殺害した同世代の犯人を崇める優等生でAの理解者でもある彼女。 二人の幼い恋がサイド・エピソードとして語られますが、13歳の少年少女はあまりに...
思想・学問

反物質(アンチ・マター)

子どもの頃、物質は全て電子・陽子・中性子の組み合わせで出来ていると教わりました。 そして、それらと逆の負荷を持った反電子・反陽子・反中性子、総称して反物質が存在する可能性がある、とも。 これら反物質を人工的に作り出すことができ、現に作ったこともあるが、物質と反物質は同時に存在することができず、両者が接触すると両者とも消滅してエネルギーに変化し、ガンマ線になって飛び散ってしまうので、作っても貯蔵が極めて難しいと言われていました。 ところが先日のニュースで、欧州原子核研究機構(CERN)は、これまで1秒も保持することのできなかった反水素原子を1000秒も保持することに成功したと発表しました。 反物質は宇宙誕生時、物質と同程度存在したと考えられていますが、現在ではほとんど存在していないことになっています。 なんで消滅してしまったのか謎で、このたびの実験成功により、水素原子と反水素原子を比較することでその謎が解明されるのではないか、と期待されているそうです。 また、反物質を大量に長時間貯蔵できれば、物質と接触させることによって莫大なエネルギーが得られるため、宇宙開発など莫大なエネルギーを必要と...
映画

ブース

緻密な構成、密室、人間心理の怪奇、様々な要素が絡まり合ったホラー・サスペンスの快作「ブース」を昨夜鑑賞しました。 深夜番組をある晩、局の都合で長いこと使われていなかったブースで放送することになります。 佐藤隆太演じる女好きのDJが番組中、新人女子アナの不用意な発言や、電話をかけてきたしつこいリスナーなどにいらつきながら、番組放送中という制約のなか、物語は進んでいきます。 謎の奇怪なラップ現象、「嘘つき」という怪しい声がどこからともなく起こり、DJはそのたびに過去のトラウマとなった出来事や、遊んで捨てた女の姿を瞬間的に思い出し、恐怖におののきます。 果たして番組は無事終了するのか、また、終了した後待っているものは何か、スリリングでテンポよく進行していきます。 どことなくヒッチコックを思い起こさせるような、上質のエンターテイメントに仕上がっています。 小品ながら、観て損はない佳作です。ブース/booth 中村義洋ポニーキャニオンヒッチコック・コレクションBOX I アルフレッド・ヒッチコックユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンヒッチコック・コレクションBOX II ロッド・テイラー,ショー...
社会・政治

憲法96条

この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。  憲法96条です。 この極めて厳しい条件を付したため、日本国憲法は60年以上もの長きにわたって、一切、改正できませんでした。  法律が時代の要請に応えられなくなったとき、これを改正するのは当然のことで、それができないためにわが国政府は何度も解釈改憲を行い、どうにか時代の要請に応えてきました。  最近、社民党と共産党の議員を除く多くの国会議員が、超党派で、まずこの96条を改正しよう、という動きに出ました。 遅きに失した感は否めませんが、いずれはやらなければいけないこと。  有志議員は三分の二以上を過半数に改めようとしているようです。 私はそれに加えて、天皇は、の部分を内閣総理大臣は、もしくは衆参両院議長は、と改めるべきだと考えています。  そうでなけ...
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